4月1日に春日井球場で行われた第1試合、至学館−星城の観戦記です。
どちらも秋に見ていますがそれ以来の観戦。現在のチーム力がどう伸びたかに注目して観戦しました。

至学館
000001200|3 H9 E0
100000003|4 H7 E2
星城

至学館
桐林、加藤−兼光
星城
山本−池田

投手成績
至学館
桐林(1)2回1/3 44球 被安打2 四球2 三振3 失点1
加藤 6回1/3 101球 被安打5 四球5 三振3 失点3
星城
山本(1)9回 108球 被安打9 四死球5 三振2 失点3

至学館の桐林君は、旧チームからの主戦。右のサイドハンドでかなり3塁側にクロスする投げ方。まっすぐはまずまず。ちょっとコントロールに苦しんだ感じです。
加藤君は右のオーバーハンド。やや小柄。まっすぐは結構速い。力はあります。ピンチに強いタイプではなさそう。
山本君は右のスリークォーター。まっすぐはまずまず。低めを突いてゴロを打たせるタイプ。

(試合経過)
1回裏、1死1,2塁のチャンスで2塁ランナーが牽制でアウトに。チャンスがしぼんだ形でしたが、2死1塁から4番池田がタイムリー2ベース。星城が先制。
3回裏、1死1塁でピッチャー交代、加藤。後続を抑えます。
6回表、1死1、3塁から5番岩井がセーフティスクイズ。絶妙な位置に転がしタイムリー内野安打。同点にします。尚も2死1,2塁から7番兼光がヒットもホームを狙って余裕を持ってタッチアウトに。同点どまりとなります。
7回表、1死2塁から1番村上の初球にラン&ヒット。見事に決まってタイムリー。更に2死3塁から3番中野の当たりはドン詰まりのショートへの当たり。これがタイムリー内野安打となり3−1。
6回から8回まで、得点圏に進めながら得点できなかった星城は、9回裏、2死2、3塁から1番澤野がセンターへタイムリー。2番古屋もタイムリーを放ち同点に。3番深谷が右中間を破り逆転サヨナラ。星城が勝ちました。

至学館は秋の県大会では必要以上にバントで揺さぶる姿勢が気になりましたが、この日はそういう姿勢は見えず。エンドランやスクイズなど多彩な攻めを見せていました。桐林君を早々に下したのは気になりますが、県大会ではやはり桐林君の力は必要だと思いますので、頑張ってほしいですね。シードが当面の目標になると思います。

星城は土壇場の集中打は見事でした。地力は高いので、力を発揮すれば上位進出も可能だと思います。野球の内容は割とオーソドックス。ミスを減らして、ピッチャーを盛りたてていきたいところですね。