8月23日に刈谷球場で行われた第2試合、中庸スプリング−フタバ産業です。
今年公式戦に出場が無かった中庸スプリングがフタバ産業相手にどう戦うか、注目して観戦しました。

中庸スプリング
0200030000|5 H12 E1
0000040010|5 H7 E2
フタバ産業
(延長10回タイブレークも引き分け 抽選の結果フタバ産業が2回戦に進出)

中庸スプリング
榊原(16)、池田(12)、岸本(14)−山田
フタバ産業
二村(20)、木村(14)、花城(13)、奴賀(17)−尾西

投手成績
中庸スプリング
榊原 6回 81球 被安打5 死球1 三振2 失点4(自責点2)
池田 3回 48球 被安打2 四球1 三振1 失点1
岸本 1回 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

フタバ産業
二村 3回 48球 被安打5 四球0 三振1 失点2
木村 3回 53球 被安打7 四球1 三振0 失点3
花城 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
奴賀 3回 35球 被安打0 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
中庸スプリング
9河村(9) 8中村(51)→7 4坂田卓(1)→3 7奥村(7)→8坂田圭(26) 2山田(22) 5後藤(10) 3中野(25)→4青山(6) 6森本(4) 1榊原(16)→1池田(12)→1岸本(14)
フタバ産業
6山下(6) 8戸松(9) 4豊田(10) 2尾西(24) 9荒木(0) 3白井(3) 5小杉(32) 1二村(20)→1木村(14)→H村瀬(21)→1花城(13)→H早田(5)→7 7中西(7)→1奴賀(17)

(試合経過)
2回表、無死1,3塁から6番後藤がタイムリー。更に無死2,3塁から7番中野の1塁前のハーフライナーに1塁手が飛び込むも弾いてしまいファールゾーンへ。記録はヒットでタイムリー2ベースに。中庸スプリングは2点先制。2−0
6回表、1死1塁から7番青山が絶妙なバントヒット。1塁ランナーが3塁を狙い、3塁への送球がエラーとなり、そのままホームイン。更に2死3塁から9番榊原、1番河村が連続タイムリー2ベース。3点取って5−0。
6回裏、1死1塁から1番山下がタイムリー3ベース。2死3塁から3番豊田がタイムリー3ベース。4番尾西の遊ゴロをタイムリーエラー。2死2塁から5番荒木がタイムリー。4点返し、5−4に。
9回裏、2死2塁から8番早田が同点タイムリー3ベース。尚もチャンスでしたが、9番奴賀の遊ゴロをナイスプレーで捌き同点止まりに。
9回で勝負がつかず延長タイブレークに。
10回表、3番がバント失敗。その後4番坂田圭が送って2死2,3塁とするも5番山田はセンターフライ。得点ならず。
10回裏、無死1,2塁から1番山下のバントはフライになって5−4と渡りゲッツー。2番戸松も倒れ0点。
タイブレークでも決着がつかず引き分け。抽選によりフタバ産業が2回戦へ。

総評

中庸スプリングは惜しい勝ち星を逃した形。ただ、9回よりも2回、3回、4回のチャンスを活かせなかったことの方が痛かった。
2回表は2点とって尚も無死2,3塁。(エンドラン空振り等で得点ならず。)3回表は無死3塁から2ゴロホーム憤死。更に1死1,3塁から三振ゲッツー。4回も1死満塁からエンドランで空振り3塁ランナー憤死。ここで1,2点追加していれば、また違った試合になったかな、と。
9回裏の同点後のピンチ、タイブレークで踏ん張って引き分けに持ち込んだのは立派。ただ、惜しかったです・・・。
フタバ産業は正直6回表に3点取られたところで勝負あったと思いました。そこから相手のエラーもあったとはいえ、4点を返して試合を押し戻したのはチーム力ですよね。
9回の土壇場で打った早田選手は2−2と追い込まれていました。こういう一打は成長も促しそうです。
4番の尾西選手が精彩を欠く中、3番豊田選手、5番荒木選手がチームを救う活躍。
投手では奴賀投手が3イニングをしっかりと抑えて引き分けに持ち込む活躍を見せました。

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