5月28日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた愛知学院大−東海学園大の2部優勝決定戦、2回戦の観戦記です。
愛院大の先勝で行われた2回戦。愛院大は河野投手、東学大は馬場投手が先発でした。

愛院大
120001007|11 H13 E0
000001000|1 H5 E3
東学大

愛院大
河野(17)、石原(16)、渡邊蒼(11)−三島有
東学大
馬場(17)、加藤(14)、奥田(19)、柵木(20)、岡田(16)−山本

投手成績
愛院大
河野 6回 92球 被安打4 四球1 三振10 失点1
石原 1回 5球 被安打1 四球0 三振0 失点0
渡邊蒼 2回 27球 被安打0 四球2 三振1 失点0

東学大
馬場 3回 65球 被安打6 四球1 三振2 失点3
加藤 4回 65球 被安打3 死球1 三振5 失点1(自責点0)
奥田 1回0/3 15球 被安打0 四球1 三振1 失点1
柵木 1/3 15球 被安打2 四球2 三振0 失点4
岡田 2/3 20球 被安打2 四球1 三振0 失点2

(出場選手)
愛院大
6浦川(6) 8杉山(23) D池内(37)→H山田(3)→D 2三島有(10)→2末田(27) 7竹田(7) 9瀧野(8)→R児嶋(5)→9 3坂上(9)→R中濱(26)→3村北(12) 5田中(4)→H大林(38)→5 4両角(36)→H福本(29)→4池下(24)
東学大
2山本(10) 6大宮(39) D里中(23)→H山田(35)→D→R横道(9) 3加藤(15)→3大西(26) 4友田(8) 8清水(1) 9坂井(11)→H小牟田(13)→9 5榊原(2) 7小野(34)→H杉浦(29)→7

(試合経過)
1回表、2死1、2塁から5番竹田がタイムリー。愛院大が先制。1−0
2回表、1死2塁から9番両角がタイムリー3ベース。更にワイルドピッチで1点。3−0
4回表、ピッチャー交代、加藤。
6回表、2死3塁からタイムリーエラーで1点。4−0
6回裏、1死1,3塁から代打山田の2ゴロの間に1点。4−1
7回裏、ピッチャー交代、石原。
8回表、ピッチャー交代、奥田。
8回裏、ピッチャー交代、渡邊蒼。
9回表、無死1塁、3番山田のカウント1−1でピッチャー交代、柵木。1死1,2塁から5番竹田のタイムリー2ベース。6番瀧野の2点タイムリー2ベース。1死1,2塁でピッチャー交代、岡田。2死満塁から1番浦川が走者一掃の3点タイムリー2ベース。2番杉山もタイムリー2ベース。この回打者一巡で7点。11−1
愛知学院大が快勝して、2部優勝を決めました。

総評

愛知学院大のが地力は上かな、と開幕前に思っていましたが、1戦目は接戦に。これをしっかりと勝ち切れたことで余裕も出ましたし、この日も序盤でポンポンと点を取れたので、自分たちのペースに持ち込めました。
この日素晴らしかったのが愛院大の先発の河野投手。MAX139kmと昨年見た時より球が速くなったな、とも思いましたが、まっすぐとスライダーのコンビネーションで立ち上がりから6者連続三振。これでグッと楽になりました。
6回4安打1失点と素晴らしい内容。入替戦でも活躍が期待されますね。
2回に下位打線の田中選手両角選手の長打で追加点を取れたのが大きかったですね。
9回の攻撃がもう少し早く出来るといいな、と思いますが、いい状態になってきたのは確か。秋のリベンジマッチとなる入替戦もしっかりと戦えそうです。
東学大は馬場投手が序盤で捕まり、1年生の加藤投手が4回からマウンドへ。ここでしっかりと抑えて試合を立て直したのは素晴らしかったですね。MAXは132kmながら手元で力があるのとコントロールが素晴らしく4イニングを1失点。その失点がエラーだったのが痛かったです。そこで勝負が決まった印象でした。
この日はスタメンが左で7人。これが普段通りなのかは分かりませんが、左バッターは河野投手に合わない感じで、そこも裏目に。2部Bの混戦を制しましたが、ちょっと愛知学院大とは差があった印象でした。
こういう舞台を経験したことを秋に活かしたいですね。
愛知学院大の渡邊蒼投手が8回からマウンドに上がり、MAX146kmをマーク。まずまずいいボールを投げていました。ただ、2イニング目に球威が落ちるのは相変わらず。そこが物足りなさを感じてしまいますね。

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