5月25日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた国体軟式野球愛知県大会の準決勝第1試合、和合病院−豊田鉄工の観戦記です。
先日行われた東海5県の軟式野球大会でもしっかりと連覇を果たした和合病院に対し、豊田鉄工がどこまで迫れるかに注目して観戦しました。

和合病院
010002000|3 H3 E1
000010010|2 H6 E0
豊田鉄工

和合病院
山口(21)、水野(14)−山田
豊田鉄工
森(16)−吉村

投手成績
和合病院
山口 7回 105球 被安打2 四球0 三振6 失点1
水野 2回 36球 被安打4 四球0 三振4 失点1

豊田鉄工
森 9回 119球 被安打3 四球1 三振3 失点3

(出場選手)
和合病院
5青木(1) 8森川(2) 2山田(10) 7前田(13) 3池田(5) D市川(22) 9丸山(4) 6柘植(7) 4上地(9)
豊田鉄工
8森亮(10) 5堀本(3) 9清水(2) 3名古路(5) 6村田(6) 7工藤(7) 2吉村(27) D土屋(23)→H小島(9) 4中根(4)

(試合経過)
2回表、1死3塁から6番市川の叩きで1点。和合病院が先制。1−0
5回裏、2死から6番工藤が同点ソロホームラン。1−1
6回表、1死1塁から3番山田が2ランホームラン。和合病院が勝ち越し。3−2
8回裏、ピッチャー交代、水野。2死1,2塁から2番堀本がタイムリー。3−2
9回裏、2死から6番工藤が2ベースを放つも、7番吉村が三振に倒れ試合終了。
和合病院が競り合いを制して決勝戦進出を決めました。

総評

和合病院の強さ、上手さがはっきりを分かる試合でした。
2回表はお手本のような点の取り方。先頭バッターが四球で出ると、暴投で2塁へ。送りバントで送って1死3塁として6番市川選手が見事な叩き(1ゴロ)を決めて先制。ノーヒットで1点にしてしまうところがすごいですよね。
6回は一転して追いつかれた直後に、1死1塁から3番山田選手が2ランホームラン。狙っているわけではないんでしょうが、追いつかれた直後の勝ち越しは相手にダメージが大きいですよね・・・。ヒットは結局3本。そのうち2本を活かして点を取ってしまうところがすごいです。
山口投手、水野投手ともに、抜群の内容ではなかったように思いますが、それでも相手に勝ち越しは許さない。野球というか、勝ち方を知っているなぁといつも思う和合病院の野球でした。
豊田鉄工も良く粘ったのですが・・・。ヒットは6本。水野投手から4本打って追い詰めたのはお見事でした。ただ、ヒットやチャンスは全て2死から。先頭を出してプレッシャーをかけたかったですね。
森投手も結局完投して3失点。130km中盤まで出ていましたし、らしさを見せた投球でした。

ピックアップ選手等はこちら