11月21日に神宮球場で行われた第1試合、仙台育英−大阪桐蔭の観戦記です。
高校の部の準決勝。注目の一戦でした。

仙台育英
110000002|4 H6 E1
00100301X|5 H7 E1
大阪桐蔭

仙台育英
仁田(11)、高橋(1)、田中(18)、湯田(10)−尾形
大阪桐蔭
前田(1)−南川

仙台育英
仁田 3回1/3 57球 被安打3 四球2 三振4 失点1
高橋 2回 47球 被安打1 四死球5 三振2 失点3
田中 1回2/3 19球 被安打1 四球1 三振0 失点0
湯田 1回 16球 被安打2 四球1(1) 三振2 失点1

大阪桐蔭
前田 9回 161球 被安打6 四死球10 三振6 失点4

(出場選手)
仙台育英
8橋本 6山田 4湯浅 9齊藤陽 2尾形 5寺田(13) 3齊藤敏→3住石(5) 1仁田(11)→1高橋(1)→1田中(18)→H登藤(14)→1湯田(10) 7濱田(16)
大阪桐蔭
6小川 7山田 9徳丸 2南川 3佐藤→H八瀬山(13)→3笹井(17) 4村本 8堺(15)→H長澤(8)→8 5岸本 1前田

(試合経過)
球場に入った時点で3回裏、2−0で仙台育英がリードという状況でした。
3回裏、2死1,2塁から3番徳丸がタイムリー。2−1
4回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、高橋。
6回裏、1死満塁でピッチャー交代、田中。2番山田が2点タイムリー2ベース。更に1死満塁から4番南川の犠牲フライ。大阪桐蔭が逆転。4−2
8回裏、ピッチャー交代、湯田。2死3塁から3番徳丸を申告敬遠。4番南川がタイムリー。5−2
9回表、無死1,2塁から3番湯浅がタイムリー。無死1,3塁から4番齊藤陽が犠牲フライ。尚も2死1,2塁としますが、最後は7番住石が見逃し三振。大阪桐蔭が1点差で逃げ切りました。

短評

試合開始から1時間くらい経った頃に球場入りしたのですが、その時点でまだ3回裏、かなり長い試合でした。
2回の得点には判定のトラブルもあったようですが、その部分は見ていないので割愛。まぁ学生野球でも映像が見られるのなら、確認が出来たらいいのかもですね。審判も救われますし。
結局前田投手が四死球10個、仙台育英投手陣も9個(うち1つは申告敬遠)。前田投手は荒れた部分もあったようですが、審判さんのゾーンが高校野球にしては狭かったことも大きかったようです。
ただ、普通ゾーンが狭いと点がもっと入るのですが、失点を何とか防ぎ合うのは、お互いのレベルの高さを示したものかな、とも思いますね。
結果的には申告敬遠から4番の南川選手に打たれた1点が大きくものをいった形に。4番の前に申告敬遠って、上手くいかない印象が強いです。4番が意地を見せることが多いなと。
継投もリスクありますし、先発が161球を投げることもリスクはあります。上手くいくいかないはあるにせよ、個人的にはこういう時期に無理はさせてほしくないな、と思いますね。
なんにしても選手のレベルは高い試合でした。

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