4月24日に熱田球場で行われた第2試合、成章−東邦の観戦記です。
東邦は一度見ていますので、東邦の投手陣から成章が何点奪えるか。成章の今年の投手陣はどんな感じか?に注目して観戦しました。

成章
0200030|5 H7 E0
0250302|12 H14 E3
東邦

成章
原田、田中−中村
東邦
藤田、渡邊−飯田
投手成績
成章
原田(1)3回 65球 被安打8 四球2 三振0 失点7
田中(20)3回2/3 90球 被安打6 四球3 三振1 失点5
東邦
藤田(1)5回1/3 77球 被安打7 四死球4 三振2 失点5
渡邊(11)1回2/3 18球 被安打0 四球0 三振0 失点0
成章の原田君は右のオーバーハンド。やや立ち投げでテイクバック小さい。まっすぐはそこそこ。狙いすぎてカウントを苦しくするケースが多かった。
田中君は右のオーバーハンド。かなり小さいピッチャー。まっすぐはまずまず。
東邦の藤田君は右のオーバーハンド。まっすぐはなかなか。突然悪くなるケースがある。
渡邊君は左のアンダーハンド。ゴロを打たせていました。確実に一回りは抑えられるタイプ。

(試合経過)
2回表、1死2塁から7番原がセンターオーバータイムリー2ベース。中継乱れる間に3塁へ。四球で1死1、3塁となり、9番中村の初球にセーフティスクイズを成功させ成章が2点を先制。
2回裏、四球とややライトの目測誤りが2ベースとなり、無死2、3塁。6番林が犠牲フライ。更に1死3塁から7番里園がタイムリー。2−2。尚も8番山田のヒットで1,2塁になるも、ランナーが飛び出してアウトになりこの回は同点止まり。
3回裏、2死2塁から4番飯田がライトへタイムリー。東邦が勝ち越し。更に四球、ヒットで2死満塁となり、7番里園が2点タイムリー。8番山田もレフトオーバー2点タイムリー2ベース。自身は3塁狙ってアウトになるも、この回5点をあげ7−2
5回裏、1死から4番飯田がレフトスタンドへホームラン。1死2、3塁から7番里園が2点タイムリー2ベース。10−2
6回表、無死1、3塁から5番戸田がタイムリー。6番田中が2点タイムリー2ベース。さらに1死後エラーと四球で1死満塁となったところでピッチャー交代、渡邊。ここで渡邊が内野ゴロ2つでピンチを脱します。10−5
7回裏、1死1,2塁からランナーが飛び出すも、3塁へ送球し、タッチが甘くセーフになり2、3塁。ここで里園が犠牲フライ。さらに連続四球で2死満塁となり1番鈴木がタイムリーでコールド成立。東邦が勝ちました。
成章の投手陣に注目しましたが、ここ何年か、毎年好投手がいましたが、今年はちょっと落ちる印象です。
ただ、失点の際、カウントを悪くしたり、四球でピンチを広げたりがやはりあったので、自分で苦しくする要因というのをなくしたいところ。また、ランナーが飛び出しているのにタッチが甘かったり、判断が悪くて生かしてしまうことがあったのはもったいない。記録上は失策0でも、成章らしからぬプレーと思いますので、改善していってほしいですね。
打つ方はチャンスのイニングを確実に活かした印象。積極的に打っていくのはいいと思います。今年のチームは点をとってカバーするしかないと思いますし。東邦から5点取ったのは自信にしたいところですね。

東邦は、結果12点を取ってコールドにしましたが、印象的にはもたついた感じ。打つ方も圧倒的な打力という感じではないし・・・。
ミスも多かったし、エラーも3つはちょっと多い。投手力もやや不安ですね。
渡邊君は、変則ですので、目が慣れるまではある程度計算できる感じがあります。それ以外の投手でどこまで試合が作れるかが鍵となりそうです。
里園君が全打席で打点を上げる6打点の活躍。前回の2番から7番に替わってましたが、この方がつながる印象もありますね。守備もいいし東邦のキープレイヤーだと思います。これからも注目です。