岐阜城北000010003|4
三   重000000000|0

城北 尾藤−水川
三重 梅村−鵡川

どちらもエースナンバーである、尾藤、梅村の両先発で始まりました。
先行の城北は、初回、2番青山の2ベースでチャンスを作るが、3,4番が凡退し無得点。対する三重も初回2アウトからヒットを放つも後続倒れ0点に終わります。心配していた梅村のコントロールですが、四球を出さないし、連打も許さず、今日は調子がかなり良いようです。対する城北の尾藤ですが2回に1アウトから連打を許したものの、後続を二者連続三振、力をみせつけます。中日スポーツの今朝の記事のあおりどおり、好投手同士の投手戦が展開されます。
試合が動いたのは5回表、2アウトから、城北がヒットでランナーを出すと、1番の鈴木が、左中間にフラフラっとしたあたり、これが、レフトセンターショートの間に落ちる幸運なヒット、飛び込んだレフトのグラブをはじく間にスタートを切っていたランナーが長躯ホームイン。城北が貴重な先制点をあげます。
3回から6回は、三重は尾藤の前にノーヒット。なんとか好投を続ける梅村に応えたい三重打線でしたが、7回、8回にチャンスを作ったものの後一本がでず無得点。9回の表に2アウトランナー無しから、ちょっと緩慢なプレーもあり、4連打で3点。これで勝負あり。尾藤は、149球を投げ、7安打1四球で完封を飾りました。
対する梅村も143球、最終回に崩れたものの、そこまで四死球2のナイスピッチング。締まった投手戦でした。梅村は2つのイニングとも2アウトランナー無しからの失点だったことが悔やまれます。
岐阜城北の尾藤は評判通りのピッチング。序盤は球が上ずってましたが、中盤以降は見事なピッチング。終盤ややつかれが見えましたが、ピンチでも落ち着いていました。無駄なフォアを出さないのが強みです。全国にでても遜色ないピッチャーだと思います。