7月28日に岡崎球場で行われた準決勝第2試合、栄徳−愛知啓成の観戦記です。
実際に球場で見ていたのは4回まで、その後はラジオなんかで聴きながらの観戦でした。

栄徳
101000000|2
30020000X|5
愛知啓成

栄徳
角岡(10)、秋山(11)−大河内
愛知啓成
河野(9)、児玉(11)、中川−坂

栄徳の角岡君は2年生。右オーバーハンドでややトルネード。MAXは134kを記録。
河野君は右のスリークォーター。MAXは138k。ちょっと荒れていました。

(試合経過)
1回表、1死1,2塁から4番河野がタイムリー。栄徳が先制。
1回裏、2死2塁で4番中川の当たりを1塁がジャックルしてエラー。2死1,3塁から5番野崎が3塁線を破りタイムリー2ベース。さらに6番坂の当たりはセンターへのフライ。これが風に戻されてセンターが追い付けず結果2点タイムリーとなり啓成が逆転に成功。
2回表、四球とバント処理のエラーで無死1,2塁となったところでピッチャーを児玉にスイッチ。ここで8番角岡のバントを3塁で封殺し、9番大河内のセンター右への飛球を啓成のセンター大西がファインプレーでキャッチ。ランナーはヒットと思って飛び出しており、ダブルプレー。栄徳はチャンスを逃します。
3回表、1死から3連打で1点を返し、3−2。ここで啓成は中川を投入。後続を断ち貫禄を見せます。
4回裏、1死1塁から、ライトへのフライを転んだことでタイムリー2ベースに。さらに1,2塁から2番大西がタイムリー。ここで栄徳は秋山にスイッチし、秋山が後続を断ちます。
ここで球場を後にしました。
この後、お互いの左腕が譲らず。膠着状態になり、結局啓成が逃げ切り。2年ぶりの決勝進出を決めました。
初回啓成は先制されましたが、ややラッキーな形でしたが、ひっくり返したのは大きかったですね。
勝敗を分けたのは守備。1回のフライに追い付けなかった栄徳と2回にファインプレーでピンチを防いだ啓成。
これが結果的に最後まで勝敗を分けた形になりました。

啓成としても中川君をもう少し温存したかったでしょうけど、仕方ないですね。再登板に備えて児玉君も河野君も残しましたが、追加点が取れなかったし。

中川君はさすがです。もう少し余力を残したかったですけど、どっちにしても疲れはあったでしょうから仕方ないですね。

栄徳の角岡君はノックアウトされた感じではなかったですけど、踏ん張りきれませんでした。新聞にもありましたが、秋山君の投球に感じるものがあったようですから、秋からに注目します。