3月28日に小牧球場で行われた第2試合、小牧南−愛知黎明の観戦記です。
県大会出場を決めた後の試合。小牧南が私学相手にどれだけ戦えるか注目して観戦しました。

小牧南
00000003|3 H7 E0
00002035|10 H6 E1
愛知黎明
(8回コールド)

小牧南
是枝(1)、山口(11)−深井
愛知黎明
飯田(11)、宮(12)−東

投手成績
小牧南
是枝 6回1/3 113球 被安打3 四死球11 三振3 失点5
山口 1回1/3 47球 被安打3 四死球4 三振0 失点5

愛知黎明
飯田 7回 93球 被安打4 四球1 三振5 失点0
宮 1回 32球 被安打3 四球2 三振1 失点3

(出場選手)
小牧南
8鈴木瑛 4松本→H田中詠→R木下(16)→6 9矢野 7吉岡 2深井 5長谷 3鈴木 6小倉→4 1是枝→1山口(11)
愛知黎明
4吉田 5丹下 3島田 2東 9平川(17) 6与那嶺 7吉田 1飯田(11)→H井上(15)→1宮(12)→H原田(13) 8石黒→H佐藤大翔(14)

(試合経過)
5回裏、無死2,3塁から2番丹下がタイムリー。1死3塁から3番島田が犠牲フライ。愛知黎明が2点を先制。
7回裏、1死2,3塁から3番丹下が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、山口。3番島田がタイムリー3ベース。この回3点。5−0
8回表、ピッチャー交代、宮。無死1,2塁から3番矢野がタイムリー。1死満塁から6番長谷がタイムリー。7番鈴木の遊ゴロ2塁封殺の間に1点。小牧南が3点返す。5−3
8回裏、2死1,3塁から1番吉田がタイムリー2ベース。更にワイルドピッチで1点。2死2,3塁から3番島田が3ランホームランを放ち、これでコールドが成立。愛知黎明が勝ちました。

総評

序盤からお互いにランナーを出すものの得点が奪えない試合。愛知黎明はかなり四死球をもらって塁は賑わしていたのですが、盗塁を刺される場面が多く、5回に先制するまでかなり苦しい試合でした。
小牧南のキャッチャーの深井選手は昨年8月に見た時はショートをやっていたのですが・・・。コンバートされたようですが、この日は盗塁を4つ刺す大活躍。こういうプレーは大きいですよね。この日の接戦は彼の力が大きかったです。
投手陣の四死球計15はさすがに多すぎます。ここを県大会では何とかしたい。
攻撃では8回に集中打が出ました。こういう攻撃をチャンスのあった1回、2回あたりで出せていたら。こういう経験を県大会で活かしてほしいです。
愛知黎明は正直小牧南の是枝投手を打ちあぐねていました。四死球は多かったのですが・・・。打開しようとして走って刺されてというのもあって苦しい試合でした。
ただ、最後、コールドまでもっていったのはさすが。3番の島田選手は長打が打てる打者として注目していましたが、7回、8回とその力を発揮。やはり楽しみな選手です。
宮投手のボールが最初あまりに走っていなかったのが心配材料。徐々に良くはなりましたが。
もう少し野手陣の奮起を県大会では期待したいですね。

ピックアップ選手等はこちら