愛三河001000100|2
成 章000000000|0

三 松下龍 9回122球被安打5四死球3三振4失点0
成 大西 9回115球被安打2四死球4三振8失点2

名前がアナウンスのみなので漢字など違うかもしれません。ご了承ください。

三河、成章、どちらもエースナンバーの先発。三河の松下君は右のオーバーハンド。なかなかまっすぐに力があり、ブレーキのきいたカーブを投げるピッチャー。成章の大西君は左のオーバーハンド。あまり上背はないし、まっすぐもびっくりするほどの速さはないものの、コーナーに投げ分けつつ、切れのある球で三振も取れる、なかなかいいピッチャーです。

序盤は成章ペース。1,2回と先頭バッターをヒットで出すもののあと一本が出ず。チャンスを逃す。
すると3回、三河が四死球で1死1,2塁としたところで2番平井が絶妙のプッシュバント。これがセカンドの悪送球を誘い三河が先制します。
4回以降は投手戦。成章の大西、三河の松下、両投手が持ち味を発揮します。
試合は終盤7回。成章はエラーで崩れます。先頭バッターのあたりをショートが悪送球。内野ゴロで1死2塁にしたあと、またもショートへのあたりで若干イレギュラーもあったもののはじきエラー。盗塁で1死2,3塁の場面で、スクイズ警戒ではずしたボールを今度はキャッチャーがパスボール。ミスのオンパレードでミスミス相手に2点目を献上してしまいました。

成章も7回、9回に2人ずつランナーを送るものの後一本がでず。2−0で愛産大三河が完封勝ちを収めました。

成章の敗因はエラー。得点シーンはすべてエラーがらみですし、結局、パスボールも含めてエラーが6つ。これでは勝てません。ピッチャーの大西君は三河打線を2安打に抑える好投だっただけにもったいない試合でした。

愛産大三河とすれば、少し打線が心配。いい当たりというのは実質1本だけ。次の豊田大谷とは同地区で対戦もあるでしょうから、こういう展開にはならないと思いますが、勝ち上がるには打線の奮起が必要でしょう。ただ、愛産大三河はノーエラー。これが勝利に結びつきました。次の豊田大谷戦も楽しみです。