6月6日に岡崎球場で行われた第2代表決定戦、王子−東邦ガスの観戦記です。
王子は中野投手、東邦ガスは坂本投手の先発で始まりました。

王子
011001330|9 H14 E0
000100300|4 H4 E1
東邦ガス

王子
中野、中井、山梨−横山
東邦ガス
坂本、柳川、宮良、吐前、中川、水田、中村−氷見、山田

投手成績
王子
中野 5回 85球 被安打1 四球6 三振6 失点1
中井 1回1/3 29球 被安打3 四球1 三振0 失点3
山梨 2回2/3 21球 被安打0 四球0 三振1 失点0

東邦ガス
坂本 2回1/3 33球 被安打3 四球1 三振1 失点2
柳川 1回2/3 30球 被安打1 四球2 三振1 失点0
宮良 1回1/3 29球 被安打2 四球2 三振0 失点1
吐前 1回 22球 被安打3 四球0 三振0 失点3(自責点2)
中川 2/3 12球 被安打3 四球0 三振0 失点2
水田 1回 9球 被安打2 四球0 三振0 失点1
中村 1回 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
王子
8大杉→7 6前田 4伊礼 3吉岡 9亀山 7神鳥→R西村→8 D宝島 5横川 2横山
東邦ガス
4比嘉 7水本→9 9上内→2山田 3若林 D柴田 5虎谷 6高垣 8大島→H木村 2氷見→H小林→7

(試合経過)
2回表、1死2,3塁から8番横川が犠牲フライ。王子が先制。1−0
3回表、1死2塁でピッチャー交代、柳川。2死2塁から4番吉岡がタイムリー2ベース。2−0
4回裏、1死満塁から8番大島の犠牲フライ。2−1
6回表、1死1,3塁から9番横山がタイムリー。3−1。ここでピッチャー交代、吐前。
7回表、1死1,2塁から5番亀山、6番神鳥が連続タイムリー。ここでピッチャー交代、中川。更に7番宝島もタイムリー。この回3点。6−1
7回裏、無死1,2塁から代打小林がライトスタンドへ3ランホームラン。6−4。更に1死1塁でピッチャー交代、山梨。
8回表、無死1,2塁でピッチャー交代、水田。3番伊礼、4番吉岡が連続タイムリー。無死1,3塁から5番亀山のセーフティスクイズ成功。9−4
王子が勝って第2代表となりました。東邦ガスは第3代表決定戦に回りました。

王子打線が東邦ガス投手陣を打ち崩して快勝。
リリーフ起用の多かった中野投手が先発。四球6つとコントロールには苦しむも、東邦ガス打線がなかなか捉えられず三振も6つ。1安打に抑え5回まで試合を作ります。
6回、7回に打線が爆発。特に本格派の吐前投手の攻略は見事でした。こういう力のある球の投手は逆に強いな、と感じる打線。
一旦2点差まで迫られた8回にも連打で突き放して快勝しました。
課題だった投手陣も中井投手、山梨投手と1年目の新人投手の継投で4回をしのいで勝利。こういう経験を積んで殊勲選手賞に選ばれた近藤投手の負担を減らしていきたいですね。
東邦ガスは坂本投手から始まり、何とか王子打線をかわそうとしましたが、かわし切れなかった。そんな印象。打線が低調なのが気がかりですが、代打で出てきた小林選手がホームランを放ったのは好材料。第3代表決定戦では入替もありそうですね。
ここまで来たら調子のいい選手を上手く使って点を取って投手陣を楽にしたいところ。
辻本投手を中心の起用になりそうですけど、中1日ですし楽に投げられるようにしたいですね。

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