11月2日にダイムスタジアム伊勢で行われた決勝トーナメントの準決勝第2試合、ホンダ鈴鹿−パナソニックの観戦記です。
補強選手を輩出して若手中心で戦うホンダ鈴鹿が準決勝進出。強豪のパナソニック相手にどういう試合をするか注目して観戦しました。

ホンダ鈴鹿
110002100|5 H10 E1
000000000|0 H5 E2
パナソニック

ホンダ鈴鹿
福島(12)、竹内(11)、花城(20)−岡澤、多鹿
パナソニック
小澤(19)、柏野(14)、勝田(21)−川上、緒方

投手成績
ホンダ鈴鹿
福島 5回1/3 88球 被安打4 四死球3 三振5 失点0
竹内 2/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
花城 3回 37球 被安打1 四球0 三振1 失点0

パナソニック
小澤 6回 98球 被安打7 死球1 三振3 失点4(自責点3)
柏野 2回 22球 被安打2 四球0 三振1 失点1
勝田 1回 15球 被安打1 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
ホンダ鈴鹿
8栗原(29) 6鈴木(2) D松本(4) 9小川(25) 3庄司(26) 5西林(31)→4照屋(6) 7内山(9) 4石川(8)→5 2岡澤(28)→H多鹿(30)→2
パナソニック
8藤井健(0)→7植田(7) 9上田(1)→9小峰(24) 7三宅(9)→8 5西川(35)→3 4法兼(10)→4稲村(6) D三上(2)→H大坪(22) 3松根(31)→5 6諸永(4) 2川上(23)→H坂田(25)→2緒方(12)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番小川の3ゴロが内野安打。送球が逸れる間に2塁ランナーがホームイン。ホンダ鈴鹿が先制。1−0
2回表、1死から7番内山がソロホームラン。2−0
2回裏、1死満塁から1番藤井健が6−4−3のゲッツー。反撃ならず。
6回表、2死1,2塁から7番内山が2点タイムリー2ベース。4−0
7回表、2死2塁から3番松本のタイムリー2ベース。5−0
ホンダ鈴鹿が快勝。決勝戦進出となりました。

総評

パナソニックとしては1,2,3回とチャンス。ここで点を取れなかったところで勝機が逃げていきました。特に2回の1死満塁でのゲッツーは痛かったですね。
同じように1〜3回にチャンスを作ったホンダ鈴鹿は2得点。そして6回に2死からチャンスを作って内山選手の2点タイムリー2ベースが出たところで勝負は決まった試合でした。
ホンダ鈴鹿は補強選手が抜けて、苦しい陣容のはずなのですが、若手が躍動。この試合では内山選手、鈴木選手、松本選手の活躍が光りました。
今大会2度目の先発の福島投手はこの試合でも5回1/3を無失点と素晴らしい投球。序盤はピンチの連続だったのですが、4回、5回は三者凡退。5回の三者三振は圧巻でした。来年は先発で期待できますね。
本大会の出場を逃したホンダ鈴鹿ですが、今大会は決勝戦で敗れるも準優勝。この結果は立派。これを来年につなげられるように、いいオフを過ごしてほしいですね。

ピックアップ選手等はこちら