9月20日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われたホンダ鈴鹿−ヤマハの観戦記です。
第3代表トーナメントの準決勝。雨で2時間遅れで14時に試合が始まりました。

ホンダ鈴鹿
000010000|1 H6 E1
10001010X|3 H7 E0
ヤマハ

ホンダ鈴鹿
井村(17)、八木(18)、福島(12)、竹内(11)−長
ヤマハ
近藤(19)、佐藤(14)、波多野(21)−川邉

投手成績
ホンダ鈴鹿
井村 6回1/3 108球 被安打7 四死球2 三振6 失点3
八木 2/3 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0
福島 2/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
竹内 1/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0

ヤマハ
近藤 6回 95球 被安打4 四球1 三振4 失点1
佐藤 2回 26球 被安打2 四球0 三振3 失点0
波多野 1回 16球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
ホンダ鈴鹿
5貞光(5) 8小川(25) D畔上(10) 2長(27) 7松本(4)→R栗原(29) 9長野(1) 3西林(31) 4中川(7) 6鈴木(2)
ヤマハ
7中田(24) 3秋利(4) D矢幡(1) 9網谷(5) 5藤岡(3) 4青柳(6) 8前野(25) 6相羽(10) 2川邉(8)

(試合経過)
1回裏、2死1塁から4番網谷がタイムリー2ベース。ヤマハが先制。1−0
5回表、1死満塁から1番貞光がライトフライ。3塁ランナーはホームインも1塁ランナーが2塁を狙ってタッチアウト。タイムプレーとなるも3塁ランナーの生還が速く1点が認められました。1−1
5回裏、1死1,2塁から3番矢幡がタイムリー。ヤマハがすぐに勝ち越し。2−1
7回裏、1死2塁でピッチャー交代、八木。ワイルドピッチで1死3塁から1番中田が犠牲フライ。3−1
8回裏、2死からピッチャー交代、竹内。
ヤマハが競り勝ち、第3代表決定戦に進出。

総評

ホンダ鈴鹿の井村投手、ヤマハの近藤投手。ほぼ互角の投げ合いで序盤は推移。ヤマハが初回に先制したものの、ロースコアでお互いにランナーは出すも押し切れず、どちらに転ぶか分からない試合でした。
ホンダ鈴鹿は2つ痛い走塁アウトがありました。5回の犠牲フライの際の1塁ランナーが2塁を狙ってのアウト。1点とはなったものの、まだ続くチャンスだったのでもったいなかった。そして8回表、2死から小川選手がヒットで2塁を狙うもタッチアウト。これはヤマハの中継が素晴らしかったのですが・・・。これで勝負あったかな、となってしまいました。
継投も結果的には井村投手が出したランナーを八木投手が防ぎきれず。重い3点目となってしまいました。
対してヤマハは翌日の先発候補だった佐藤投手を7回から突っ込んで、2回を0点に。個人的な好みはホンダ鈴鹿の戦い方なのですが、ことトーナメントとなると勝たないと明日がない。難しいところですね。
ヤマハは近藤投手が好投。こんなにいい近藤投手は久々に見ました。6回まで投げてくれたのは大きいですね。
打線は要所で中軸にヒットが出ました。これも中軸が沈黙したホンダ鈴鹿と対照的になってしまいましたね。
これで王子と代表決定戦となりました。前回の対戦は王子が勝利していますが、タイブレークで紙一重。厳しい戦いになりそうです。
決定戦は先発にも注目です。

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