8月16日に刈谷球場で行われた安城−刈谷の観戦記です。
県大会の常連と言っていい両チームの対戦。やはり力を感じる対戦になりました。

安城
000060011|8 H6 E1
000020002|4 H12 E6
刈谷

安城
本田(1)−内山
刈谷
重野(1)、蜂須賀(4)、斎藤(10)、川添(11)−平山

投手成績
安城
本田 9回 163球 被安打12 四球5 三振5 失点4

刈谷
重野 5回 104球 被安打5 四球1 三振8 失点6(自責点4)
蜂須賀 2回2/3 46球 被安打0 四球1 三振2 失点1(自責点0)
斎藤 1/3 5球 被安打0 四球1 三振0 失点0
川添 1回 26球 被安打1 四球1 三振1 失点1

(出場選手)
安城
7谷川 9岩瀬 5加藤 3川端 6池田 8水越 2内山(12) 4鈴木 1本田
刈谷
8高橋 1重野→R加藤凛(15)→4柴田(3) 2平山 7青山 3青木(13) 9神谷→H丹野(17)→9 5堀田 6渡辺 4蜂須賀→1→1齊藤(10)→H稲垣→1川添(11)

(試合経過)
5回表、無死満塁から9番本田が押し出し四球。2死満塁から3番加藤が2点タイムリー2ベース。更にワイルドピッチで1点。2死3塁から4番川端が2ランホームラン。安城が打者一巡で6点。6−0
5回裏、無死1,2塁から4番青山が2点タイムリー2ベース。6−2
8回表、エラー、けん制エラーで1死3塁からパスボールで1点。7−2
9回表、2死2塁から4番川端がタイムリー2ベース。8−2
9回裏、1死満塁から5番青木がタイムリー。2死満塁から7番堀田がヒットを放ち、3塁ランナーに続いて2塁ランナーもホームを狙うもタッチアウトに。8−4で安城が逃げ切りました。

総評

安城の上手さというか、そつのなさが目立つ試合でした。ヒット6本で8点。結果エラーや四球が点につながっているのですが、そこにバントや1バウンドで次の塁をきっちりと狙う走塁、そして勝負所で長打とやるべきことをやれるチームだな、と感じるチームでした。
これでスタメンが1年生5人というところに恐ろしさを感じます。洗練されていったら強豪校には怖い相手になりそう。
常に次の塁を狙っている意識が徹底されていて、5回のワイルドピッチでの1点はこれで突っ込めるのか、というくらいしか弾いてなかったのですが、見事に生還。素晴らしい走塁でした。
本田投手は最後疲れていましたが、それでも要所を締める投球が目立ちました。ランナーを出してもあわてないところは経験値の高さを感じます。
刈谷はエラーが6つ。ヒットでもいい判定もあったので一概には言えませんが、エラー以外にも走るべきじゃないところで走ってアウトになったり、まだ新チームということもあってか、もったいないプレーが目立つ結果に。
重野投手は力がありましたが、後続の投手は基本打たせて取る投手。いかにバックでしっかり守るかがカギになりそう。
打線もヒットは12本出たもののつながりに欠ける結果に。3番平山選手、4番青山選手は力があるので、この前後で上手くつなげていきたいですね。

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