佐賀北5−4広陵

ありえない、すさまじい、すばらしい試合でした。

どんな形容詞でも当てはまりそうな試合でした。

しかし、あそこで満塁ホームランとは・・・。佐賀県勢が優勝するときは、出るんですね。四球で満塁になった時点で流れが来た、とは思いましたが。押し出しの時点でも、逆転ホームランは予測できませんでした。

ただ、とにかく佐賀北の粘り、守りがすばらしかった。それが、あの逆転劇を産んだと思いますから。もっと点を取っていておかしくなかったが、広陵の拙攻というよりは、佐賀北の踏ん張りと感じましたからね。

開幕試合を見たときに、そんなにレベルが高い試合とは思いませんでした。それが、こんなチームになるとは・・・。甲子園で成長するというのをここまで見せられたのは、最近では一番です。始めてかもしれません。

最近、甲子園に対して、感動を覚えなくなってきた自分に甲子園の魅力を思い出させてくれた今大会の代表校すべてに、ありがとうと言いたいです。

すばらしい大会だったと思います。