3月31日に一宮球場で行われた第3試合、佐織工−一宮工の観戦記です。
かつては尾張の公立では1,2を争う学校だった佐織工。ここ何年か低迷していましたが、久々に2次に進出。どんな感じなのかを注目して観戦しました。(この試合も場内アナウンス無しですので、背番号、打順のみでの観戦記になります)

佐織工
000000000|0 H6 E3
02000200X|4 H9 E0
一宮工

投手成績
佐織工
(1)8回 122球 被安打9 四死球3 三振3 失点4
一宮工
(10)9回 113球 被安打6 四死球8 三振2 失点0
佐織工のエースは右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ。
一宮工の10番は右のオーバーハンド。なかなかの長身。まっすぐはまずまず。

(試合経過)
1回裏、四球とエラーで1死2,3塁のチャンスを作るも4番5番倒れ0点。
2回表、佐織工はヒットと四球2つで1死満塁と先制のチャンスも、9番1番が倒れ先制ならず。
2回裏、2死無走者から、サードが少し弾いての内野安打とエラーで1、2塁となり、1番がライト線へ落としタイムリー。返球乱れる間にもう1人ホームイン。2−0
4回裏、1死1塁から1番がセンター左へ大きな当たり、やや打球を見失い2ベースに。1塁ランナーホーム狙うも、その後のカバーが良くホームタッチアウト。次打者三振でピンチをしのぎます。
6回裏、2死3塁から9番が左中間を破るタイムリー3ベース。1番もタイムリーで続き、4−0とリードを広げます。
7回表、1死から3連続四球で満塁。3番の当たりはショート横へのライナーでしたが、ショートが飛びついて好捕。ランナー戻れずゲッツーに。
8回、9回も佐織工はランナー出すもゲッツーを食らい、勝負あり。
一宮工が県大会進出を決めました。
佐織工はアンラッキーもありましたが、先制を許した2回は守備のちょっとした乱れから。攻撃でも四死球8つもらって無得点は厳しいです。
力の差はそんなになかったように思います。当たり前ですけど、ミスを減らすことですね。いいプレーもありましたし。
監督から厳しい声も飛んでましたが、以前ほどではなかったかな?
夏に向けてレベルUPを図ってほしいですね。

一宮工は2回に2番の子が顔に死球を受けて、救急車で運ばれるアクシデント。でもその後も粘り強く踏ん張っていました。
エースを見ていないので分かりませんが、県大会でも少ないチャンスを活かす。ミスを減らして戦うのが基本になると思うので、頑張ってほしいです。