9月10日に小牧球場で行われた第1試合、名市工芸−豊橋中央の観戦記です。
地区予選で星城に勝って県大会進出を決めた名市工芸、豊川を追い落として県大会を掴んだ豊橋中央。どういったチームかにも注目しながら観戦しました。

名市工芸
000000000|0 H4 E2
00200020×|4 H8 E0
豊橋中央

名市工芸
岩中−林
豊橋中央
斎藤−丸山
投手成績
名市工芸
岩中(1) 8回 114球 被安打8 四死球3 三振5 失点4
豊橋中央
斎藤(1) 9回 123球 被安打4 四球2 三振7 失点0

岩中投手は、夏の大会の岡崎西戦でも見ています。右のオーバーハンドでまっすぐはまぁまぁ。ステップの小さいフォームでややボールが浮く場面もありました。
豊橋中央の斉藤投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ。なかなかの体格。テイクバックの大きいフォームで、乗ってくると声がでるピッチャー。

(試合経過)
1回表、1死1塁から、3番棟方のところで、フルカウントから、ランナーがスタートした際に投球動作を止めようとしてボールを後ろに投げた形で、最初はボールで四球と思いランナーを出るも、結局ボークの判定で1死2塁、フルカウントからのやり直し、結局ショートゴロに。ランナー3塁に進むも4番が倒れ0点。
3回表、1死2塁から1番勝もヒットで1死1,3塁。2番亀井の打席でバントの空振りもあり、2,3塁で三振に。3番も倒れ0点。
3回裏、1死満塁から2番永田が四球を選び、押し出し。さらに3番安藤の犠牲フライで加点。豊橋中央が先制。2−0
7回裏、1死1、3塁からスクイズ成功。ピッチャーが処理のもたつき1塁もセーフ。2番が送って2死2、3塁から3番安藤がタイムリー。4−0
市工芸は4回以降、2死からのランナーしか出せず、反撃ならず。そのまま豊橋中央が勝ちました。
結果的には3回の表裏の攻防で試合が決まりました。
市工芸は1死1,3塁で2番亀井のところでセーフティスクイズを仕掛けるも空振り(この投球の間に2盗)。1死2,3塁で三振とピッチャーゴロ。
豊橋中央は1死から連打と牽制エラーで2,3塁。ここで連続四球で押し出し。犠牲フライ。結局タイムリーなしで2点。

この差が勝敗になったと思います。

7回のスクイズの際にミスもあってタイムリーまでつなげてしまうなど、市工芸のがミスが多い形になりました。野球はミスが出た方が負けるゲームですね。

豊橋中央の斉藤君は8回の三者三振を含みしり上がりの投球が光りました。あと、9番の杉田君が3の3でラッキーボーイとなりました。うち2回得点につながりましたしね。

愛知啓成にどこまで食い下がれるか、注目です。