１１月１８日に行われた、明治神宮大会大学の部、準決勝第２試合、早稲田大−東北福祉大のＴＶ観戦記です。

早稲田大
００００００００００｜０
０００００００００1X｜１
東北福祉大
（延長１０回）
早稲田大
斉藤佑、大石−細山田
東北福祉大
中根、森山−井上

早稲田の先発はご存知斉藤佑樹。２年生。初戦に続いての登板になります。ＭＡＸ１４５ｋ。フォーク、スライダー。ピッチングの組み立てがうまいですね。的を絞らせない。牽制がうまい。
大石君は２年生右腕。オーバーハンド。早稲田のクローザーですね。ＭＡＸ１４６ｋ。スライダー。
東北福祉大の先発の中根投手は１年生。仙台育英出身。ヤクルトの佐藤投手と同期。右オーバーハンド。スライダー、カーブ。ＭＡＸ１４５ｋ。ノビのあるまっすぐを投げます。
２番手の森山君は１回戦の佛教大に続いての登板。２年生左腕。カーブ、スライダー。ＭＡＸ１３５ｋ。

（試合経過）
２回までお互いに３人ずつ。
３回表、先頭に四球を出し両チームを通じて初ランナー。８番松永がバスターを決められず内野フライ。９番斉藤がバントを決めて、２塁に進めるも、上本が倒れ無得点。
４回表も先頭に四球。しかし、３番松本がバントを決められず打って出てセンターフライ。４番原が初ヒットで１死１,２塁。宇高が三振。代打生島が四球で満塁。７番泉はカウント２−３から、セカンドにライナー。一瞬セカンドはじくも落ち着いて１塁に投げ、三者残塁となります。
４回裏、１死から２番坂下のポテンヒットが初ヒット。しかし執拗な牽制で刺してアウトに。しかし結局ストレートの四球を出し、盗塁で２塁へ。しかし４番高橋が倒れ無得点。
６回表、先頭バッターに四球を与えたところでピッチャー交代、森山。３番松本がヒットで繋ぎ１,２塁。しかし４番原にまっすぐをつまらせサードゴロゲッツーに打ち取ります。四球を挟んで小島を打ち取り無得点に。
８回表、先頭の上本が２ベース。送って１死３塁。しかし松本が三振。原がショートゴロで得点出来ず。
８回裏、先頭の井上がチーム２本目のヒットで出塁。送って１死２塁。７番岡がヒットで２塁ランナーは３塁ストップ。８番谷が三振。９番森山の当たりをショートファインプレーで得点を許さず。
９回裏、ピッチャーを大石に交代。替わったこの回は三者三振。
１０回表、１死ヒットと四球でチャンスを作るも、後続が倒れ無得点。
１０回裏、先頭の内野フライをショートが取れず（記録２ベース）。無死２塁で東北福祉大もバントをファールにするなど決められなかったが、暴投が出て３塁に。三振で１死後、６番舟田がスリーバントスクイズを決めてサヨナラ。東北福祉大が決勝へ駒を進めました。

お互い固い守備を見せて、締まったゲームでした。ただ、最後はミスが２つ重なりました。やはり勝負はミスが分けますね。
早稲田のキャッチャーの細山田君がいまいちでした。最後も１バウンドなので仕方ないんですけどね。ファンブルがなければ・・・。