5月16日にパロマ瑞穂球場で行われた中京大−中部大の2回戦の観戦記です。
優勝の可能性を残すにはお互いに負けられない1戦。第1戦は中部大が圧勝しましたが、2日置いて中京大がどこまで疲れを取って臨めるかも注目でした。

中京大
001100100|3 H7 E3
00006000X|6 H11 E1
中部大

中京大
中川(21)、麻續(19)、奥村(34)、渡邉都(14)、高木(11)−牧山
中部大
原田(21)、水谷(18)−清水

投手成績
中京大
中川 4回1/3 66球 被安打7 四死球2 三振3 失点5(自責点3)
麻續 0/3 3球 被安打1 四球0 三振0 失点1(自責点0)
奥村 2/3 6球 被安打0 四球0 三振1 失点0
渡邉都 2回 29球 被安打2 四球0 三振3 失点0
高木 1回 12球 被安打1 四球0 三振1 失点0

中部大
原田 6回2/3 104球 被安打6 四球4 三振5 失点3(自責点2)
水谷 2回1/3 26球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
中京大
D松山(3) 7鶴田(7)→H飯嶌(8)→8 8山本(23)→7 3土井(25) 4桑原(2) 9岡田(1) 5秋山(24) 6杉浦勇(10)→H杉浦文(33) 2牧山(22)→H川瀬(35)
中部大
6佐野(10) 7川口(8)→7丹羽(25) 9村木(5) 2清水(1) D廣田(22) 5水野(7) 3岩本(38)→3村上(29) 8平尾(3)→H畠山(9)→8梅田(26) 4鈴木(35)→H西脇(33)→4近藤(4)

(試合経過)
3回表、2死2塁から4番土井のタイムリー。中京大が先制。1−0
4回表、1死2,3塁から1番松山がタイムリー。2−0
5回裏、無死1,2塁から1番佐野がタイムリー。1死満塁から4番清水が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、麻續。1死2,3塁から5番廣田が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、奥村。2死2塁からタイムリーエラー。この回打者一巡。6点を取って中部大が逆転。6−2
6回裏、ピッチャー交代、渡邉都。
7回表、1死から代打飯嶌がソロホームラン。2死でピッチャー交代、水谷。6−3
8回裏、ピッチャー交代、高木。
中部大が連勝として、勝ち点3。優勝に望みをつなぎました。

総評

1回、2回はお互いに2人ずつランナーを出すも得点が出来ないジリジリした展開。
中京大は3回に土井選手のタイムリー、4回には松山選手のタイムリーで得点を奪ったものの、尚ものチャンスで得点が出来ず。こうなると流れが中部大に移るあたりが野球の面白いところですよね。
5回裏、死球、犠打エラーでチャンス拡大。ミスが絡むと大量点になる。結局ここで中部大が集中打を集めて逆転。エラーも3つ出てしまって中京大としてはここで勝負あったという感じになってしまいました・・・。
ここまで名城大戦で4連投等、奮闘してきた中川投手は、この日も4回までは無失点。5回に崩れましたが責められないですよね。
名城大戦での意地は素晴らしかったですが、そこで力を使い切ってしまった形に。この悔しさを秋に活かしてほしいですね。
中部大はやはり野手は力があります。バッティングもそうですが、守備も固いんですよね。後は投手陣。水谷投手が8日に愛工大戦に続いて、この日もリリーフで好投したのは好材料です。
名城大に先発するかは分かりませんが、重要なピースとして期待したいですね。
原田投手は先発で結果を出しました。ランナーを出しながらも我慢して踏ん張った経験を今後に活かしてほしいです。

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