11月8日に名商大第2グランドで行われた名商大−愛院大の1部2部入替戦の観戦記です。
風が強い中での1戦。延長12回からのタイブレークまで試合はもつれました。

名商大
201001000102|7 H18 E6
030001000100|5 H10 E2
愛院大
(延長12回※12回からタイブレーク)

名商大
長谷川(48)、松下(18)−稲富
愛院大
上野(1)、森口(3)−森

投手成績
名商大
長谷川 10回 153球 被安打9 死球2 三振6 失点5(自責点4)
松下 2回 32球 被安打1 四死球2 三振1 失点0

愛院大
上野 7回 111球 被安打12 四球1 三振4 失点4(自責点3)
森口 5回 75球 被安打5 四球1 三振3 失点3(自責点1)

(出場選手)
名商大
8富田(15) 4岡本(12)→3 2稲富(10) D滝本(1) 3西(25)→4香村(4) 5余合(46) 7堀(2) 6桑鶴(8) 9深見(3)→H高山(50)→9久田(23)
愛院大
6村瀬(9) 4纐纈(4)→5寺島(32) 2森(2) D匂坂(35) 5藤田(10)→4 3廣田(33) 9太田(11) 8川尻(12) 7馬場(19)→7竹端(8)→H岡田(23)→田中

(試合経過)
1回表、2死3塁からワイルドピッチで1点。更に2死1,2塁から6番余合がタイムリー2ベース。名商大が2点先制。2−0
2回裏、2死2塁から7番太田のタイムリー3ベース。8番川尻のタイムリー。更に2死1,2塁から1番村瀬のタイムリー。愛院大が逆転。3−2
3回表、2死2塁から6番余合のタイムリー。3−3
6回表、無死2,3塁から2番岡本の犠牲フライ。4−3
6回裏、1死3塁から9番馬場の1ゴロエラーの間に1点。4−4
9回で決着がつかず、延長戦に入ります。
10回表、2死3塁から2番岡本がタイムリー。名商大が勝ち越し。5−4
10回裏、3番森、4番匂坂、5番藤田の3連打で無死満塁。1死後、7番太田の当たりは右中間に抜けそうな当たり。これをセンターの富田が飛びついて取るファインプレー。ただ、これが犠牲フライになり同点に。5−5
12回から規定によりタイブレークへ突入。継続打順、無死1,2塁から。
12回表、送って1死2,3塁から1番富田が2点タイムリー。名商大が2点勝ち越し。7−5
12回裏、送って1死2,3塁。2死後、四球で満塁となるも8番川尻が三振に倒れ試合終了。
名商大がタイブレークを制し、先勝しました。

総評

中盤以降、お互いにチャンスを作るもあと1本がなかなかでない展開。名商大が先手を取ることが多いのですが、リードしてはミスも絡んで追いつかれるという、流れに乗れない試合になりました。
愛院大は最大のチャンスは10回裏、1点リードはされていたものの、先頭の森選手のヒットから、強行策が成功し、無死1,2塁。5番藤田選手はラッキーもあっての内野安打。ここで1死満塁からの7番太田選手の当たり。これは抜けたと思ったのですが、名商大の富田選手の超ファインプレー。同点に追いついたものの、サヨナラならず。ただ、これは取った富田選手がすごかった。
名商大はエラーが多く、それもなかなか勝ち展開に持っていけない要因でした。
お互いの投手陣の粘りも良かったと言えます。
タイブレークを決めたのも富田選手。彼が救った試合になりました。

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