10月17日に小松末広球場で行われた金沢学院大−福井工大の1回戦の観戦記です。

勝ち点を挙げた方が優勝となる対戦の1回戦。期待通りの好ゲームとなりました。

小松末広球場
両翼99.1m
センター122m

屋根あり。
電光掲示板
外野天然芝
スピードガンは無し
立派な球場でした。

金沢学院大
000010000|1 H7 E1
00000200X|2 H4 E1
福井工大

金沢学院大
松井、長谷川−川上
福井工大
南、祝原、立石−宮石

投手成績
金沢学院大
松井 5回1/3 91球 被安打4 四球3 三振6 失点2
長谷川 2回2/3 29球 被安打0 四球0 三振2 失点0

福井工大
南 4回2/3 55球 被安打4 四球2 三振2 失点1
祝原 1回2/3 21球 被安打2 四球0 三振1 失点0
立石 2回2/3 36球 被安打1 四球2 三振1 失点0

(出場選手)
金沢学院大
9犬飼 6竹内 5岡田 3大谷 D野坂 8山本優 7角尾 4島崎 2川上→H渕上
福井工大
8佐藤 4成澤 2宮石 D森本→H北村 3曲→H尾堂→3 7田中→H田渕→5 5渡口→9桑山 6横山 9掛橋→7

(試合経過)
5回表、2死1,2塁から2番竹内がタイムリー。ここでピッチャー交代、祝原。金沢学院大が先制。
5回裏、1死3塁となるも9番掛橋が浅い中飛。1番佐藤が遊ゴロに倒れ同点ならず。
6回裏、先頭の2番成澤が3ベース。1死後、4番森本がタイムリー3ベースを放ち同点に。ここでピッチャー交代、長谷川。代打尾堂のセンター横へのフライをセンターが好捕するもタッチアップし3塁ランナー生還。福井工大が逆転。2−1
7回表、1死2塁でピッチャー交代、立石。2死後、連続四球で2死満塁となるも3番岡田が初球を打って1ゴロ。チャンスを逃す。
9回表、先頭が出るも活かせず最後は3−6−3のゲッツーで試合終了。
福井工大が逃げ切りました。

金沢学院大がやや押し気味でしたが、2死からのランナーも多く、得点は5回の1点だけ。福井工大の継投に上手く交わされた形に。
先発の松井投手はややばらつきが目立ち、ボール先行の苦しいピッチング。それでも要所で三振を取るなどで踏ん張り、5回までは無失点に抑えます。
ただ、6回に長打2本を浴びて追いつかれ交代。リリーフの長谷川投手もいきなり犠牲フライを打たれましたが、そこからはノーヒットピッチングと、出来ることはやった形。
相手の攻守と運がちょっと無かった形での敗戦となりました。力の差は無いと思うので、あとは自分たちの攻撃の形をいかにやりきるかでしょうか。

福井工大はやはり試合巧者。そして選手層の厚さ。これを感じます。投手も絶対的な投手はいない感じですが、早め早めの継投や、代打もどんどん仕掛ける。チーム内でも競争しているのが強みだと思います。
1チャンスでしっかりと逆転するのも見事でした。王者の力を感じる試合でしたね。
観客も多く、拮抗した試合で面白かったです。見に行って良かった。

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