３月３１日に一宮球場で行われた第１試合、誠信−一宮興道の観戦記です。
どちらも秋は県大会に進んだチーム同士。好ゲームを期待しての観戦でした。

誠信
００３１０００１１｜６　H１０　E０
００００００００２｜２　H６　E１
一宮興道

誠信
田代−滝沢
一宮興道
中村−野田

投手成績
誠信
田代(1)９回　１１０球　被安打６　四球２　三振１３　失点２
一宮興道
中村(11)９回　１２８球　被安打１０　四球２　三振３　失点６

田代君は右のサイドハンド。秋にも見ていますが、球威がかなり増していました。スライダーも良く切れるし、安定感もある。いいピッチャーです。
一宮興道の中村君は右のスリークォーター。まっすぐはぼちぼちですが、インコースを巧く使った投球を見せていました。

（試合経過）
１回、２回はお互いに３人ずつ。
３回表、１死から８番森が高めのまっすぐを叩いてレフトへソロホームラン。１死２、３塁から２番今枝が鮮やかな２ランスクイズを決め誠信が３点先制。
３回裏、一宮興道は初めてのチャンス、２死２塁から１番山崎がレフトへヒットを放つもホームを狙ってタッチアウト。
４回表、１死満塁から９番高間が犠牲フライ。４−０
６回裏、１死から１番山崎が３ベースも後続が倒れ０点。
８回表、無死１、３塁から６番田代が犠牲フライ。５−０
９回表、２死２塁から３番滝沢がタイムリー。６−０
９回裏、２死満塁から１２番がセカンド後方に落とす２点タイムリーも反撃はここまで。６−２で誠信が逃げ切りました。

誠信、一宮興道共に、秋に見てなかなかいいチームと感じた同士でしたので、楽しみにしていました。
一宮興道はエースの柏谷君が登板せず。それでも控えの中村君が内外を丁寧につく懸命なピッチングで試合を作っていました。守備も堅実に守っていました。
打線は誠信のエース田代君に力負けですが、最後に２得点したのは収穫。夏が楽しみです。

誠信は、田代君の球威が増していたのが驚きました。体格は決して大きくはないですが、サイドから速い球と大きく曲がるスライダーをビシビシ投げ込んできます。十分一線級のチームでも通用すると思いますので、春、夏と楽しみですね。
打線もムラが少ないですし、確実に点を重ねて優位に試合を運びたいところです。