7月27日に小牧球場で行われた準々決勝、愛知啓成−中京大中京の観戦記です。
選抜ベスト4の中京大中京に対し、愛知啓成は3回戦でシード校の星城を破って勢いに乗ってここまで勝ち上がってきました。中京大中京の畔柳投手の登板がポイントかな、と思っていました。

愛知啓成
00001000000|1 H10 E0
00000001001|2 H10 E0
中京大中京
(延長11回)

愛知啓成
本間、東−迫
中京大中京
大矢、畔柳−加藤

投手成績
愛知啓成
本間(1) 9回 133球 被安打9 四死球2 三振3 失点1
東(18) 1回0/3 15球 被安打2 四球0 三振1 失点1

中京大中京
大矢(10) 4回1/3 65球 被安打6 四球0 三振4 失点1
畔柳(1) 6回2/3 102球 被安打4 四球1 三振6 失点0

(出場選手)
愛知啓成
5弓口 4千葉 6近藤 2迫 3尾崎(13) 8久松 7島津(3) 9立岩(19)→9富永(9) 1本間→H宮原(7)→1東(18)
中京大中京
6細江 7杉浦 8桑垣 5原 9赤山→H櫛田(16)→9 2加藤 3日比(13) 1大矢(10)→1畔柳(1) 4満田

(試合経過)
2回裏、2死1,2塁から8番大矢がヒットを放ち、2塁ランナーがホームを狙うもタッチアウト。
5回表、1死2塁でピッチャー交代、畔柳。この代わりっぱな、1番弓口が変化球を上手く捉えてタイムリー。愛知啓成が先制。1−0
8回裏、1死1,3塁から2番杉浦のスクイズが成功。1−1の同点に追いつく。
延長戦に突入。
11回裏、先頭の3番桑垣がライトへサヨナラホームラン。好ゲームに終止符を打ちました。

中京大中京の先発大矢投手は初めて見ましたが、変則のスリークォーターからMAX140kmを投げるなど力があり、愛知啓成打線にヒットは許すも得点は許さない。ナイスピッチングで試合を作ります。
愛知啓成のエース、本間投手もMAXは135kmながら、バックの好守備もありながら、中京大中京打線をしっかりと抑えていく投手戦に。
先に動いたのは中京大中京。5回表に1死2塁となったところで畔柳投手を投入。しかしここで愛知啓成打線はしっかりと対策をしてきたのか、いきなり1番の弓口選手がタイムリー。続く2番の千葉選手もヒットを放ち、畔柳投手、中京大中京にプレッシャーをかけていきます。
畔柳投手もMAX149kmをマークし、常時140km以上。アベレージは145km前後と安定した投球を披露。ただ、愛知啓成はまっすぐにはしっかりと対応していて、簡単には打ち取られない。
また、守備はお互い素晴らしく、ロースコアのまま終盤へ。
8回裏は1死から9番の満田選手がヒット。ここで1番の細江選手にバントを指示するも2つファール。ここで盗塁に切り替えて成功。そして細江選手がヒットでつなぎ1死1,3塁。そして2番の杉浦選手がきれいなバントで3塁ランナーを迎え入れて同点にしました。
これでグッと中京大中京が有利かと思ったのですが、ここからも愛知啓成は粘ります。
10回にはエースから東投手に継投するという難しい選択も成功させて10回まで1−1。
11回表に畔柳投手が三者凡退に抑えてリズムを作ると11回裏に桑垣選手が一振りで決めた、という試合になりました。
愛知啓成は打線も良く対応したし、守備も良かった。序盤、大矢投手から1点、ないし、5回に1点取って尚も1死1,2塁でもう1点取れていれば・・・。投手陣は責められない。良く踏ん張りました。
中京大中京は上位打線が今一つ。下位は元気なのですが。桑垣選手が最後決めたので、今後変わってくるといいですね。
大矢投手が意外と、というと失礼ですが、ボールに力がありました。畔柳投手が思った以上に投げた形でしたので、大矢投手らが次戦以降のカギになりそうです。

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