フードラック「フード・ラック!食運」を観てきました。

(あらすじ)
良人は、下町にのれんを出す人気焼肉店「根岸苑」を一人で切り盛りする母の安江(りょう)の手料理を食べるのが楽しみだった。だが、ある出来事をきっかけに店は閉店し、成長した良人(NAOTO)は家を出て、しがないライターとして暮らしていた。ある日、彼はグルメ情報サイトの立ち上げを任される。ところが、時を同じくして疎遠になっていた母が倒れたとの連絡を受ける。

寺門ジモン氏の監督・脚本。

そのせいで色物の作品とみられそうですが、良かった。すごく泣ける映画でした。

主人公の2人がおいしい焼き肉店を探しながら、良人の母親の味を追い求めていく。そしてそれにまつわる人々の話なのですが、おいしそうな料理、焼き肉、笑顔。そして母の偉大さ。あたたかさ。そういったものが良く描かれています。

今年見た映画では個人的には一番良かった。泣ける映画でした。

大きな悪人がいないのも良かったかな。最後は改心?していたし。

土屋太鳳さんは不思議な女優さん。そんなに演技が上手いと思えないのですけど、それがかえって普通っぽさが出るというか。それが彼女の味なのかな、と思います。

☆は今年一番という意味で5つにします。