9月22日に岡崎球場で行われた第1試合、西濃運輸−ヤマハの観戦記です。
第1代表のベスト4をかけた戦い。野球の面白さ、怖さが詰まった試合になりました。

西濃運輸
000010010|2 H5 E3
00000005X|5 H5 E1
ヤマハ

西濃運輸
船迫(16)、堀田(18)−柏木
ヤマハ
九谷(13)、ナテル(12)、大野(16)、波多野(21)−川邉

投手成績
西濃運輸
船迫 7回1/3 115球 被安打5 四死球5 三振8 失点5(自責点4)
堀田 2/3 13球 被安打0 四球0 三振0 失点0

ヤマハ
九谷 6回 86球 被安打4 四球0 三振2 失点1
ナテル 2/3 12球 被安打0 死球1 三振0 失点0
大野 1/3 4球 被安打0 四球0 三振1 失点0
波多野 2回 25球 被安打1 四球1 三振0 失点1

(出場選手)
西濃運輸
6北野(6) 8原田(31) D渡邊(4) 9谷(25) 5野崎(28) 4大山(0) 2柏木(27) 3細川(2) 7清水(3)
ヤマハ
7鈴木(0) 5青柳(6) 9網谷(5) 8前野(25) 3藤岡(3) D笠松(33)→H萩原(24) 4永濱(7) 2川邉(8) 6相羽(10)

(試合経過)
5回表、ヒットとエラー、犠打で1死2,3塁。8番細川の遊ゴロでホーム封殺。2死1,3塁から9番清水がタイムリーを放ち、西濃運輸が先制。
7回表、2死2塁でピッチャー交代、大野。
8回表、2死2塁から3番渡邊が右中間を破るタイムリー3ベース。2−0
8回裏、2番青柳、3番網谷の連打で無死1,2塁。4番前野はショート左の強いゴロで、名手の北野が弾き記録エラーで無死満塁。5番藤岡がタイムリー。6番萩原が犠牲フライ。同点。1死1,2塁から7番永濱が右中間を破る2点タイムリー3ベース。ヤマハが逆転。ここでピッチャー交代、堀田。1死3塁から8番川邉の遊ゴロが野戦となりこの回5点目。5−2
ヤマハが大逆転勝利を収めました。

総評

8回表に西濃運輸が2点目を取ったところで勝負は決まったと思いました。
船迫投手はそこまで四死球は5つ与えていましたが、被安打は1。球数も7回終わって102球とまずまず。調子も上がっていてもう大丈夫かと思っていました。
ところがそこから試合が加速し、連打で無死1,2塁。4番前野の当たりはショート横への強いゴロ。北野選手がゲッツーを意識してゴロを取りに行った分、弾いてしまったエラー。多分、思ったより打球が強かったことと、ゲッツーを意識したこと。これでグラブが逆になってしまいました。これがポイント1。
そして2つ目のポイントが、この時点でベンチからのタイムを使い切っていたこと。これも序盤にエラーや四死球でのピンチを招いて、6回に使い切ってしまったんですよね。そこまでで抑えていたので、ベンチワークが悪いとは言い切れないのですが、間を置くという意味で残しておきたかった。
3つ目のポイントが交代期が遅れたこと。これは堀田投手への信頼度が高くなく、船迫投手の続投の方がいいと判断したんだと思います。エースと目されるだけに難しいところですが、船迫投手に疲れは見えていたので・・・。ただ、これは結果論かな。
なんにしても、そこまでチャンスを決めきれなかったヤマハが、ヒットとエラーで作ったチャンスでビッグイニングにした。これが素晴らしかったです。
リリーフでナテル投手が不安定だと判断し、大野投手で追加点を防ぎに行った。これも見事だったと思います。
もちろんヤマハもリリーフの波多野投手が打たれて、すべてがうまくいったわけではないのですが、それをチームでカバーする。ここに強さを感じます。
西濃運輸も8回表に、1点取ってなおも4番谷選手で1本出ていれば、とも思いますが、これは仕方ない。2−0もしくは2−1で逃げ切る試合でした。
8回表までは西濃運輸のペースの試合。それが1イニングでひっくり返ってしまう。ただ、そこまで西濃運輸はエラーが3つ。これが伏線になりました。
野球の面白さ、怖さが伝わる試合でした。

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