東海対決実現、いざリベンジマッチへ

帝京
２０１０００１００|４
４００１００００×|５
大垣日大

いやーよく最後森田が踏ん張りました。相手が垣ヶ原に代わって手も足も出なくなった時点で、逃げ切るしか勝ち目はないと思いましたが、帝京相手に、今日の森田が踏ん張れるとはどうしても思えなくて・・・。でも、このピッチャーも気持ちの強いピッチャーですね。よく最後まで投げきりました。
疲れからストレートがシュート回転していて、左に特に投げにくそうにしていました。東海大会での直接対決でも７四死球と見られた上に崩されただけに、決勝戦は森田の制球が鍵となりそうです。

さて東海地区同士の決勝戦。
条件は圧倒的に常葉菊川のがいい。日程的にもそうですし、結果的に準決勝は田中を休め、戸狩に投げさせ、使える目処がたった。田中も決勝に投げる気まんまんでしょうし。一方の大垣日大は森田一人でここまできて、決勝も森田次第。その森田は１回戦−中１日−２回戦−中一日−準々決勝−準決勝−決勝（３連投）となる。はっきり言って条件は不利。
ただ決勝戦は不思議なもので、圧倒的に不利と思われた側が圧勝したりするケースも見受けられます。思えば去年の夏の決勝もやる前は、駒大苫小牧が条件は有利と言われていました。
常葉菊川にとっては、今大会初めて受けて立つ相手というのが気になります。今までどおりの戦いが出来るのか。また大垣日大はリベンジに燃えていると思いますので、それが出来るのか。また、やや左腕攻略に不安がある大垣日大がどういう攻めを見せるか、この辺りが見所ですね。

ぶっちゃけどっちが勝っても同じ地区が優勝ということで、緊張感は無いのですが（笑）、この大会の戦いを見ると、常葉菊川が勝つべきかな？と思っています。実際に２度秋に見ているというのもあるし。
ただ、なんにしても、阪口さんが言われた、決勝戦らしい好ゲームを期待したいです。