9月18日に小牧球場で行われた第2試合、誉−大同大大同の観戦記です。
今年の春にベスト4と躍進し、シードを取った誉。秋も尾張で2位となり、シードを取っていたため、誉のが強いかな?と思ったのですが、大同大大同も地力のある高校で競った試合となりました。


000100000|1 H6 E1
10000002X|3 H12 E0
大同大大同


若杉翔、奥村−若杉省
大同大大同
鈴木−坊野

投手成績

若杉翔(10)3回 39球 被安打3 四球1 三振0 失点1
奥村(1)5回 85球 被安打9 四球1 三振1 失点2
大同大大同
鈴木(1)9回 129球 被安打6 四死球3 三振8 失点1

誉の若杉翔君は右のサイドハンド。腕を押し出すような投げ方。大きい体を活かせてないかな?球威がもっとほしい。
奥村君は左のオーバーハンド。安定感のあるサウスポー。まっすぐはそこそこ。打たせて取るピッチャー。コントロールはいい。
大同大大同の鈴木君は右のサイドハンド。まっすぐはそこそこ速い。右バッターには外の出し入れがうまい。まだ1年生ということで先が楽しみ。

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番杉村がライトへタイムリー。大同が先制。1−0
4回表、2死3塁から8番柴田が左中間破るタイムリー3ベース。1−1。尚もチャンスで代打奥村を送りますが打てず。そのままマウンドへ上がりました。
5回裏に、1死1,3塁、2死満塁まで攻めますが、0点。
6回、7回とチャンスを活かせない大同。誉も7回に先頭の柴田が2ベースも送りバント失敗もあって得点できず。
8回裏、2死2塁から7番加藤がセンターへヒット。少しもたついた分ホーム間に合わず。タイムリーで勝ち越し。更に8番坊野がライトオーバータイムリー2ベース。3−1と大同が勝ち越し。
大同が勝って3回戦進出です。
誉は全体的に大同大大同の鈴木君を捉えられませんでした。前に見た時に活躍した比嘉君がこの日は1番のノーヒット。勢いがなかなか出ませんでした。
こういう競った試合を拾えるようになっていくとチーム力が上がっていくと思います。

大同大大同は8回に先頭の4番杉村運がヒットで出たところで、代走を送るギャンブル。これが成功しました。あのままランナー替えてなかったら、ホームでアウトだったでしょうし・・・。延長になったら苦しくなるところで良く選手が応えました。
1番川端君は俊足で3安打と活躍。ピッチャーの鈴木君も力があるし、この先も楽しみです。