5月15日に名商大Gで行われた名古屋大−星城大の観戦記です。
2部のプレーオフの第1戦。勝った方が愛知東邦大との2部優勝決定戦に進む大一番でした。

名古屋大
001001030|5 H7 E2
001100103|6 H10 E0
星城大

名大
本田(28)−神谷
星城大
奥田春(19)、近藤(17)、筋師(15)−山本將

投手成績
名大
本田 8回2/3 137球 被安打10 四死球4 三振6 失点6(自責点5)

星城大
奥田春 6回2/3 105球 被安打4 四球3 三振5 失点2
近藤 1回1/3 27球 被安打3 四球1 三振0 失点3
筋師 1回 15球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
名大
6楠嶺(33) 8寺岡(9) 4田中奏(2) 2神谷(10) D石川(26) 3本山(4) 7片上(21)→9河合(1) 9加藤(12)→H杉山(36)→9中地(7)→7 5近藤(6)
星城大
9秋山(26) 6望月(2) 7浅井(24) 2山本將(10) D山本泰(6) 3小野寺(8) 5小林(3) 8清水(1) 4藤田(5)→H小澤(37)→R飯田(38)

(試合経過)
3回表、2死満塁から3番田中奏の押し出し四球。名大が先制。1−0
3回裏、1死2塁から1番秋山がタイムリー2ベース。1−1の同点に。
4回裏、先頭の4番山本將が勝ち越しホームラン。2−1と星城大がリード。
6回表、2死1,2塁から6番本山のタイムリー。2−2の同点に。
7回裏、先頭の1番秋山がソロホームラン。3−2と星城大が勝ち越し。
8回表、1死1,2塁から5番石川が3ランホームラン。逆転。5−3
9回裏、2死満塁から5番山本泰が2点タイムリーを放ち同点。6番小野寺のレフト前のライナーをレフトが追いついたと思いましたが取り切れず、サヨナラタイムリーに。
星城大が逆転サヨナラ勝ちを収めました。

総評

一進一退の好勝負に。
名大の本田投手はやはり先週までの調子には見えず、疲れがたまっている内容に。自分が見た2試合では無四球だったものが、4四死球(四球1、死球3)。やはり制御しきれなかった部分に厳しさを感じました。
それでも8回までは3失点。9回もエラーが絡みながらもあとアウト1つまで行ったのですが・・・。9回裏、1死満塁で4番山本將選手が1ゴロ。ホームアウトのあと、1塁に投げればアウトというタイミングでキャッチャーが投げられず。結局その後にタイムリーが出てしまって、痛恨のプレーになってしまいました。
名大は守備でミスもありましたが、好プレーも多く、先日見た愛知東邦大戦と比べてもバックの盛り立ては素晴らしかった。
打線もなんとか食らいついて逆転しようと粘ってつないで、8回に石川選手の3ランで逆転。いい流れでしたが、こればかりは仕方ない。
名大とすれば、ここまで戦えたことは収穫。あとは本田投手に次ぐ存在を作っていくことですね。秋、来年も見据えながら。
星城大は奥田春投手が先発。サイドハンドで時折アンダーを交えて相手を翻弄する投球で試合をしっかりと作りました。
球数で代えたような感じで、リリーフの近藤投手が打たれて苦しい流れでしたが・・・。
最後、4年生の山本泰選手がそこまでノーヒットの中、カウント1−2から同点タイムリー。4年間の意地を見せてくれました。
筋師投手の1回三者凡退も流れを戻す投球でお見事でしたね。
星城大は1番秋山選手、4番山本將選手が好調。本田投手から10安打したのは自信になります。打線で点を取って愛知東邦大戦も戦っていきたいですね。

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