5月3日に愛工大で行われた愛知大−名城大の観戦記です。
今年から1校のみの入替戦になったので、勝ち点を2にすれば、入替戦回避の可能性が高くなる大事な一戦。
ガチンコ勝負に期待して観戦しました。

愛知大
011200000|4 H11 E2
000000203|5 H10 E1
名城大

愛知大
永田−松本
名城大
下平、水谷拓−芳川
投手成績
愛知大
永田 8回2/3 130球 被安打10 四球1 三振7 失点5
名城大
下平 3回2/3 67球 被安打8 四球1 三振1 失点4
水谷拓 5回1/3 60球 被安打3 死球1 三振0 失点0
永田投手は右のオーバーハンド。コントロールが良く、圧倒的なスピードはないですが、安定感があります。終盤は疲れが出ていました。
下平君は東邦出身の3年生。東邦時代に見て以来ですね。左のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ速い。
水谷拓投手は豊川出身の2年生。こちらも豊川時代に見ています。スリークォーター。少し腕の角度が変わります。

(試合経過)
2回表、1死から連打で1、2塁とし、7番知原がセンターへタイムリー。愛大が先制。
3回表、2死1、3塁から5番増田がタイムリー。2−0
4回表、1死1、3塁からピッチャーゴロを弾いて1塁はアウトも3塁ランナーホームイン。更に2死1、3塁から3番奥村がタイムリー。ここでピッチャー交代、水谷拓。4番を抑えますが4−0とリードを広げます。
7回裏、2死2塁から6番角谷がセンターオーバータイムリー3ベース。7番小泉もタイムリー2ベースで続き、4−2
9回裏、1死から3連打で満塁に。8番西田のライト前への詰まった飛球。懸命に前進も落ちてそれを少し逸らして記録2点タイムリー2ベース。2死後1番天野がサヨナラタイムリー。名城大が逆転勝利で貴重な勝ち点を上げました。
愛大からすると勝てる試合を落としました。
結局、信頼できるピッチャーが現状永田君しかいないのが、最後の最後に響いた、そんな感じです。替えるピッチャーがいないわけですし。
2回戦で先発した伊佐治君がどういう状態なのかな?無理はいけませんが、本格復帰を期待したいですね。
打線はまぁまぁ活発ですから、どこまで永田君を助けられるか。愛工大戦は大事な一戦になりそうです。

名城大は水谷拓君が試合を壊さなかったのが大きかった。それが終盤の逆転につながったんですよね。丁寧な投球が光りました。
終盤の連打は見事。途中出場の角谷、小泉の2人が試合の終盤に得点につなげました。

ただ、個人的には残念なプレーが。2塁ランナーがバッターにコースを教えることをしていたんですよね・・・。パンフレットを見たら、禁止ってはっきり書いてあったし・・・。全員がやっていたわけではないですが、すごく残念でした。