5月24日にパロマ瑞穂球場で行われた2部の優勝決定戦、愛産大−星城大の観戦記です。
1勝1敗の3回戦。勝った方が1部昇格となる一戦。第1戦と同じ先発で始まりました。

愛産大
030200010|6 H14 E2
010000002|3 H5 E1
星城大

愛産大
小野、山本、茶屋−砂川
星城大
澤田、山方、奥田春、近藤、小坂、奥田域、新美−山本將

投手成績
愛産大
小野 5回 59球 被安打1 四死球2 三振2 失点1(自責点0)
山本 3回 47球 被安打2 死球1 三振1 失点0
茶屋 1回 20球 被安打2 四死球2 三振0 失点2

星城大
澤田 1回2/3 33球 被安打4 四球0 三振2 失点3
山方 2回 30球 被安打3 四球2 三振0 失点2
奥田春 1回2/3 25球 被安打1 四球2 三振0 失点0
近藤 2/3 10球 被安打0 四死球2 三振0 失点0
小坂 1回 25球 被安打2 四球1 三振2 失点0
奥田域 1回 18球 被安打4 四球0 三振1 失点1
新美 1回 10球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
愛産大
D久保田→H鈴木塁→H横井 4菱田 5杉本 3渡邉 7佐近→8藤掛 2砂川 9畑佐 6吉野 8西山→7
星城大
7山本泰 6望月 9浅井 2山本將 3小野寺 D林→H藤原 8松見 5小林 4住→H野田→4栗田→H西川

(試合経過)
2回表、2死1,2塁から8番吉野が2点タイムリー2ベース。9番西山もタイムリーで続き、愛産大が3点先制。3−0
2回裏、2死3塁から7番松野の3ゴロをタイムリーエラー。3−1
4回裏、無死満塁から2つ内野ゴロで2死満塁となるも、2番菱田が2点タイムリーを放ち、5−1に。
8回表、1死満塁から5番佐近がタイムリー。6−1
9回裏、1死1,2塁から7番松見がタイムリー。更に2死1,2塁から代打西川がタイムリー。2点返すも1番山本泰が3ゴロに倒れ試合終了。
6−3で愛産大が勝ち、2017年春以来の1部復帰を果たしました。

前日苦しいところから逆転して勝った愛産大が、その勢いをそのままに2回表に先制。主導権を握ってそのままこの試合を制しました。
ただ、愛産大は残塁も多く、もらったチャンスもなかなか活かせない、もどかしい試合展開が続き、ヒット数が表すように(愛産大14本、星城大5本)地力は愛産大が上の状況でしたが、最後まで気が抜けない試合となりました。
2回、4回は2死からの得点。ここで踏ん張るかどうかで勝敗が分かれた感じでしたね。
星城大としては3回裏、1死1,2塁のチャンスで3番浅井選手がゲッツー。ここで勝機が遠くなっていった形に。
最終回は何とか粘って意地を見せたのですが、反撃が遅かった。
星城大としてはやはり前日に勝ち切りたかった。勝ち点制の難しさもあったように思います。
これが1部に最も近づいた日、で終わらせずに、秋以降にこの経験をつなげていってほしいですね。
愛産大は4年ぶりの1部復帰。ただ、現状は1部のチームとは差があるように感じます。
どう夏を過ごし、秋に向けて戦力を整備するか。いい状態で秋を迎えて、1部のチームを慌てさせる戦いを見せてほしいですね。

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