6月18日に岡崎球場で行われたクラブ選手権愛知予選の準決勝第2試合、鳥開ベースボールクラブ−ジェイグループの観戦記です。
ジェイグループはジェイプロジェクトのセカンドチームとしてクラブ登録されているチーム。鳥開BCとどういう試合をするか注目して観戦しました。

鳥開BC
100000010|2 H11 E1
000001000|1 H11 E1
ジェイグループ

鳥開
金子、伊藤、高野−谷岡
ジェイグループ
千代、松下、吉田拓、吉田滉、池邊−松田

投手成績
鳥開
金子 6回 95球 被安打8 四球3 三振1 失点1
伊藤稜 1回2/3 39球 被安打2 四死球3 三振0 失点0
高野 1回1/3 24球 被安打1 四球0 三振0 失点0
ジェイグループ
千代 5回 62球 被安打5 四球1 三振1 失点1
松下 1回2/3 21球 被安打2 四球0 三振0 失点0
吉田拓 1/3 3球 被安打0 四球0 三振0 失点0
吉田滉 2/3 10球 被安打3 四球0 三振0 失点1
池邊 1回1/3 16球 被安打1 死球1 三振1 失点0

金子投手は朝日大出身。右のオーバーハンド。MAX133km。
伊藤稜投手は至学館大出身。右のオーバーハンド。大学時代に見ていました
高野投手は右のオーバーハンド。鳥開のエースのようです。ほんとは決勝に温存したかったのでしょうが、登板させざるを得なくなりました。
千代投手は右のサイドに近いスリークォーター。日福大出身。大学時代は主戦格で投げていました。MAX137km。
松下投手は日本プロスポーツ専門学校出身。左のオーバーハンド。
池邊投手はジェイプロでも投げていた投手。右のアンダーハンド。

(出場選手)
鳥開
6廣間 8梅村 4金田忠 5山本 9小椋 D梅田 3酒井→3瀬古→H岩田→3→H岡村→3古川 2谷岡 7和泉
ジェイグループ
4前畑 8佐藤 7田村 2松田 3夏目 9松本稜 6具志堅 D鎌田→R影下 5岡本

(試合経過)
1回表、1死2、3塁から4番山本の犠牲フライ。鳥開が先制。
6回裏、2死1、2塁から1番前畑のタイムリー。1−1
7回表、2死2塁でピッチャー交代、吉田拓。
8回表、1死1、2塁から5番小椋のタイムリーで勝ち越し。2死1、2塁でピッチャー交代、池邊。2−1
8回裏、2死満塁でピッチャー交代、高野。
鳥開ベースボールクラブが逃げ切りました。

どちらも毎回ランナーを出して得点圏をにぎわすもお互いのピッチャーが踏ん張る展開。
しびれる展開でどちらもきつい試合になってしまいました。

鳥開としても、ほんとは高野投手を使いたくなかったでしょうが、この試合を勝つために使うしかなくなり、それが次の試合にも影響したと思うと・・・。同じ日に2試合戦う難しさですね。

5番小椋選手が3安打を放ち、決勝タイムリーも。素晴らしい活躍でした。

あと、6番の梅田選手。僕は全然気づいてなかったのですが、明徳義塾−明治大出身の33歳。気付く人は気付くんですよね。甲子園で5季連続出場を果たした名選手。地元が愛知だったんですよね。
愛知高校が甲子園に出た時の梅田主将の弟さんとのことで、なんとなく思い出しました。
こういう選手がいたりするのもクラブチームの面白さですね。

ジェイグループは、千代投手が初回に1点を失ったものの、ボールの勢いは良かったので、代えたのが早かった気がします。
8回に2死満塁で4番松田選手、相手がエースの高野投手が出てきてのガチンコ勝負で打てなかったところで勝負が決まった印象。
紙一重の勝負でした。

気になったのは夏目選手(至学館大)が野手で出場していたこと。ドラフト候補にもなっていた投手なのですが・・・。社会人で伸びなかったのかな。2ベースを放って見せ場は作りましたが。

あと、名経大市邨で投手として名前を上げていた影下選手が野手登録へ。この試合も代走か出場。打席が回ってきてヒットを放ちました。なんとか社会人として頑張っている姿はうれしい。環境は大変でしょうけど、上でやれるように頑張ってほしいですね。