5月23日に豊田球場で行われた愛産大−星城大の2回戦の観戦記です。
星城大先勝で迎えた第2戦。星城大は初の1部昇格なるか、注目されました。

愛産大
000001030|4 H11 E1
100001100|3 H4 E0
星城大

愛産大
茶屋、山本、丹野−砂川
星城大
奥田域、新美、奥田春−山本將

投球成績
愛産大
茶屋 6回 92球 被安打4 四死球6 三振2 失点2
山本 1回1/3 20球 被安打0 四球1 三振1 失点1(自責点0)
丹野 1回2/3 28球 被安打0 四球2 三振2 失点0

星城大
奥田域 5回 62球 被安打3 四球0 三振0 失点0
新美 2回1/3 46球 被安打6 四球0 三振1 失点4
奥田春 1回2/3 29球 被安打2 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
愛産大
D横井 4菱田 5杉本 3渡邉 7佐近 2砂川 9畑佐 6吉野 8西山→H清水→8藤掛
星城大
7山本泰 6望月 9浅井 2山本將 3小野寺 4住 D林 5小林→R清水 8松見

(試合経過)
1回裏、2死3塁から4番山本將がタイムリー2ベース。星城大が先制。
6回表、1死1塁から3番杉本がタイムリー2ベース。1−1の同点に。
6回裏、2死1,3塁から7番山本がタイムリー。星城大が再び勝ち越し。2−1
7回裏、1死1,3塁から4番山本將が犠牲フライ。3−1
8回表、1死1塁から3番杉本が逆方向のライトへ値千金の同点2ランホームラン。続く4番渡邉がレフトへ勝ち越しホームラン。愛産大が逆転。4−3。ここでピッチャー交代、奥田春。
8回裏、1死でピッチャー交代、丹野。
9回裏、2死1,2塁まで行くも3番浅井の二遊間の当たりをセカンドが上手く捌きアウト。愛産大が勝って1勝1敗のタイになりました。

星城大が常に先手を奪う試合。7回裏には相手のエラーで出たランナーを4番山本將の犠牲フライで返して2点リードとした時点で正直勝負あったと思いました。
ただ、そこで愛産大の杉本選手が値千金の2ランホームランで同点。この場面、この流れを一気にひっくり返す一発は野球の怖さ、面白さを痛感する当たりでした。
そして4番渡邉選手もホームランで続き、愛産大がタイに持ち込みました。
流れが行ったり来たりして、なかなか落ち着かない試合。これがプレーオフなんでしょうね。
星城大は新美投手を投入したところで、流れが悪くなっていきました。前日勝っていただけに、連投の新美投手の早めの投入は決まればいいですが、崩れると一気に苦しくなる。完全に裏目となってしまいました。
3戦目は総力戦。苦しい中、追いついた愛産大が有利かと思いますが、何にしても先発投手の出来が左右する流れになりそう。
この試合のように厳しい試合になりそうです。

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