11月30日に東京ドームで行われた第1試合、東邦ガス−三菱重工Eastの観戦記です。
なかなか全国、都市対抗本戦で勝てない東邦ガス。今年は充実しているので、まず初戦を突破してほしいと願いながら観戦しました。

東邦ガス
200000000|2 H10 E0
001000000|1 H8 E0
三菱重工East

東邦ガス
辻本(19)、松本(44)−氷見
三菱重工East
本間(28)、善(11)−対馬

投手成績
東邦ガス
辻本 5回2/3 77球 被安打6 四球0 三振4 失点1
松本 3回1/3 36球 被安打2 四球1 三振2 失点0

三菱重工East
本間 5回 89球 被安打6 四死球3 三振7 失点2
善 4回 55球 被安打4 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
東邦ガス
7豊住(45)→7大木(24)→H水本(1)→7 5虎谷(5) 4比嘉(8) 3若林(6) D柴田(9) 8大島(4) 6高垣(10) 9木村(31) 2氷見(2)
三菱重工East
D園田(27) 8八戸(0)→H安田(22)→9汐月(35) 4中山(6) 7小柳(33)→R南(23) 3松本(37) 5久米田(8) 6矢野)2 2対馬(9) 9江越海(29)→8

(試合経過)
1回表、1死2,3塁からワイルドピッチで1点。尚も1死3塁から4番若林のタイムリー。東邦ガスが2点先制。
3回裏、2死2塁から1番園田がタイムリー。2−1
6回裏、2死2塁でピッチャー交代、松本。4番小柳を四球で出すも、5番松本を三振に斬ってピンチを脱出。
東邦ガスが逃げ切って2014年以来の初戦突破を果たしました。

総評

東邦ガスが初回に相手の本間投手がやや不安定なところを攻めて2点を奪い、優位に立つも、2回に立ち直った本間投手、リリーフの善投手からランナーは出すも追加点を奪えず苦しい流れに。
そんな中、3回に1点は失うも、安定した投球を見せる辻本投手、そして、広島からドラフト5位指名を受けた補強の松本投手を6回途中からつぎ込んで逃げ切りました。
ドラフトにかかったとはいえ、都市対抗本戦ではマウンド経験がなかった松本投手をマウンドに上げるのは賭けに感じましたが、しっかりと結果で答えた松本投手が素晴らしかったです。
東邦ガスは補強の豊住選手が好プレーの際に足を負傷。交代。次の試合に不安を残しました。途中出場の水本選手がヒットを打ったので、どう起用をしてくるかも注目。
三菱重工Eastは1番の園田選手が3安打、4番の小柳選手が2安打1四球と活躍も分断された形。補強の松本選手がブレーキになってしまいました。

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