コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

日大国際関係学部−朝日大 観戦記(2025年東海地区大学野球代表決定戦)

5月24日にぎふしん長良川球場で行われた第2試合、日大国際関係学部−朝日大の観戦記です。
朝日大は後がない中での試合。日大国際が地力がありそうでしたので、どんな試合をするか注目して観戦しました。

日大国際
0210203│8 H13 E0
0100000│1 H3 E1
朝日大
(7回コールド)

日大国際
竹内(19)−土橋

朝日大
下里(19)、清水(12)、比嘉(16)、高橋(18)、近藤(14)−坂田

投手成績
日大国際
竹内 7回 104球 被安打3 四死球2 三振5 失点1

朝日大
下里 3回2/3 89球 被安打6 四死球3 三振1 失点3(自責点2)
清水 2/3 21球 被安打3 四球0 三振0 失点2
比嘉 1/3 10球 被安打1 四球0 三振1 失点0
高橋 1回1/3 42球 被安打2 四球2 三振1 失点2
近藤 1回 21球 被安打1 四球1 三振1 失点1

日大国際
8石川(9) 9大豆生田(34)D木嶋(16) 2土橋(27) 3梶山(6) 5水野(10) 4小西(7) 6番場(8) 7岩田(28)
朝日大
9片野(1)→7 7佐藤大(24)→H徳原(39)→R藤田(33)→9 8野田(10) D江口(9) 2坂田(22) 5廣瀬(6) 3二村(8)→3高井(25) 4太田(4)→4田中(2) 6伊藤健(7)

(試合経過)
2回表、無死1,2塁から8番番場の2ゴロ内野安打にエラーが重なって1点。1死1,3塁から1番石川がタイムリー。日大国際が2点を先制。2−0
2回裏、2死3塁から7番二村がタイムリー。2−1
3回表、2死2塁から7番小西がタイムリー3ベース。3−1
4回表、2死1塁でピッチャー交代、清水。
5回表、1死3塁から7番小西がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、比嘉。2死3塁から9番岩田がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、高橋。5−1
7回表、無死1,2塁でピッチャー交代、近藤。1死満塁からワイルドピッチで1点。1死2,3塁から1番石川が2点タイムリー。8−1
日大国際が7回コールドで快勝。

総評

日大国際は2回表に相手のミスと1番石川選手のタイムリーで2点を先制。3回、5回には小西選手のタイムリーの長打が出て加点し試合を優位に進めます。
先発は1年生の竹内投手が登板。リーグ戦では1度リリーフで投げただけで、そこからの大抜擢でしたが、その期待に応えて好投。3回以降はヒットを1本に抑えて危なげない投球を披露しました。140km/h台のまっすぐを投げていましたし、元々高校時代から評判でプロ志望届も出した投手とのこと。この先も注目していきたいですね。
日大国際は打線が活発で7回までで13安打。朝日大の投手陣をしっかりと攻略しました。
林投手を温存できたのも大きいですね。
朝日大は川渕投手、下里投手というリーグ戦で踏ん張ってきた先発が踏ん張れなかった時点でどうしようもなくなってしまいましたね。しかも2回にタイムリーを打った二村選手がその後守備でアクシデントがあったのか交代。リーグ戦で勝ち抜いた力を出せないまま終わってしまいました。
チームとしての経験不足も響いた印象。この悔しさをばねにしてここから取り組んでほしいですね。

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25日試合結果

春季東海大会
豊川17−7桐陽(7回コールド)
東邦4−5X岐阜城北

豊川が準決勝進出を決めました。

全三河大会
豊橋西2X−1西尾東
時習館4−2愛産大三河

全尾張大会
愛知啓成6−7誠信
大府5−4日風大付

皇學館大−朝日大 観戦記(2025年東海地区大学野球代表決定戦)

5月24日にぎふしん長良川球場で行われた第1試合、皇學館大−朝日大の観戦記です。
朝日大は今大会に出るのが久々。その経験値の無さがどうでるか注目して観戦しました。

皇学館大
01020232│10 H12 E1
00110000│2 H4 E0
朝日大
(8回コールド)

皇学館大
若松(21)、箕浦(20)−川合
朝日大
川渕(15)、駒井(17)、清水(12)、桂川(20)−坂田

投手成績
皇学館大
若松 6回 88球 被安打3 四死球5 三振6 失点2(自責点1)
箕浦 2回 28球 被安打2 四球0 三振4 失点0

朝日大
川渕 5回2/3 99球 被安打7 四球2 三振5 失点5
駒井 2/3 22球 被安打3 死球1 三振1 失点3
清水 1回 8球 被安打0 四球0 三振1 失点0
桂川 2/3 26球 被安打2 四球1 三振1 失点2

(出場選手)
皇学館大
8若林(7) 6村田(1) 7濱野(8)→H内田(26)→7伊藤(18) 2川合(10) 9赤田(29) 4池田(2) 5松尾(3) 3田邉(6) D田尻(28)→H信國(5)→D→R西川(27)
朝日大
9片野(1) D江口(9)→R藤田(33) 8野田(10) 2坂田(22) 5廣瀬(6) 3二村(8) 4太田(4) 7佐藤大(24)→H徳原(39) 6伊藤健(7)→H栗田(38)

(試合経過)
2回表、2死2塁から8番田邉がタイムリー。皇学館大が先制。1−0
3回裏、2死2塁から1番片野がタイムリー。1−1
4回表、2死1,2塁から8番田邉がタイムリー。さらにパスボールで1点。皇学館大が勝ち越し。3−1
4回裏、2死3塁からタイムリーエラーで1点。3−2
6回表、2死1,2塁から8番田邉が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、駒井。5−2
7回表、1死1,2塁から4番川合がタイムリー2ベース。5番赤田がタイムリー。ここでピッチャー交代、清水。1死1,3塁から6番池田が犠牲フライ。8−2
7回裏、ピッチャー交代、箕浦。
8回表、1死でピッチャー交代、桂川。1死1塁から1番若林がタイムリー2ベース。2番村田がタイムリー。10−2
皇学館大が8回コールドで快勝しました。

総評

朝日大は5回までは2−3と1点差。そんなに力の差があったわけではないのですが、結果的には皇学館大の田邉選手1人にやられた形になりました。先制点、4回表の勝ち越し点、6回表の2点タイムリー2ベース。これが全て田邉選手によるタイムリー。6回表の2点は重くのしかかる失点になり、そこからリリーフが耐え切れずに崩壊した形でした。
朝日大は4回、5回に四死球でもらったランナーを生かせず、盗塁死、けん制死で勢いを失ったのも痛かった。
皇学館大の若松投手は牽制やクイックがうまく、それを生かして最少失点で踏ん張っていったのが良かったですね。
朝日大の川渕投手はリーグ優勝の立役者でしたが、終盤は疲れが出ていたのでその影響もあったかもですね。
皇学館大は終盤に打線がつながったので、この状態を決定戦につなげたいところです。

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24日の試合結果

春季東海大会
三重3X−2聖隷クリストファー
津田学園7−4中京

2試合が中止となりました。明日へ順延となっています。

全三河大会
1回戦
西尾東4−2渥美農
刈谷工科4−6時習館(延長11回タイブレーク)
準々決勝
刈谷6−3豊橋中央
三好6−3杜若

全尾張大会
愛知啓成7−6一宮南
大府4−2誉
日福大付4−1大成
誠信9−4東海南

ブラザー工業−豊田鉄工 観戦記(2025年国スポ軟式野球愛知県大会)

5月23日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、ブラザー工業−豊田鉄工の観戦記です。
準々決勝の第1試合。ブラザー工業がどんな戦いを見せるか注目して観戦しました

ブラザー工業
0000030│3 H6 E1
0320212│10 H11 E0
豊田鉄工
(7回コールド)

ブラザー工業
佐藤(30)、吉崎(19)、越田(20)−光田
豊田鉄工
徳久(13)、井上(19)−山本

投手成績
ブラザー工業
佐藤 3回 57球 被安打5 四球1 三振0 失点5
吉崎 2回 46球 被安打3 四球3 三振1 失点2
越田 1回2/3 29球 被安打3 四死球2 三振0 失点3

豊田鉄工
徳久 5回 56球 被安打2 四球0 三振3 失点0
井上 2回 22球 被安打4 四球0 三振0 失点3

(出場選手)
ブラザー工業
4岩間(2) 5川瀬(16) 6篠田桐(13) 2光田(9) 8山田(24) 9有薗(27) D森(25) 7篠田柳(17) 3林(10)
豊田鉄工
9清水(2) 8森(51) 4桑原(3) 3名古路(5)→7 D小川(25) 6中根(4) 7田口(8)→5 2山本(22) 5安食(0)→H小島(9)→3

(試合経過)
2回裏、2死2塁から7番田口がタイムリーヒット。2死2塁から8番山本がタイムリーエンタイトル2べース。9番安食がタイムリー。豊田鉄工が3点を先制。3−0
3回裏、2死3塁から5番小川が2ランホームラン。5−0
4回裏、ピッチャー交代、吉崎。
5回裏、2死2塁から5番小川がタイムリー2ベース。6番中根がタイムリー。7−0
6回表、ピッチャー交代、井上。2死1塁から1番岩間が2ランホームラン。2番川瀬もホームランを放ち、3点を返す。7−3
6回裏、ピッチャー交代、越田。2死2塁から3番桑原がタイムリー2ベース。8−3
7回裏、2死2,3塁から9番小島の2点タイムリーでコールド成立。
10−3で豊田鉄工が快勝。

総評

ブラザー工業の先発は監督でもある佐藤投手。100km/hくらいの球にさらに遅い球を使って緩急で打ち損じを狙う投球。初回は見事にはまりましたが、2回にランナーが出ると足も絡められて連打を食らい3失点。3回には小川選手が2ランを放ち5−0として、豊田鉄工が優位に立ちました。
ただ、ブラザー工業もバッティングはかなりよくて序盤からランナーは出していましたし、6回には岩間選手、川瀬選手が連続ホームラン。一旦はコールドを回避する反撃も見せます。
ベスト8まで勝ち上がった力の一端は見ることが出来ました。
豊田鉄工は徳久投手が危なげない投球。打線は下位打線で得点を重ねました。小川選手が好調で、この試合でも長打2本で3打点。この後の試合もポイントになっていきそうです。
豊田鉄工はここまではやや組み合わせは恵まれた印象。ここから一段相手のレベルが上がるので、そこでどういう試合ができるか注目です。

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ニデックー和合病院 観戦記(2025年国スポ軟式野球愛知県大会)

5月22日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、ニデックー和合病院の観戦記です。
絶対王者だった和合病院はやや力が落ちている印象で、ニデックは今年打線が好調。注目の対戦でした。

ニデック
000102000│3 H6 E2
10001110×│4 H7 E1
和合病院

ニデック
近藤(19)、春田(16)−水谷
和合病院
南(17)、加藤(16)、下川(13)−市川

投手成績
ニデック
近藤 6回 97球 被安打5 四球5 三振2 失点3(自責点2)
春田 2回 32球 被安打2 四球0 三振3 失点1

和合病院
南 4回 80球 被安打4 四死球4 三振4 失点1
加藤 1回0/3 24球 被安打1 四球2 三振0 失点2
下川 4回 60球 被安打1 四球1 三振5 失点0

(出場選手)
ニデック
9泉(2) 4加藤(5) 2水谷(10) D濱(8) 5土井(25) 6越智(1) 8竹内(7) 7房野(6)→H杉本(12)→7 3籾山(24)
和合病院
5青木(1) 4上地(9) 2市川(10) 9前田(3)→8 3池田(5)→7 6柘植(7) D後藤(23) 7森浦(6)→9 8古賀(0)→H長峯→3

(試合経過)
1回裏、2番上地がレフトへライナーで入るソロホームラン。和合病院が先制。1−0
4回表、1死1,3塁から9番籾山が叩いて3ゴロで1点。1−1
5回表、ピッチャー交代、加藤。
5回裏、1死1,3塁から4番前田の叩きで1点。和合病院が勝ち越し。2−1
6回表、無死1,2塁でピッチャー交代、下川。1死2,3塁から2番加藤が2点タイムリー2ベース。ニデックが逆転。3−2
6回裏、1死2塁から8番森浦がタイムリー2ベース。3−3
7回裏、ピッチャー交代、春田。1死1塁から3番市川が右中間を破るタイムリー2ベース。和合病院が再び逆転。4−3
和合病院がシーソーゲームを制しました。

総評

和合病院が初回に上地選手のホームランで先制。
ニデックはそこから毎回のようにチャンスを作るもなかなか点が奪えず。それでも4回表にようやくエンドラン叩きで同点に追いつくも尚ものチャンスを生かせない。
和合病院は5回裏に叩きをしっかりと決めて勝ち越し。ニデックは6回表に2四球で出したランナーを2番の加藤選手が2点タイムリーを放ち逆転に成功。ただ、ここでも尚ものチャンスを生かせなかった。
和合病院は6回裏に8番の森浦選手、7回裏に3番市川選手にタイムリー2ベースが出て逆転。そのまま逃げ切りました。
ニデックとすれば、追加点が取れなかったために苦しくなった形。そこをしっかりと抑えた和合病院がさすがだったとも言える試合でした。
和合病院は4本の長打が全て4点に絡む内容。取るべきところで取れるのはさすがですね。
投手陣では3人目の下川投手が147km/hをマークするなど速球を武器に7回以降は三者凡退で抑え込み勝利に貢献。徐々に打線も上向いている印象で、次も強豪の小林クリエイトが相手ですがいい試合になりそうです。

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愛知学院大−中京大 3回戦 観戦記(2025年春季愛知大学リーグ)

5月20日にパロマ瑞穂野球場で行われた愛知学院大−中京大の3回戦の観戦記です。
勝った方が勝ち点5で完全優勝となる大一番。中京大はエースの高木投手が先発。愛知学院大は前日完投した岡村投手の連投というある意味奇策でぶつかりました。

愛院大
0000000011│2 H5 E4
0002000002│3 H10 E1
中京大
(延長10回タイブレーク)

愛院大
岡村(22)−小笠原
中京大
高木(10)−森瀬

投手成績
愛院大
岡村 9回1/3 138球 被安打10 四球4(4) 三振3失点 3(自責点0)

中京大
高木 10回 121球 被安打5 四球1三振 7四球 1三振 6失点。(自責点1)

(出場選手)
愛院大
8杉山(23) 6山田(7) 9福本(9)→R古川(35)→9 D森田(28) 5田中(5) 3金子(25) 2小笠原(12) 4中濱(10) 7浦川(2)
中京大
9加藤(3) 4鈴木(23) 8秋山(1) 7川瀬(5)→R成井(4) D西谷(12) 3江崎(27) 5金沢(2) 2森瀬(7) 6白井(8)

(試合経過)
3回裏、内野安打とバントヒットで無死1,2塁。2番鈴木のバントを岡村が好フィールディングで3塁アウトに。2死2,3塁から4番川瀬を敬遠で歩かせて、5番西谷勝負で遊ゴロ2塁封殺。岡村が0点でしのぎます。
4回裏、1死1,2塁から9番白井のバントで岡村が今度は悪送球。2塁ランナーが生還。中京大が先制。1−0
6回表に先頭の9番浦川がチーム初ヒットで出塁。2死2塁まで攻めるも3番福本は大きなライトフライに倒れ先制ならず。
7回裏、2死2塁で3番秋山を申告敬遠。4番川瀬が3ゴロに倒れ0点。
8回表、1死から8番中濱が両チーム初の長打となる2ベースで出塁。しかし9番浦川、1番杉山が倒れ0点。
9回表、2番山田がヒットで出塁。3番福本もヒットで続き、無死1,3塁。この時に福本が熱中症からか倒れてしまい一旦中断。代走が出て試合再開。無死1,3塁から4番森田が犠牲フライ。同点。2死2塁から6番金子がレフトフライに倒れ同点どまり。1−1
9回裏、2死から秋山が内野安打と盗塁で2死2塁とすると、川瀬を敬遠。5番西谷がセンターへライナーを打つも杉山がファインプレーで捕って3アウ十。タイブレークに突入します。
10回表、送って1死2,3塁から8番中濱がタイムリー内野安打を放ち勝ち越し。なおも1死1,3塁でしたが、9番浦川は浅いライトフライ。1番杉山もライトフライに倒れ1点どまり。2−1
10回裏、送って1死2,3塁。7番金沢を経験。8番森瀬がタイムリーを放ち同点。9番白井は3塁線に弱いゴロ。ピッチャーが取るも3塁ランナーが生還してサヨナラ。
中京大がタイブレークを制し、2年連続の全日本大学選手権出場を決めました。

総評

まずびっくりしたのが愛知学院大の先発が前日完投した岡村投手だったこと。そんなに球数は多くなかったとはいえ122球を投げてからの連投。本人は明日も全然大丈夫と前日の試合後に言っていましたが、その言葉通り熱投。初回から気合いの入った投球を見せて中京大打線を抑えていきます。
中京大はエースの高木投手が先発。こちらは1戦目に5回で退いていて、予定通りの3回戦の先発。ここを考えて登板イニングを考えてきたと半田監督はおっしゃっていました。
エースらしい投球で5回までノーヒットピッチング。徐々にフライアウトが増えてリズムに乗っていきます。
4回裏の中京大の先制は岡村投手のエラーから。ただ、その前のイニングで同じプレーをアウトにしていますし、そのエラーでの失点後に1番加藤選手、2番鈴木選手を抑えるあたりのメンタルの強さはすごい。その後も何度かピンチはあったものの9回まで1失点で抑えきります。
愛知学院大は後がない9回表、2番山田選手、3番福本選手の連打で無死1,3塁。ここで福本選手にアクシデントが発生して一時中断。高木投手にとっては嫌な時間だったのかなと思いましたが、逆に冷静になれたと本人談。同点まではOkという形で臨んで森田選手の犠牲フライでとどめたのはさすが。
愛知学院大としてはここで一気に逆転したかったところでした。
タイブレークも愛院大がキャプテン中濱選手のタイムリー内野安打で1点を取るも、もう1点が取り切れず1点どまり。
10回裏は1点リードのために1死2,3塁から満塁策を取るも、森瀬選手に同点タイムリー。9番白井選手のぼてぼての当たりが内野安打となり、中京大が制した形となりました。
最後のプレーは後味が悪くなりました。愛院大はピッチャーの岡村選手が取って3塁ランナーにタッチしたと主張。正直自分は見れていなかったので、わからなかったのですが・・・。かなり長く抗議も判定は覆らず。
最後の終わり方がきれいではなかったのが残念でしたが、大一番らしい激闘でした。
中京大は2年連続の全日本大学選手権出場。去年のベスト8を超える成績を期待したいですね。

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名城大−中部大 2回戦 観戦記(2025年春季愛知大学リーグ)

5月19日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、名城大−中部大の2回戦の観戦記です。
どちらも優勝も最下位もなくなった中での試合。名城大は天野投手、中部大は津波投手が先発しました。

名城大
000000000│0 H8 E0
000000001│1 H6 E0
中部大

名城大
天野(19)−日野、谷
中部大
津波(18)、原田(21)、泉(11)、南(14)−佐合、加藤

投手成績
名城大
天野 8回0/3 108球 被安打6 四死球4 三振7 失点1

中部大
津波 5回 53球 被安打2 四球0 三振2 失点0
原田 2回 25球 被安打2 四球0 三振1 失点0
泉 1回 19球 被安打2 四球0 三振1 失点0
南 1回 13球 被安打2 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
名城大
9海老原(6)→4 7西山(7) 8五島(14)→9 6山蔭(10) 3木村(3) 2日野(5)→2谷(27) 5日比野(38) D山田(37)→H大越(40) 4小林(33)→R井上(1)→8
中部大
5佐野(6) 4藤田(4) 7井手(24)→7梅田(10) 3中森(25)→R鈴木(23) 9木下(3)→9渡辺(35)→9松本(8) D日野(27)→H西脇(2)→R木村(34) 8武田(28) 6宮下(39) 2佐合(5)→H河合(26)→2加藤(37)

(試合経過)
2回裏、1死1,2塁から7番武田のヒットで2塁ランナーがホームを狙うもタッチアウト。先制ならず。
6回表、ピッチャー交代、原田。
8回表、ピッチャー交代、泉。
9回表、ピッチャー交代、南。無死1,2塁から5番木村のバントがキャッチャー前になり、2−5−3のゲッツー。名城大はチャンスをつぶします。
9回裏、無死1塁から5番松本がレフトフェンス直撃の2ベース。1塁ランナーが長駆ホームイン。中部大がサヨナラ勝ちを収め、勝ち点を獲得。3位を確定させました。

総評

名城大の天野投手はリーグ戦2度目の先発。テンポよく投げてコントロールもよく、中盤までは危なげないピッチングでした。
後半、四死球が増えてきて、ちょっと疲れも感じましたが、8回までは0点。先発として可能性を見せるピッチングでした。終盤でも140km/h中盤出ていましたし、秋は先発でやってほしいと感じました。
中部大は津波投手が5回を2安打無失点に抑えると、原田投手、泉投手、南投手で完封リレー。長打を許さず、バックもしっかりと守りました。
9回裏に先頭の中森選手がヒット。代走を出して、5番に途中から出ていた松本選手がフェンス直撃の2ベースを放ち、ランナーが生還。最後にチャンスを生かしました。
中部大は徐々に内容が向上して3位に。秋は上位2チームをどう倒すかが大事になります。
名城大は逆に上位チームともいい試合をしながら勝ち切れず、結果は勝ち点1にとどまり5位に。
かみ合わなかったチームをどうかみ合わせるかがカギ。秋にどれだけいい形を作れるかですね。

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愛知学院大−中京大 2回戦 観戦記(2025年春季愛知大学リーグ)

5月19日にパロマ瑞穂野球場で行われた第1試合、愛知学院大−中京大の2回戦の観戦記です。
中京大が先勝の状況でしたので、中京大が勝てば優勝という状況。愛知学院大が意地を見せられるか注目して観戦しました。

愛院大
100003000│4 H7 E0
100000000│1 H8 E2
中京大

愛院大
岡村(22)−小笠原
中京大
伊藤(18)、大矢(11)、沢田(20)−森瀬

投手成績
愛院大
岡村 9回 122球 被安打8 四死球2 三振5 失点1

中京大
伊藤 8回 108球 被安打6 死球1 三振4 失点4
大矢 1/3 12球 被安打0 四死球2 三振0 失点0
沢田 2/3 11球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
愛院大
8杉山(23) 6山田(7) 9福本(9) D森田(28) 5田中(5) 3金子(25) 2小笠原(12) 4中濱(10) 7浦川(2)
中京大
9加藤(3) 4鈴木(23) 8秋山(1) 7川瀬(5) D西谷(12)→H寺下(29) 3江崎(27) 5金沢(2)→H高橋(9) 2森瀬(7) 6白井(8)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番福本がタイムリー。愛院大が先制。1−0
1回裏、1死3塁から3番秋山が犠牲フライ。1−1
6回表、1死1,2塁から牽制エラーで2塁ランナーが生還。1死2塁から4番森田が2ランホームラン。愛院大が勝ち越し。4−1
9回表、ピッチャー交代、大矢。1死1,2塁でピッチャー交代、沢田。
愛院大が勝って1勝1敗のタイとしました。

総評

中京大はここまで5勝とリーグトップの勝ち星を挙げている伊藤投手が先発。愛知学院大は岡村投手が先発。初回に1点ずつ取り合うもそこからは投手戦に。
5回までは互角の展開。試合が動いたのは6回表。先頭の杉山選手が2ベース。1死1,2塁から4番森田選手の打席で1塁牽制が逸れる間に2塁ランナーの杉山選手が一気にホームイン。愛院大が勝ち越すと、動揺した伊藤投手から森田選手が変化球をとらえて2ランホームラン。これで3点を突き放した愛院大。岡村投手が最後まで投げ切って1勝1敗のタイに持ち込みました。
岡村投手は最終回、2死満塁のピンチもありましたが、見逃し三振で斬って完投。メンタルの強さを発揮していました。
中京大はここまでリーグ戦トップの勝ち星を挙げていた伊藤投手で敗戦。これは責められないですよね。
この日の打線はチャンスらしいチャンスは初回と9回だけ。いかに長打を打つかがカギになりそう。
3番の秋山選手は100安打を達成。ここぞで打つことを期待したいですね。

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愛知啓成−東農実 練習試合 結果(2025年5月18日)

5月18日に愛知啓成グランドで行われた愛知啓成−東農実の練習試合の結果です。
練習試合なのでこちらではランニングスコアのみとなります。

愛知啓成
200200502│11
101010002│5
東農実

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