6月16日に名城大Gで行われた新人戦、愛知大−名城大の観戦記です。
2部に落ちているとはいえ、愛大としては意地を見せたい試合でした。

愛知大
000000000|0 H5 E1
20000011X|4 H8 E2
名城大

愛大
石川、林、大矢−都筑
名城大
大滝、伊藤、川口、眞田、横尾−野口

投手成績
愛大
石川 6回1/3 86球 被安打6 四死球2 三振5 失点3 
林 2/3 8球 被安打0 四球0 三振1 失点0
大矢 1回 21球 被安打2 四球0 三振2 失点1
名城大
大滝 4回 52球 被安打3 四球1 三振2 失点0
伊藤 2回 22球 被安打0 四球0 三振0 失点0
川口 1回 10球 被安打1 四球0 三振1 失点0
眞田 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0
横尾 1回 25球 被安打1 四球1 三振1 失点0

石川投手は左のオーバーハンド。大垣日大出身の2年生。どんどんストライクを投げて打たせて取る。
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林投手はリーグ戦でも投げた投手。右のオーバーハンド。県岐阜商出身の2年生。DSC_0538

大矢投手は右のオーバーハンド。追い込んでからの落ちる球の威力はさすが。DSC_0597

大滝投手は左のオーバーハンド。岐阜各務野出身の2年生。球威があり、リーグ戦でも投げられそうなレベル。DSC_0356

伊藤投手は麗澤瑞浪出身の2年生。右のアンダーハンド。高校時代に見ています。アンダーですが球威で抑えるタイプ。DSC_0503

川口投手は左の変則スリークォーター。至学館高校で見て以来。独特の投げ方は変わらず。DSC_0516

眞田投手は右のオーバーハンド。東郷出身の1年生。高校で見て以来。順調に成長しているようでなにより。DSC_0574

横尾投手は右のオーバーハンド。リーグ戦でも主力で投げていたピッチャー。タフそうなタイプですが、無理はしてほしくないな。DSC_0618


(出場選手)
愛大
6田中来 5田中竣 7横井 3安田 D堀本 8山本 9丸山→H大竹→9→H尾崎→9浮岡 4大竹 2都築→H倉橋→2
名城大
4水谷→5 7小林 2野口 8牧野 D大川 5坂上→R藤原→4佐藤 3藤崎→H法田→3枦山 6藤田→H大高 9馬渕→H東

(試合経過)
1回裏、1死1塁から3番野口がタイムリー2ベース。1死1、3塁から5番大川のタイムリー。名城大が2点先制。
7回裏、1死1、3塁から2番小林のショートゴロ野選で1点。ここでピッチャー交代、林。
8回裏、1死2塁から代打法田のタイムリー2ベース。4−0
名城大が勝ちました。
愛大は1部でリーグ戦も出ていた選手が1番田中来選手、3番横井選手、4番安田選手といて、もう少し互角以上で戦えると思ったのですが、名城大投手陣を捉えられず。
5番の堀本選手が唯一2本のマルチ。大垣日大出身の1年生。

石川投手が2回以降はしっかりと抑えたことが収穫ですね。大矢投手も三振2つ取ったことはいい部分ですが、失点もしましたし・・・。圧倒する球威が欲しいところ。

唯一の勝機、2回に無死満塁のチャンスでなんとかしたかったところでした。

名城大は栄徳出身の1年生野口選手が3番先発マスク。いきなり先制のタイムリー2ベースを放ち、リードしても完封リレーを演出。高校時代を騒がせた力はさすがというところを見せました。
彼の存在が今後名城大を引き上げる原動力になりそう。

投手陣もこれまで高校時代に見たことがあるピッチャーが多かったというのはありますが、それぞれ力があるな、と感じる投手陣でした。
春は栗林投手(現トヨタ)が抜けた穴を埋められずに敗退した形でしたが、次の投手はしっかりといるな、という印象。競争してレベルUPを図ってほしいですね。