コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

映画

「BLUE GIANT」を観てきました。

BLUEGIANT
映画「BLUE GIANT」を観てきました。

(あらすじ)
仙台に暮らす高校生・宮本大。ジャズに魅せられてテナーサックスを始めた彼は、来る日も来る日も河原でテナーサックスを吹き続ける。卒業を機に上京した彼は、ライブハウスで同世代のピアニスト・沢辺雪祈の卓越した演奏を聴いてバンド結成を持ち掛ける。取り合わない沢辺だが、聴く者を圧倒する宮本のサックスに胸を打たれて話に乗り、さらに宮本の熱意に感化されてドラムを始めた高校の同級生・玉田俊二も加わって“JASS”が結成される。日本のジャズシーンを変えようと、彼らはまい進していく。

漫画の原作は読んでいて、すごく好きな漫画。

その映画化ということで、公開してすぐに見に行きました。

基本は東京編の話。全10巻を2時間ちょっとでまとめているので、当然端折る部分はありますが、仙台編は回想で上手く使って話を進めました。

もう少しじっくり見たい部分もありましたが、無理なく話が出来ていたと思います。

終盤のシーンは原作改変もありましたが、いい改変だったのでは、と思います。

声優さんはやっぱり俳優さんを使っていましたが、頑張っていたように思います。
主演の大は山田裕貴さん。あ〜山田さんだな、と思う部分もありましたが、そもそも特撮でアフレコ経験があるだけあって違和感なかったと思います。

そして上原ひろみさん、馬場智章さん、石若駿さんらの音楽も素晴らしかった。マンガから音が聞こえるタイプの作品でしたが、実際の音の迫力はやっぱりすごい。

CGが気になる部分もありましたが、それでも映画の迫力に圧倒されました。

泣けました。多くの人に見てほしい作品ですね。

ちょっと甘めですが☆5つで。

「スクロール」を観てきました。

スクロール
「スクロール」を観てきました。

(あらすじ)
「この社会で夢など見てはいけない」といった思いの丈をSNSにアップすることで自身を保つ〈僕〉(北村匠海)と、彼の学生時代の友人で刹那的に日々を過ごしてきたユウスケ(中川大志)。そんな二人のもとに、友人だった森が自殺したという報せが届く。それを機に生きることや愛することを見つめ直す〈僕〉とユウスケ、〈僕〉の書き込みに共感して特別な自分になりたいと願う〈私〉(古川琴音)、ユウスケとの結婚で空虚な心が満たされると考える菜穂(松岡茉優)の時間が入りまじっていく。

うーん。一言で言えば合わない映画でした。
見ていてつらいというか、テーマ的に楽しい映画ではないのは分かるのですが・・・。
導入がファンタジーなのか現実なのか、そこが分かっていればもう少し入れたかもしれないですけど、自分は入り込めないまま、映画を眺める感じに。
基本的には若者が見たら違う感覚になるかもですが・・・。

北村匠海と中川大志。イケメン2人が活かせていなかったような。

あと、松岡茉優が松岡茉優だと分からなかった。これがいいのかどうかは別として。久々に見たからかな。

☆は2つで。

「金の国 水の国」を観てきました。

金の国 水の国
「金の国 水の国」を観てきました。

(あらすじ)
水以外は何でも手に入る商業国家「金の国・アルハミト」と、水と緑は豊かだが貧しい「水の国・バイカリ」は、100年以上断絶していた。おっとりした性格で誰からも相手にされない金の国の王女サーラは、ひょんなことから水の国に暮らす家族思いの建築士ナランバヤルと偽りの夫婦を演じることになり、次第に惹かれ合うようになる。

ものすごくいい映画でした。
実際にある国ではなくファンタジーの話なのですが、国同士の争いというのは、こういう感じで続いているんだろうな、と感じさせられます。
主役の2人が俳優さんなので、気にならないわけではなかったですが、周りが上手い声優さんばかりでしたし、いい感じになっていて、話にも入り込めました。

手を取り合えば簡単なのに、と思うことができないところが世の中なんでしょうけど、この映画だけでもいい形で終わってよかった。
たくさんの人に見てほしい映画ですね。

☆5つで。

「映画 イチケイのカラス」を観てきました。

イチケイのカラス
「映画 イチケイのカラス」を観てきました。

(あらすじ)
イチケイこと東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた、裁判官の入間みちお(竹野内豊)。2年前に岡山県瀬戸内へと異動した彼は、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当する。だが、事件と関連するイージス艦衝突事故を調べるも航海内容が国家機密扱いになっており、裁判所主導で検証を行える職権発動も適用できない。一方、入間の相棒だった坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度のもと弁護士として隣町で働き、地元企業をめぐる事件に携わっていた。

TVシリーズは面白くて完走。そして、公開後に放送されたSPも見てから映画を観ました。

SPを観て正解。観ていないともうちょっと話に入るのに苦労したかもしれません。

こういうTVを映画化する場合、無駄に話のスケールを大きくしようとして、微妙になるパターンが多いのですが、今回も近かったかもしれません。
話がすっきりしないのも・・・。
まぁ状況が悪いせいでみんなが黒くなっていくというのはあり得ることかもしれませんが・・・。

イージス艦と絡めた部分も必要だったか、と感じてしまいました。

☆は3つで。

感動させようとされると駄目なんですよね・・・。


「かがみの孤城」を観てきました。

かがみの孤城
「かがみの孤城」を観てきました。

(あらすじ)
中学生のこころは学校に居場所がなく、部屋に閉じこもる日々を送っていた。ある日突然、部屋の鏡が光を放ち、吸い込まれるように中へ入ると城のような建物があり、そこには見知らぬ6人の中学生がいた。さらに「オオカミさま」と呼ばれるオオカミの仮面をかぶった少女が現れ、城のどこかに隠された鍵を見つけたらどんな願いでもかなえると告げる。7人は戸惑いながらも協力して鍵を探すうちに、互いの抱える事情が明らかになり、徐々に心を通わせていく。

いい映画でした。先日見た某大作アニメよりもしっかりとメッセージも伝わりますし。
ちょっと最後は上手くいきすぎかな、とも思いますが、なるほど、と思わされましたし。
若い子や子を持つ親に観てほしい映画かな、と。

ただ、こういう映画を観るといつも思うのですが、ちゃんとした声優を使ってほしいです。
それで物語性を損していると思うんですけどね・・・。

その分の減点も込みで、☆4つです。

居場所のない子供をしっかりと理解して場を作る、意外と難しいんでしょうね・・・。

「ケイコ 目を澄ませて」を観てきました。

ケイコ目を澄ませて
「ケイコ 目を澄ませて」を観てきました。

(あらすじ)
生まれつきの聴覚障害により両耳とも聞こえないケイコ(岸井ゆきの)は、下町の小さなボクシングジムで日々練習に励んでいた。彼女はプロボクサーとしてリングに立ち続けながらも、心中は不安や迷いだらけで、言葉にできない葛藤を募らせていた。「一度、お休みしたいです」とジムの会長(三浦友和)宛てにつづった手紙を渡せずにいたある日、彼女はジムが閉鎖されることを知る。

聴覚障害者のケイコさんのボクシングを通して生活する世界を描いた映画。
ケイコさんの世界を極力再現しようと描いているのが特徴。そのうえで、こういう映像作品で良くある自分の心情を語らせることもせずに映像化をしているので、演技で読み取るしかなく、そこがいいところ、悪いところ、両面あったと思います。
岸井ゆきのさんの演技は良かったと思います。ただ、映画としては割と平坦で、あえて感動を描こうとしていないので、自分のようにドラマを求めてしまうとダメなんでしょうね。
それでも耳が聴こえないというのは普通に生活するのも大変なんだな、と改めて感じる映画でした。

☆は3つで。

「ラーゲリより愛を込めて」を観てきました。

ラーゲリより愛を込めて
「ラーゲリより愛を込めて」を観てきました。

(あらすじ)
第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた。

いわゆる戦後のシベリア抑留の話。
11年って本当に長いし地獄ですよね・・・。
泣ける部分もあったし、過酷さは出ていたと思います。
ただ、予告無しで見たかったかな・・・。いい場面は予告に出てしまっていて。
まぁ予告にいい場面を持ってくるのが当たり前とも言えますが。

北川景子さんがいい演技をしていました。ただ、綺麗すぎだったかなぁと。

☆は4つで。

「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきました。

スラムダンク
「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきました。

以下ネタバレあるかもです。

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「月の満ち欠け」を観てきました。

月の満ち欠け
「月の満ち欠け」を観てきました。

(あらすじ)
小山内堅(大泉洋)は愛する家族と幸せに暮らしていたが、予期せぬ事故で妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃を同時に亡くす。深い悲しみに暮れる彼のもとに、ある日三角哲彦(目黒蓮)と名乗る男がやって来る。彼は瑠璃が、事故当日に面識のないはずの自分を訪ねようとしていたことや、かつて自分が愛した女性・正木瑠璃(有村架純)との思い出を話しだす。

予告を見て見たいな、と思っていた作品。
期待して観たのですが・・・。

泣けなかったし、個人的には今一つでした。
材料は良かったでしょうし、原作本は泣けたのかもしれませんが・・・。細かい部分が気になったりして感動できず。
大泉洋の役があまりに頑なで・・・。そういうものと言えばそうなのかもしれませんが、受け入れるタイミングが今一つでした。
そしていろいろ胸糞悪さもあって。

あと役者さんが年月とともにの容姿が変わらなかったのも気になりました。いくらなんでも、と。

そういうのが気になると話に入れなくなるんですよね。

☆は2.5つで。

「あちらにいる鬼」を観てきました。

あちらにいる鬼
「あちらにいる鬼」を観てきました。

(あらすじ)
人気作家・長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行で知り合った作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の仲になる。一方、篤郎の妻・笙子(広末涼子)は夫の奔放な女性関係に気付きながらも、夫婦として穏やかな生活を続けていた。しかしみはるにとって、篤郎との関係は「書くこと」を通じてつながる、かけがえのないものとなっていく。

うーん。
共感できない映画というのは厳しいですね。
この映画の登場人物がそうなのか、昭和の男女関係というのはこういうこともあったのか。
あまり多くを語らない登場人物の表情で読み取れ、ということなんでしょうが、共感できない時点で見えないんですよね・・・。
あと、トヨエツさんの実年齢と映画の中の年齢が合っていなくて・・・。
まぁ昭和の頃の40代って今より老けて見えていたとは思うのですが・・・。その割に広末さんは若いし。(役の年齢には近いんだけど)
寺島しのぶさんは頑張っていたと思います。ただ、胸のうちが読めない話が多かったのが残念。

☆は2.5で。

「すずめの戸締まり」を観てきました。

すずめの戸締まり
「すずめの戸締まり」を観てきました。

(あらすじ)
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。

前の天気の子で感じてはいましたが、この監督さんとは合わないのが良くわかりました。
とにかくファンタジーなんでしょうが、舞台が現代。そこでの主人公たちの動きが普通の人間には無理だと感じる動きをするんですよね。
それがファンタジーの世界なら分かるんですが・・・。
そういうことに冷めてしまう自分では、話に入り込めないんですよね。

震災を扱うってのはなんとなくわかっていたのですが、それでもアニメと実写で違うとはいえ、しっかりと死と向き合った「天間荘の三姉妹」のが全然良かったです。
アニメだから、という表現をするには現代劇すぎる。これは天気の子でも感じましたが、マイナスにしか感じないんですよね・・・。

まぁ人間、合う合わないはありますね。自分には合わなかった。

☆2.5で。

「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」を観てきました。

転スラ
「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」を観てきました。

(あらすじ)
スライムのリムル=テンペストとして、異世界に転生してしまった元サラリーマンの三上悟。異世界で生きる決意を固めた彼は、数々の冒険や戦いを経て絆を深めた仲間たちと魔物の国・魔国連邦を興し、その主となっていた。魔国連邦の統治に励んでいたリムルだが、連邦西方にあるラージャ小亜国の女王が持つ不思議な力をめぐって陰謀が動き出す。やがて、大鬼族の生き残りであるヒイロ、リムルの仲間・ベニマルの兄貴分だったという男の登場によって、事態は思わぬ方向へ進む。

映画化、ファンが喜ぶ作品、という感じでした。
個人的には楽しめましたが、主人公のリムルが強すぎて緊張感がないんですよね。まぁ仕方ないですし、原作の途中で挟む話ですから・・・。
最後の話のもっていきかたも、リムル頼みという感じでないところは良かったと思います。
☆は4.5で。

「窓辺にて」を観てきました。

窓辺にて
「窓辺にて」を観てきました。

(あらすじ)
フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者の妻・紗衣が売れっ子小説家と浮気していることを知りながら、妻にそれを指摘できずにいた。それだけでなく、彼は浮気を知ったときに芽生えた自身の感情についても悩んでいた。ある日、文学賞を受賞した女子高校生作家・久保留亜の小説に心を動かされた茂巳は、留亜に小説のモデルについて尋ねる。

静かな映画。
本人自身の感情に悩む主人公の役としては稲垣吾郎さんに合っていると感じました。
ただ、それぞれの役がそれぞれの悩み等を抱えているのですが、共感できることが少なく・・・。
でも、きっと人生ってこういうものなのかな、とも感じさせてくれる映画でした。
割と長い映画なのですが、意外と長さは感じなかったので、タイプとしては嫌いじゃない。
でも共感ポイントが少なく泣けなかったので、☆は3.5で。

「天間荘の三姉妹」を観てきました。

天間荘の三姉妹
「天間荘の三姉妹」を観てきました。

あらすじ・解説
身寄りのない少女・小川たまえ(のん)は交通事故に遭い臨死状態となり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」かを自ら決断できるようになるまで、天空の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で暮らすことになる。そこで彼女は、腹違いの二人の姉・天間のぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に初めて出会う。姉たちや周囲の人々と触れ合い、家族の愛情や友情を知り成長していくたまえだったが、ある日、三ツ瀬の町とそこの住人にまつわる秘密を知る。

予備知識なく見ましたが、ものすごく良かった。泣けました。
元々は「スカイハイ」という漫画が元で、そのスピンオフの作品なんですね。ドラマとか見たことはなかったのですが、ちょっと見てみたくなりました。
のんって女優さんはやはり不思議な魅力がありますね。この方がもっともっとたくさん作品に恵まれてほしいな、と見るたびに感じます。
震災を題材にされています。それを見ると苦しくなる方もみえると思いますが、たくさんの方に見てほしい映画ですね。
☆5つで。

「線は、僕を描く」を観てきました。

線は僕を描く
「線は、僕を描く」を観てきました。

(あらすじ)
大学生の青山霜介(横浜流星)は、絵画展設営のアルバイト中に水墨画と出会い、白と黒のみで表現される世界に魅了される。水墨画家として知られる篠田湖山に声をかけられたことをきっかけに、霜介は水墨画を学び始める。真っ白な紙に筆と墨だけを使って描かれる芸術を知るにつれ、彼は次第に深遠な水墨画の世界に引き込まれていく。

いい映画でした。
水墨画の世界ってほとんど知らない世界ですが、伝統を伝える、その絵の中にどういう気持ちで作者が描いているか、最初から主人公の持っている過去への思いを見抜いたうえで、見守る師匠の姿や、真摯に向き合う主人公の描き方が良かったと思います。

横浜流星、いい役者さんになってきていますね。清原果耶も良かった。

☆は4.5で。

最初から、主人公がある程度書けたことがちょっと気になりました。

「耳をすませば」を観てきました。

耳をすませば
「耳をすませば」を観てきました。

(あらすじ)
本を読むことが好きな中学3年生の月島雫は、最悪な印象を抱いていたクラスメートの天沢聖司が懸命に自分の夢を追いかけている姿を目にして徐々に心惹(ひ)かれていく。対する聖司も彼女が小説家になるという夢を抱いているのを知って意識し始める。お互いに夢をかなえようと誓い合う二人だったが、それから10年が経って24歳になった雫(清野菜名)は出版社に勤めて児童小説を編集していた。いつしか小説家になるのを諦め、夢を追って海外で暮らす聖司(松坂桃李)との間に距離も生じていたが・・・。

ジブリのアニメは見ていないんですよね。
なので、かは分かりませんが、純粋に楽しめました。微妙に今の感覚とは違う部分もありますが、現代じゃなく、舞台を1998年とかにしたのが正解だったかな、と。
今だったら24歳なんてまだ若いですけど、少し感覚は違ったかもですね。
アニメの方も見たくなりました。

☆は4つで。

「川っぺりムコリッタ」を観てきました。

川っぺりムコリッタ
「川っぺりムコリッタ」を観てきました。

(あらすじ)
できるだけ人と関わらずに生きたいと思い、北陸の小さな街にある塩辛工場で働くことにした青年・山田(松山ケンイチ)。工場の社長からハイツムコリッタという古い安アパートを紹介されて住み始めた彼は、風呂上がりに飲む冷えた牛乳をささやかな楽しみにする静かな毎日を送る。そんな中、隣人の島田(ムロツヨシ)が風呂を貸してほしいと部屋に上がりこんでくる。それを機に島田との間に友情のような感情が芽生え、ほかの住人とも触れ合うようになるが、北陸にやってきた理由を島田に知られてしまう。

事情をそれぞれ抱えた孤独な人が古いアパートに集まり、生活を送る中で少しずつ人の良さを感じていく、そんなお話。
個人的にはムロツヨシの役、島田の入り込みかたが好きじゃなく、そこが面白いとか思えるかどうかで評価が変わりそうかな、と感じる映画でした。
江口のり子がほぼマスクでの作業姿しか出てないのに声で分かるところがすごいな、と感じたり。
静かで、変な行動も多い映画なのですが、それを感じさせない役者さんが多かったのは良かったな、と。
じんわりとは来たものの、泣けなかったので☆3.5で。

「さかなのこ」を観てきました。

さかなのこ
「さかなのこ」を観てきました。

(あらすじ)
毎日魚を見つめ、その絵を描き、食べ続けても飽きないほど魚が大好きな小学生の“ミー坊”。わが子が少々変わっていることを父親が心配する一方で、母親は彼を温かく見守り応援している。高校生になっても相変わらず魚に夢中なミー坊は、町の不良とも仲が良く、いつの間にか周囲の人々の中心にいるのだった。やがて、一人暮らしを始めたミー坊(のん)はさまざまな出会いを経験し、自分だけが進むことのできるただ一つの道を突き進んでいく。

一つのことで突き抜けるってすごいな、と感じるお話。そしてそれを支える廻り、特に母親が強かったおかげ、ですよね。それが良くわかるお話でした。
調べたらさかなクンは自分と同じ歳。それでこういうことをやってきたのがすごいな、と思います。
なんでのんがさかなクン?と観るまでは思いましたが、見終わるとなんとなく、のんにした理由もわかる気がします。
やっぱりもっといろいろ見たい役者さんですね。

☆は4つで。

「アキラとあきら」を観てきました。

アキラとあきら
「アキラとあきら」を観てきました。

(あらすじ)
日本有数のメガバンク「産業中央銀行」に、新入社員として入社した山崎瑛(竹内涼真)と階堂彬(横浜流星)。瑛は実家の倒産により過酷な少年時代を過ごしたため、人を救うバンカーになりたいという大志を抱く一方で、大企業の御曹司である彬は情に流されず、冷静に仕事に取り組んでいた。ライバルとして火花を散らす二人だったが、ある案件で自らの信念を押し通した瑛は左遷されてしまう。片や順調に出世していた彬は、親族間の争いをきっかけに階堂家グループの倒産危機に直面し、瑛と彬の人生が再び交差していく。

池井戸潤さん原作の作品。
個人的に特に好きというわけではなく、TVドラマの半沢直樹とかは見ていない。というかああいうドラマは好きじゃないんですよね・・・。暑苦しさを感じてしまって。

で、映画はなんで見に行ったかというと、監督が三木孝浩さんだったから。これで3作続けて見た気がします^^;
映画自体は・・・。上手くまとまってハッピーエンドだったかな、と。個人的にはちょっと予定調和に感じて、感動とかあまりできなかったのですが。
なんて言うか自業自得って感じることが多くて・・・。弟君とか。
まぁ人間関係、特に血縁関係のもつれってのは、逆にやっかいなんでしょうね。

☆は3.5で。

「TANG タング」を観てきました。

TANG
「TANG タング」を観てきました。

(あらすじ)
無職でゲームばかりしている春日井健(二宮和也)は、弁護士の妻・絵美(満島ひかり)に家を追い出されてしまう。人生の迷子状態になっている健は、ある日、記憶を失った迷子のロボットと出会う。健は「タング」と名乗るそのロボットと、冒険の旅に出る。

三木孝浩監督作品ということで観に行きました。
個人的には刺さらなかった作品。元々は外国の作品だったんですね。
なんて言うか、細かい部分が気になってしまって。旅に出るのはいいけどお金は?とか。
まぁ近未来の話で現金が使われなくなっている話みたいですが・・・。
タングはかわいいけど、その動きだと、一緒に回るの厳しくね?とか。
最後急にハッピーエンドになったなぁ、とか。
いつのまにタングと仲良くなった?とか。

人によって変わる映画かな、と。
☆3つで。

「サバカン SABAKAN」を観てきました。

サバカン
「サバカン SABAKAN」を観てきました。

(あらすじ)
1986年、長崎。小学5年生の久田(番家一路)は、愛情深い両親(尾野真千子、竹原ピストル)と弟と共に時にはけんかもしながら暮らしていた。彼はあることを機に、家が貧しいためにクラスメートから避けられている竹本(原田琥之佑)とイルカを見るためにブーメラン島に行くことになる。この冒険をきっかけに二人の絆は深まっていくが、ある事件が起きる。

年代がほぼ一緒、というか、同じ学年だったんですよね。だから余計に自分と照らし合わせて見ていたのですが・・・。
さすがに子供にしては冒険が厳しくね?とか、そんな受け答えするか?とかちょいちょい気になって、思ったほど感動は出来ず。
ただ、それでも最後のところではグッときました。
ちゃんと地元の言葉(長崎)で全編通したのは良かったですね。

☆は4つで。

「野球部に花束を」を観てきました。

野球部に花束を
「野球部に花束を」を観てきました。

(あらすじ)
中学時代に野球部だった黒田鉄平(醍醐虎汰朗)は、髪を染めてモテモテな高校生活を夢見ていたが、野球部の見学に参加したことで夢を砕かれる。いざ入部してみるとそれまで優しかった先輩部員たちは一変し、新入生歓迎の儀式で坊主頭にされてしまう。罵声を浴びせる先輩たちや鬼監督・原田(高嶋政宏)のもとで理不尽ともいえる過酷な日々を過ごす中、1年生の仲間たちと助け合ったりぶつかったりしながら、鉄平たちは部活生活に明け暮れる。

多分、野球部経験者が見るともっと楽しめるのかな、そんなことを思いながら鑑賞していました。
それでも笑えるあるあるも多かったし、感動できる部分もあった。
野球の部分も上手に描いていたかなって。
夏の応援のスタンドはもうちょっと描いてほしかった気もするけど・・・。この描き方もありはあり。

高校野球好きなら楽しめる映画かな、と。野球部経験者なら尚。

☆は4つで。

劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」を観てきました。

Gレコ5
劇場版『Gのレコンギスタ V』「死線を越えて」を観てきました。

(あらすじ)
海賊船メガファウナに乗り、ジット団を追うベルリ・ゼナムたち。その間に、キャピタル・アーミィ、アメリア軍、ドレット艦隊がカシーバ・ミコシの付近で激しい戦闘を繰り返したことで、地球圏の戦況は一変してしまっていた。戦争が生む悲劇や憎悪を失くそうとするベルリだが、キャピタル・アーミィとジット団の共闘、アメリア軍とドレット艦隊の連帯によって、宇宙戦艦をも撃沈する破壊力を誇るモビルスーツ群が次々と戦場に投入され、やがて戦いの場所は大気圏内に移っていく。

うん、かなり分かりやすくはなった。
TVシリーズではだれがだれとなんで戦っているのか、自分の頭では最後までさっぱり分からなかったのですが、そこはかなり分かりやすくなったと思います。そして、やっぱり富野御大のMS戦とかは面白いんですよね。
それでもなかなか最後まで理解とまではいかず。
自分の頭の悪さを実感してしまいました^^;

☆は4つで。

「今夜、世界からこの恋が消えても」を観てきました。

今夜この世界から恋が消えても
「今夜、世界からこの恋が消えても」を観てきました。

(あらすじ)
クラスメートに促されるまま、神谷透(道枝駿佑)が日野真織(福本莉子)にうその告白をすると、彼女は本気で好きにならないことを条件に交際を承諾する。やがて互いを知るにつれ、透は本気で彼女に惹(ひ)かれるようになるが、真織は一日ごとに記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」であることを明かす。記憶をつなぎ留めようと一日の出来事を日記に記す彼女に対し、少しでも幸福な時間を過ごしてほしいと願う透だったが、自らも重大な秘密を抱えていた。真織の幸せを守るため、透はある計画を練る。

三木孝浩監督の作品。
この監督さんの作品、好きなんですよね。自分にとって一番の映画、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」がこの監督さんですし、それ以外でも好きな作品が多い。
だから、普通は見に行かなさそうなジャニーズが主演でも関係なく見に行くという^^;

ただ、映画そのものは良かった。逆にジャニーズが出ているからやめておこうという方がいたら、それは取っ払ってもいいかな、と。観客は道枝駿佑目当ての女性が多いですけど(笑)。
設定としては「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に似ているかな。ファンタジー色はこの映画にはないけど。
最後がハッピーとはいかないまでも、きれいに終わるところは三木孝浩監督さんらしいかな。

☆は4.5で。
結構泣けました。


劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」を観てきました。

Gレコ4
劇場版『Gのレコンギスタ IV』「激闘に叫ぶ愛」を観てきました。

(あらすじ)
ベルリ・ゼナムらが乗艦したメガファウナ(海賊部隊)は、地球圏を離れ、資源の枯渇した地球を救うエネルギー「フォトン・バッテリー」の供給源へと向かう。金星宙域の「ビーナス・グロゥブ」に到達したベルリたちは、地球への帰還「レコンギスタ作戦」を企てるジット団との戦闘を開始。アイーダ・スルガンはフォトン・バッテリーを司る団体「ヘルメス財団」のラ・グー総裁との会談に赴く。

なんでGレコの設定ってなかなか頭に入ってこないんだろう。
なんとか理解しようと集中してみているのですが、それでもなかなか話が理解できない。それでも劇場版は大分分かりやすく作ってあるのですが・・・。
続けてみたらもっとわかりやすくなるのかな。
Wiki見てても集中して読めない・・・。歳でしょうか(笑)。

ここまで来たら最後まで観ようとは思います。

☆は3で。

「映画 バクテン!!」を観てきました。

バクテン
「映画 バクテン!!」を観てきました。

(あらすじ)
素人ながらも新体操の世界に飛び込んだ双葉翔太郎をはじめ、「アオ高」こと私立蒼秀館高等学校の男子新体操部で競技に打ち込んできた部員たち。3年生の卒業を控えメンバーそれぞれの思いが交差する中、新体操に青春を懸けてきた彼らは、チームとして最後の挑戦となるインターハイに向けて走り出す。

いやぁめちゃめちゃ良かった。観て良かった。泣けました。
TVシリーズを観ていない人に興味を持ってもらうのは難しいと思いますが、TVからぜひ映画まで観てほしい。
最後、大団円過ぎかな、と思いますが、それがいい。唯一今後のアオ高がどうなるかが不透明なまま終わったのは残念ですけど、きっと大丈夫かな、と思える話で良かった。

アマゾンプライムとかでTVシリーズ見れるようですし。

☆5つで。

「映画 ゆるキャン△」を観てきました。

ゆるキャン△
「映画 ゆるキャン△」を観てきました。

(あらすじ)
キャンプを通して仲良くなった各務原なでしこや志摩リンら5人が、本栖高校を卒業して数年。東京のアウトドア用品店に勤務するなでしこや、名古屋のタウン情報誌の編集部で働くリン、山梨県の観光推進機構で働く大垣千明ら、それぞれ別の道へ進んでいた5人は、あることをきっかけにキャンプ場を作ることになる。

ゆるキャン△の映画化。
TVシリーズの続きではなく、一気に数年経って、それぞれが社会人になっている世界。
独立した話としても見れるようになっていました。
キャンプ場を作る。それ自体は全然いいんですけど、それぞれの立場やいる場所を考えるとさすがに無理がないかな、ってのが気になってしまって。
志摩リンが名古屋にいるのはなんかうれしくなるんですけど。タクシー代とか、若い子が出せる金額じゃないような気がするんだけどな、とかそういうのが気になってしまいました。
それぞれマンパワー強すぎるんだよなぁ。日常の話だけに余計に。

スクリーンでゆるキャンが見れたのは良かったし、まとまっていたので☆は4つで。
やや長く感じたのも事実です。もうちょっと時間をまとめても良かったかな。

「君たちはまだ長いトンネルの中」を観てきました。

君たちはまだ長いトンネルの中

「君たちはまだ長いトンネルの中」を観てきました。

(あらすじ)
高校3年生の高橋アサミ(加藤小夏)は、財務省の役人だった父・陽一郎(川本成)の影響で政治に対して強い関心を持っていた。政治経済の授業で積極的に質問する彼女は、日本の未来のため自分に何ができるのか模索し、活気を失いつつある地元商店街を盛り上げようと同級生の安倍晋太郎(北川尚弥)や中谷勇気(定本楓馬)らと共に奮闘する。そんな中、タレント議員の武藤あつし(蒼木陣)との出会いをきっかけに、アサミを取り巻く状況は大きく動きだす。

若い方、政治に興味がない方、選挙なんてどうせ、という方に見てほしい映画ですね。
内容は今となっては首をかしげる部分(円安になっている現状を考えると)もあるんですが、おおむね納得がいく内容。
ただ、財政や経済の部分ではなく、ちゃんとみんなで考えないと、ということが大事というのが伝わります。

自分は観て良かった映画です。

選挙、ちゃんといかないとね。

☆4.5で。

「メタモルフォーゼの縁側」を観てきました。

メタモルフォーゼの縁側「メタモルフォーゼの縁側」を観てきました。

(あらすじ)
人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)は、ボーイズラブ(BL)漫画を読むのが何よりの楽しみだった。一方、夫を亡くし一人で暮らす75歳の女性・市野井雪(宮本信子)は、うららがアルバイトする書店でBL漫画を手に取り、未知の世界に驚きつつも男子たちの恋物語に魅了される。あるときBLコーナーで出会った二人は、BLの話題で意気投合する。それ以降、二人は雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは意見を交わすようになり、年齢や立場を超えた友情を育んでいく。

素敵な映画でした。
最初の年の差離れた2人が仲良くなるところでジンワリと来てしまいました。
映画としては派手さはないし、ものすごく普通に描いている感じなのですが、それがいいと感じる映画。
2人の主役が素敵で、悪者が出てこない世界。その辺りは岡田惠和さんの脚本と後で知って納得。

是非観てほしい映画ですね。☆5つで。

「大河への道」を観てきました。

大河への道
「大河への道」を観てきました。

(あらすじ)
千葉県香取市役所では町おこしのため、日本初の実測地図を作った郷土の偉人・伊能忠敬を主役にした大河ドラマの制作プロジェクトを発足させる。ところが脚本作りの途中、忠敬は地図完成前に亡くなっていたという新事実が発覚し、プロジェクトチームはパニックに陥ってしまう。一方、江戸時代の1818年。忠敬は日本地図の完成を見ることなく世を去り、弟子たちは悲しみに暮れる中、師匠の志を継いで地図を完成させるため、壮大な作戦を開始する。

序盤の現代パートは正直微妙かな、と感じました。
中盤以降の江戸時代の話からは良かったかな。現代と同じ役者さんがやるってところが良かったかも。
コメディーのノリが好きなタイプではなかったので点数的には高くはしづらいですが・・・。
名前でしか知らない偉人の方の話をこうしてしれるのは良いことですよね。

☆は3.5で。
それにしても、江戸時代にあれだけの測量と地図起こしをしたことは驚愕ですよね。
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