11月3日に岡崎球場で行われた第1試合、至学館−三重の観戦記です。
2回戦で勝つとベスト4。三重1位の三重高校に対し、至学館がどこまで食らいつくか、と思いましたが、予想外の展開となりました。

至学館
000200020|4 H8 E1
001000000|1 H6 E1
三重

至学館
伊藤(10)、山本(1)、伊藤(10)、山本(1)、伊藤(10)−岩戸、磯村
三重
上山(18)、谷(1)−高山

投手成績
至学館
伊藤 8回1/3 97球 被安打6 四死球3 三振2 失点1
山本 2/3 6球 被安打0 四球0 三振0 失点0

三重
上山 5回 66球 被安打4 四死球2 三振1 失点2
谷 4回 53球 被安打4 四球1 三振2 失点2(自責点1)

(出場選手)
至学館
4加藤匠 8佐野 6安並 3宮田→9→3→9→3 9田頭(13)→7→9→7→9 7濱口(18)→1山本(1)→7→1→7櫛田(9) 5兜森 2岩戸(12)→R鈴木(16)→2磯村 1伊藤(10)→3→1→3→1
三重
3宇佐美 6藤井 8野田(9)→9 4鈴木 1上山(18)→8 9大越(8)→1谷(1)→H仙波(17)→R花井(19) 7神野 5伊藤→H安池(13)→5淺井(14) 2高山

(試合経過)
2回裏、1死1塁から6番大越の2ベースで1死2,3塁とするも、7番神野の中飛が浅めで3塁ランナー自重。8番伊藤が三振に倒れ先制ならず。
3回裏、2死から死球、牽制エラーで2塁に行き、3番野田のタイムリーで三重が先制。1−0
4回表、1死2塁から3番安並がタイムリー。更に2死2塁から5番田頭のタイムリー2ベース。至学館がすかさず逆転。2−1
6回裏、2死1塁でピッチャー交代、山本。
8回表、1死2塁から1番加藤匠のタイムリー。更に2死2塁から3番安並のタイムリー。4−1
9回裏、1死でピッチャー交代、伊藤。
至学館が快勝。準決勝進出を決めました。

総評

至学館のうまさ、いやらしさ(褒め言葉)が光った試合。
序盤からうまく行かなくても、バントの構えからバスター、エンドラン、送りバント、盗塁、これらを駆使して相手にプレッシャーを与え、4回には2本のタイムリーで逆転。
先頭バッターが出ること実に7度。点を奪った2イニング以外でもプレッシャーをかけ続けたことが、流れを相手に渡さなかった要因となりました。
伊藤投手の内容が良く、MAXは133劼任垢、まっすぐが動いているようで、コントロールも良く打たせて取る投球が素晴らしかった。そしてエースの山本投手がこの日は上山選手へのワンポイント投球をこなして、いわゆる“遠山葛西遠山”を成功させて、失点を最小に抑えました。
1番の加藤匠選手、3番の安並選手が打線をうまく回す役割をこなしていました。
三重は2回にビッグチャンスを逃し、3回には2死から1点を取ったものの、なかなかチャンスを作れない展開に。伊藤投手相手に詰まったフライアウトが多く、最後までとらえきれませんでした。
上山投手、谷投手とも、ボールは良かったのですが、粘り強い至学館打線に翻弄された印象です。
そして8回の失点はセンターの落球から。こういうミスが出たら厳しいですね。
至学館は野球がどんどん洗練されています。そして、雰囲気がいい。麻王監督が以前と違って明るいチームを作っていますね。だから失敗しても選手が委縮しない。チャレンジを続ける。現代の選手の気質にあったチームになっているな、と感じます。
選抜へはあと1勝。何とか勝利をつかんでほしいです。

ピックアップ選手等はこちら