9月28日に岡崎球場で行われた永和商事ウイング−東邦ガスの観戦記です。
第4代表トーナメントの1回戦。負けると第6代表トーナメントの1回戦に回されるというかなりきつい試合。ベテラン投手同士の投げ合いとなりました。

永和商事ウイング
000001000|1 H8 E0
00000080X|8 H11 E0
東邦ガス

永和商事ウイング
高橋、安達−大川
東邦ガス
水田、宮良−氷見

投手成績
永和商事ウイング
高橋 7回 84球 被安打11 四球0 三振2 失点8
安達 1回 10球 被安打0 四球0 三振1 失点0

東邦ガス
水田 8回 96球 被安打7 四球0 三振4 失点1
宮良 1回 23球 被安打1 四球1 三振2 失点0

永和商事ウイング
8渡邉 2大川 7松本 9築地 5野口→H二神 D竹馬 3中尾 4坂本 6西田→H加藤

東邦ガス
8大島 7木村 9上内→9大木 3若林 D水本→H山中 5比嘉 6金田 2氷見 4飯田→H新村→R小野→4

(試合経過)
4回表、2番大川、3番松本の連打で無死1,2塁。送って1死2,3塁とするも、5番野口、6番竹馬が倒れ先制ならず。
6回表、1死から2番大川が弾丸ライナーでレフトに運ぶ先制ホームラン。1−0
7回表、先頭の竹馬が2ベース。7番中尾のバントがキャッチャー前に転がり3塁に転送しアウトに。結局チャンスを活かせず。
7回裏、先頭の木村がヒット。送って4番若林の打席。カウント1−1から見事に捉えて打った瞬間のホームランで逆転。見事な4番の一振りでした。ここから気落ちしたのか連打にバントヒットもあり1死満塁。8番氷見が2点タイムリー2ベース。代打新村のタイムリー2ベース。1番大島の犠牲フライ。2死2塁から2番木村のタイムリー2ベース。3番上内のタイムリー。打者11人で8点を上げ、東邦ガスが逆転。8−1
8回裏、ピッチャー交代、安達。
9回表、ピッチャー交代、宮良。
東邦ガスが快勝しました。

永和商事ウイングの高橋投手、東邦ガスの水田投手。両ベテランが素晴らしい投球を披露し、5回まで0−0でテンポの良い投手戦に。
6回表、永和商事ウイングの大川選手のホームランで先制。流れは永和商事ウイングに。7回表に無死2塁からのバントが分岐点。これが3塁でアウトに。ただ、正直微妙な判定でした。足が入っているようにも見えたのですが・・・。
そして、7回裏、先頭の木村選手がヒットで出塁。送って4番若林選手の打席。1塁が空いていたので、歩かせるのも選択肢の一つと思って見ていましたが、勝負し甘く入った球を見事に若林選手が捉えて逆転2ラン。一振りで仕留めた4番が見事でした。
ここでやはり気落ちした高橋投手が踏ん張り切れず、連打、バントヒットもあり、1死満塁から8番の氷見選手が2点タイムリー2ベースを打ったところで勝負あり。その後も連打が続いた東邦ガスが快勝という試合となりました。

7回裏を踏ん張り切れれば永和商事ウイングの流れのままだったと思いますし、7回表のバントの判定も、そもそもバントがもう少し上手ければ、3塁に投げられなかったわけで、こういうちょっとしたことが接戦では響く。ある意味分かりやすい試合でした。

何にしても4番若林選手が見事でしたし、水田投手−氷見捕手の明治大出身年の差(11歳差)バッテリーの活躍が素晴らしい試合でした。

永和商事ウイングは厳しい第6代表の1回戦に回りました。とにかく1戦必勝で少しでも長い戦いを目指してほしいです。

ピックアップ選手等はこちら