5月27日に小牧球場で行われた第2試合、半田東−愛知啓成の観戦記です。
愛知啓成は主力が遠征に行っているということですが、その啓成相手に半田東がどういう試合を見せるか、初めて見るチームでしたので、注目して観戦しました。

半田東
0402000000|6 H7 E3
0100113001|7 H9 E0
愛知啓成
(延長10回タイブレーク)

半田東
竹内(1)、渡辺(4)−荒木
愛知啓成
井上(1)、西田(18)、浴本(10)、望月(11)−田中

投手成績
半田東
竹内 6回2/3 104球 被安打8 四球3 三振1 失点6(自責点5)
渡辺 2回1/3 34球 被安打1 四球0 三振3 失点1(自責点0)

愛知啓成
井上 1回1/3 42球 被安打2 四球3 三振0 失点4
西田 2回 34球 被安打2 四球2 三振1 失点2
浴本 1回 26球 被安打1 四球2 三振0 失点0
望月 5回2/3 71球 被安打2 四球2 三振2 失点0

(出場選手)
半田東
9阿南 8伊藤 3間瀬 7松元 5山口 2荒木 4渡辺→1 1竹内→4 6天野
愛知啓成
2田中 4植村(14)→4江南(4) 6滝川 7村山→9富田(8) 3佐々木→5大江(15) 8都築(16) 9四元→H森→9→7真田(13) 5一杉→H平山(12)→3 1井上→1西田(18)→1浴本(10)→1望月(11)

(試合経過)
2回表、無死1,2塁から7番渡辺が2点タイムリー3ベース。1死1,3塁でピッチャー交代、西田。1死2,3塁から1番阿南が2点タイムリー。半田東が4点先制。4−0
2回裏、無死1,3塁から6番都築が犠牲フライ。4−1
4回表、1死1,2塁でピッチャー交代、浴本。2死満塁からワイルドピッチで2者生還。6−1
5回表、1死1,2塁でピッチャー交代、望月。
5回裏、1死2,3塁から1番田中が犠牲フライ。6−2
6回裏、無死1,3塁から5番佐々木が犠牲フライ。6−3
7回裏、無死2塁から2番江南の3ゴロで2塁ランナーが送球後に3塁へ向かい、それを刺そうと投げた球が逸れてランナーが生還。1死3塁から4番村山がタイムリー。2死2塁から6番都築がタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、加藤。6−6の同点に。
9回で決着つかずタイブレークに突入。
10回表、ランナー飛び出しでアウト。四球で1死1,2塁もゲッツーで得点ならず。
10回裏、無死満塁から7番真田が押し出し四球。愛知啓成がサヨナラ勝ちをおさめました。

総評

半田東が2回に長打も絡めて4点を先制。4回には相手の投手の乱調から2点を取って6−1と大量リードとなりましたが、4番手の望月投手の丁寧なピッチングを打ちあぐみ、徐々に追い上げられて最後はタイブレークで敗れました。
それでも2年生エースの竹内投手は緩急をうまく使って6回まで3失点。タイムリーは許さない好投を見せ、リリーフの渡辺投手も勢いのある球を投げていて、なかなか力のあるチームだな、と感じました。
7回にちょっともったいないエラーで失点したので、そこは夏に向けて注意していきたいですね。愛知啓成はBチームだったと思いますが、それでも追い込んだのは自信にしてほしいです。
愛知啓成はスタメンは3年生とのこと。貴重な公式戦出場という試合だったと思います。
4番の村山選手は3安打を放ちアピール。望月投手の丁寧な投球も光りました。
3年生にとっては夏まであと少し。残りの時間を悔いなく過ごしてほしいですね。

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