3月30日に愛産大Gで行われた愛知大学リーグ2部の開幕戦、名古屋商科大−星城大の観戦記です。
昨年2部で優勝争いをした星城大と下位に沈んだ名商大。正直星城大が有利かなと思っていましたが、接戦になりました。

名商大
000010010|2 H6 E2
00100002X|3 H6 E0
星城大

名商大
柳川(18)、渡邉(16)−林
星城大
奥田春(18)、鈴本(19)−佐藤

投手成績
名商大
柳川 2回2/3 66球 被安打1 四球5(申告敬遠1) 三振3 失点1(自責点0)
渡邉 5回1/3 85球 被安打5 四球4 三振4 失点2

星城大
奥田春 6回 70球 被安打5 四球2 三振3 失点1
鈴本 3回 41球 被安打1 四球0 三振5 失点1

(出場選手)
名商大
6岩田(4) 7鈴木(25)→H永井(33)→7 2林(8) 3鳥山(3)→H塚本(10)→3 D笠井(24) 5辻(1) 4高柳(6) 8大林(7)→H家田(27) 9池井(28)
星城大
D住(1) 9秋山(9) 7林(26) 3清田(25) 5竹田(3) 6藤田(6) 4尾関(5) 2佐藤(10) 8飯田(2)

(試合経過)
3回裏、2死3塁から四球の際のワイルドピッチで1点。2死1,2塁でピッチャー交代、渡邉。星城大が先制。1−0
5回表、1死1,3塁から7番高柳がタイムリー。1−1に名商大が追いつく。
7回表、ピッチャー交代、鈴本。
8回表、無死3塁から3番林の犠牲フライ。名商大が勝ち越し。2−1
8回裏、2死1,2塁から1番住が左中間を破る2点タイムリー3ベース。星城大が逆転。3−2
星城大が勝って先勝しました。

総評

名商大は4回まで奥田春人投手にパーフェクトに抑えられ苦しいかな、と思いましたが、5回に5番の笠井選手が2ベースを放ち、チーム初ヒットを放つと、そこから辻選手、高柳選手と連打。1−1と追いつきます。
ただ、この5回に2死満塁を逃すと、6回表には無死2,3塁。ここで代打でキャプテンの塚本選手を出すも三振に倒れると、後続も続けず。ここが一つポイントだったかな、と。
それでも8回にややラッキーもありながら先頭の永井選手が3ベースを放つと犠牲フライで勝ち越し。そのまま逃げ切りたかったのですが、ここまで踏ん張ってきた2番手の渡邉投手が逆転を許し、惜しい試合を逃しました。
名商大の投手陣は四球が多く、それが失点につながったところが反省ですね。
星城大は打線がなかなか名商大の2投手を捉えられず苦しい流れ。1点を勝ち越された直後の8回裏、先頭の藤田選手が長打を放ちながら、3塁を狙ってタッチアウト。この時はさすがに苦しいと思いました。しかもその直後にヒットも出たりして。
それでも2死1,2塁として1番の住選手が左中間を深く破って逆転。こういう苦しい試合を取ったのでここから乗っていきそうです。
2番手の鈴本投手が素晴らしいピッチングで3回を5奪三振。初めて見たのですが、こんな左腕いたんだ、とびっくりする投手でした。大きな戦力になりそう。

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