7月1日にほっともっとフィールド神戸で行われた第2試合、カナフレックス−東海理化の観戦記です。
今年JABA静岡大会で初優勝して出場権を得た東海理化。変化を感じる戦いをしていたので、本大会でもどう戦うか注目して観戦しました。

カナフレックス
00200010|3 H9 E4
00010507|13 H15 E1
東海理化
(8回コールド)

カナフレックス
大西、黒岩、上村、迫−福田
東海理化
金田、池田、三小田−水野

投手成績
カナフレックス
大西(15) 5回0/3 60球 被安打7 四球1 三振5 失点4
黒岩(11) 1回 26球 被安打4 四球1 三振0 失点2
上村(17) 1回0/3 24球 被安打2 四球0 三振1 失点5(自責点1)
迫(21) 1/3 20球 被安打2 四球1 三振0 失点2

東海理化
金田(11) 2回2/3 42球 被安打4 四球1 三振1 失点2
池田(19) 4回1/3 60球 被安打5 四球0 三振2 失点1
三小田(13) 1回 14球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
カナフレックス
7山崎(2) 6米倉(4) 8森田(6) D北川(23) 3吉田(10) 9新宅(1) 5田中(7) 2福田(42) 4武田(8)→H江頭(3)
東海理化
D齋藤(1) 3米満(24)→8 4中野(10) 7井貝(2) 6大谷(3) 9木村(27) 8武藤(8)→3川上(23)→H西(7) 2水野(9) 5星田(6)

(試合経過)
3回表、先頭の7番田中がレフトへソロホームラン。更に2死1,2塁から3番森田のタイムリー。2死満塁でピッチャー交代、池田。ここを三振で抑えます。カナフレックスが2点先制。
4回裏、2死1塁から6番木村が1塁線を破るタイムリー3ベース。2−1
6回裏、無死1,3塁から5番大谷がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、黒岩。無死2,3塁から6番木村が2点タイムリー2ベース。逆転。7番武藤もタイムリー2ベース。2死1,2塁から2番米満のタイムリー。6−2
7回表、2死1,2塁から2番米倉がタイムリー。6−3
8回裏、無死2塁から9番星田のバントを3塁へ投げるも野選にエラーでランナー生還。無死2塁から1番齋藤の犠打エラーでランナー生還。無死2,3塁から3番中野がタイムリー。ここでピッチャー交代、迫。無死満塁から5番大谷が走者一掃の3点タイムリー2ベース。送って1死3塁から代打西がタイムリーを放ち、この回7点目。10点差となりコールド成立。
東海理化が13−3で快勝しました。

東海理化の快勝。
序盤から鋭い打球は飛ばすものの、なかなか点にはならない東海理化。
カナフレックスは立ち上がり金田投手に抑えられましたが、3回に田中選手がホームランを打ってから一気に捉えだして2点目も奪い尚も2死満塁。ここで東海理化が早めに手を打って池田投手を投入し、三振で斬って2点で留める。ここが最初のポイントとなりました。
4回に1点を返し、5回を折り返す。6回裏は先頭のエラーがきっかけになりましたが、そこからの連打はとにかく見事でした。
木村選手が2本の長打で3打点と目立ちますが、大谷選手が元々5番タイプではないと思うのですが、3安打で打線をつなぐ活躍。
結果先発全員安打で快勝となりました。
失礼ながらこんなに打てる東海理化というのも初めて。1番齋藤選手、4番井貝選手以外は色々組み換えもありそうなメンバーですが、調子を上手く見極めている感じもしますし、次の試合も楽しみです。
打つ手が早く、攻撃も積極的。ベンチワークの見事さも目立ちました。
カナフレックスは3回に2点を先制し、尚も、というところであと一押しがあれば大分違っていたと思います。
エラーから崩れたのは事実ですので、大舞台での平常心。チームとしての落ち着きを出せるようにしてほしいですね。この経験を糧にしてほしいです。

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