3月9日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた東海五県軟式野球愛知県大会の3位決定戦、三京アムコ−パナソニックデバイスSUNXの観戦記です。
勝つと五味博一旗軟式野球大会への出場となる試合。三京アムコの方がモチベーションが高そうな中での試合でした。

三京アムコ
10000201|4 H6 E2
00200301|6 H10 E3
パナSUNX
(時間切れ8回裏攻撃中終了)

三京アムコ
横井(20)、山本(19)−村上
パナSUNX
福野(16)−赤野

投手成績
三京アムコ
横井 5回0/3 104球 被安打5 四球5 三振3 失点4(自責点3)
山本 2回2/3 62球 被安打5 四球3 三振1 失点2

パナSUNX
福野 8回 120球 被安打6 四球1 三振1 失点4(自責点1)

(出場選手)
三京アムコ
6平戸(10) 7木場(7) 5松山(3) 3藤江(9) 2村上(27) 9三橋(21) 8本澤(4)→(29)→8日下部(8) 1横井(20)→1山本(19) 4加藤(2)
パナSUNX
2赤野(10) 9井戸(14) 5川良(9) 8山田(8) 4東郷(13) 6柴山(2) 3朝野(3) 1福野(16) 7木下(19)

(試合経過)
1回表、1死から2番木場がソロホームラン。三京アムコが先制。1−0
3回裏、1死1塁から3番川良がレフトへ2ランホームラン。パナSUNXが逆転。2−1
6回表、1死1,2塁から4番藤江がタイムリー。更に1死1,3塁からタイムリーエラー。三京アムコが再逆転。3−2
6回裏、無死1,2塁でピッチャー交代、山本。無死満塁から1番赤野が同点タイムリー。2死2,3塁から3番川良が2点タイムリーを放ちパナSUNXが再々逆転。5−3
8回表、2死2,3塁からピッチャー福野のエラーで1点。5−4
8回裏、2死1,3塁で唐突にこのバッターで試合終了すると宣言。5番東郷がサード強襲のタイムリーを放ち、6−4となったところで試合終了。
パナSUNXが競り合いを制し、3位となりました。

総評

三京アムコは試合前から勝ちたいという意識が発せられる声からも伝わってきました。それに対してパナSUNXは厳しい人員の中、普段通りの雰囲気での試合。それが逆にパナSUNXペースの試合になったという印象でした。
試合はシーソーゲーム。序盤はお互いにホームランが出てパナSUNXが2ランの分リードして5回を終了。
6回表はパナSUNXにミスが続いて三京アムコが乗じて逆転。これで一気に三京アムコペースになるかと思われましたが、先発の横井投手が前の回から疲れが出ていて、6回裏に先頭から連続四球。ここでエースの山本投手にスイッチするも、踏ん張り切れず、パナSUNXが川良選手のこの日4打点目となる逆転の2点タイムリーが出てかなり試合は決まった感じに。
8回表に2死2,3塁のチャンスでピッチャー福野選手にエラーが出て1点差にするも、次のバッターが打てず。ここで万事休すとなりました。
のらりくらりというのはあまりいいイメージの言葉ではないかもしれませんが、パナSUNXの野球のイメージなんですよね。三京アムコをうまくかわしたという試合でした。

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