7月20日に大野レインボースタジアムで行われた岐阜大会の3回戦、関商工−帝京大可児の観戦記です。
関商工はスタメンが7人2年生という若いチーム。帝京大可児とどういう試合をするか注目して観戦しました。

関商工
0000000|0 H4 E0
000700X|7 H9 E0
帝京大可児

関商工
山口(1)、鹿島(18)、堀(11)−村瀬
帝京大可児
山岡(1)−安積

投手成績
関商工
山口 3回0/3 57球 被安打3 四球1 三振2 失点4
鹿島 1回 19球 被安打3 四球1 三振1 失点3
堀 2回 30球 被安打3 四球2 三振0 失点0

帝京大可児
山岡 7回 87球 被安打4 四球3 三振2 失点0

(出場選手)
関商工
9須田 4尾村 7尾里 3林→1鹿島(18)→1堀(11) 8大村 1山口→3→5 5池下→H國本(13)→3 6原→H宮脇 2村瀬
帝京大可児
9可児 4渡辺春 5渡邉蒼 8佐野 2安積 3小池 6美野田 7井本(17) 1山岡(11)

(試合経過)
4回裏、無死1,3塁から4番佐野がタイムリー2ベース。5番安積が2ランホームラン。ここでピッチャー交代、鹿島。1死1,3塁から9番山岡がタイムリー。1番可児がタイムリー2ベース。更にワイルドピッチで1点。この回7点。7−0
5回表、無死1,2塁から8番原の送りバントが小フライになりバッターアウト。後続も倒れ反撃ならず。
7回コールドで帝京大可児が快勝しました。

総評

3回までは0−0。帝京大可児はノーヒットに抑えられ、関商工のがチャンスを作っていたくらいでした。
それが2番の渡辺春選手が2ベースを放つと、バントが3塁野選に。これが大きなプレーになりました。そこからタイムリー2ベース、2ランホームランと続いて一気に試合が帝京大可児ペース。投手交代した後も止められず一気に7点となり勝負が決まりました。
関商工は2回、5回にバント失敗。やはりバント失敗は試合の流れを相手にやってしまいますね。5回は無死1,2塁とはいえ7点ビハインド。もっと強気に攻めてほしかった。
関商工はスタメンのうち7人が2年生。山口投手、鹿島投手もまずまず力がありました。新チームは楽しみなチームになりそうです。
帝京大可児はバッティングの形がチームとしてよく、4回はそれがつながって大量点になりました。5回、6回にも点を取るチャンスがあっただけに、ここで突き放したいところでしたが・・・。
それでも力のあるチームだと感じました。
甲子園も狙えそうなチーム。この後の戦いも注目です。

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