5月2日に四日市霞ケ浦球場で行われた皇学館大−四日市大の観戦記です。
皇学館大が勝てば優勝が決まる一戦。後がない四日市大は1戦目も投げた飯田投手を立てて挑みました。

皇学館大
214000101|9 H10 E0
000002000|2 H4 E3
四日市大

皇学館大
宮崎(13)、江南(11)−伊東
四日市大
飯田(18)、平山(11)、山崎(15)、間瀬−遠藤

投手成績
皇学館大
宮崎 5回1/3 82球 被安打2 四球3 三振6 失点2
江南 3回2/3 46球 被安打2 四球1 三振3 失点0

四日市大
飯田 2回0/3 65球 被安打8 四球1 三振1 失点7(自責点5)
平山 4回1/3 77球 被安打2 四死球6 三振2 失点1
山崎 2/3 12球 被安打0 四球1 三振0 失点0
間瀬 2回 23球 被安打0 四球0 三振2 失点1(自責点0)

(出場選手)
皇学館大
7浅井(8)→7西前 9伊藤(1) 6井田(23) 3村田(40) 5中川(29)→5小林 D藪本(7)→H大川 8岡田(10) 2伊東(27) 4鈴木(26)→H二村(25)→4木村
四日市大
6中阪(33) 9加藤粛(8) 3下釜(10) D鍛治園(40) 5谷口(1) 2遠藤(37) 8黒瀬(6) 7禰津(48) 4児玉(39)

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番村田がタイムリー2ベース。5番中川がタイムリー。皇学館大が2点先制。2−0
2回表、2死2塁から1番浅井がタイムリー3ベース。3−0
3回表、無死1塁から4番村田のレフト線を破るヒットでレフトがクッションをもたつく間に1塁ランナーがホームイン。5番中川がタイムリー。無死1,3塁でピッチャー交代、平山。7番岡田が2点タイムリー2ベース。7−0
6回裏、1死満塁でピッチャー交代、江南。3番下釜が2点タイムリー。7−2
7回表、1死2,3塁でピッチャー交代、山崎。1番浅井のスクイズ成功。8−2
8回表、無死1塁でピッチャー交代、間瀬。
9回表、1死3塁からスクイズ成功。9−2
皇学館大が勝って全勝優勝を決めました。

総評

序盤の皇学館大の攻撃で決まった試合になりました。
四日市大の飯田投手も140kmくらいのスピードは出ていたのですが、1回2回と2死走者なしから失点。3回は四球から連打を浴びてしまい、中2日の疲れがあったように思います。そこからの平山投手、山崎投手、間瀬投手はある程度踏ん張っただけに、起用が逆であればもう少し変わったかもですね。まぁエースの意地に賭けたんでしょうが・・・。
6回に宮崎投手が突如乱れ、3四球を出して交代。ここで江南投手から2点タイムリーを打ってコールドを回避して意地は見せましたが、ちょっと地力の差を感じる試合でした。4年生は2人だけの野手陣でしたので、秋はもう少し差を縮めたいですね。
皇学館大の村田選手を見るために、9球団のスカウトが終結していました。第1打席、第2打席は持ち味を見せて2安打。そこから2打席が連続死球で、ちょっとスカウトさんは残念な感じでしたが、厳しく攻められるのは強打者の宿命。結果が出せて良かったですね。
3回までに集中打を見せて7点。いい攻撃が出来ていました。終盤ちょっと打ちあぐみましたが、このリーグでは一枚上の力を見せました。東海地区の代表決定戦でも十分戦えるチームだと思います。いい状態で20日を迎えてほしいですね。

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