6月6日に岡崎球場で行われた第2試合、日本製鉄東海REX−王子の観戦記です。
第6代表決定戦。

日本製鉄東海REX
000000010|1 H8 E3
20011010X|5 H12 E0
王子

日本製鉄東海REX
山口、上野、片山、山本−竹村
王子
近藤−細川、嘉部

投手成績
日本製鉄東海REX
山口 4回1/3 88球 被安打7 四死球2 三振2 失点4(自責点3)
上野 2/3 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
片山 2回 37球 被安打3 死球1 三振3 失点1
山本 1回 19球 被安打1 四球0 三振0 失点0
王子
近藤 9回 125球 被安打8 死球1 三振5 失点1

東海REXは山口投手が先発。國學院大出身のルーキー。右のオーバーハンド。MAX144kmを記録。もう少し球威は上がりそうですし、いいボールを投げているので楽しみなピッチャー。DSC_0144_3

上野投手は変則のサウスポー。タイミングを取りにくいピッチャー。DSC_0154_3

片山投手は左のオーバーハンド。MAX139km。DSC_0172_3

山本投手は右のオーバーハンド。MAX145kmを記録。DSC_0184_3

近藤投手はさすが大エース。MAX141kmながら、ボールを動かして安定感抜群の投球。四球を出さないので大崩れしないですよね。貫禄でした。
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(出場選手)
日本製鉄東海REX
D瀬崎→H後藤田→R濱口 6櫛田→6倉内 9稲葉 7加藤辰 3金子 8加藤樹 2竹村 5柴崎→5福田 4西浦→H山中

(試合経過)
1回裏、1死2、3塁から4番神鳥が2点タイムリー。王子が2点先制。
4回裏、2死3塁から1番前田がタイムリー。3−0
5回裏、無死2塁から4番神鳥のタイムリー2ベース。1死3塁でピッチャー交代、上野。4−0
7回裏、1死1、3塁から7番鴨田がタイムリー。5−0
8回表、1死1、3塁から4番加藤辰がタイムリー。5−1
王子が勝って第6代表を勝ち取りました。

東海REXとしては初回に1死1,2塁、2回に1死2塁のチャンスを作ったものの、近藤投手の上手さに打ち取られて活かせず。
チャンスが来てもそれを活かせる感じがないんですよね。近藤投手が素晴らしいのは確かですが・・・。

当たってなかった4番の加藤辰選手に8回タイムリーが出たことは好材料。守備でミスが多く出た櫛田選手に代わって出場した倉内選手がヒットを放つなど、8回の攻撃は可能性を感じました。

最後の第7代表決定戦は総力戦。投手は松向投手と近藤投手が中心かな、と思いますが、打線でも思い切った起用などを期待したいですね。

この試合は典型的なミスが出たチームが負ける試合。守備力の差が出ました。次はなんとかしたいですね。

王子は4番の神鳥選手が先制2点タイムリー。5回にはタイムリー2ベース。4番が打つと試合が有利になるのは野球の鉄則ですよね。さすが4番の活躍でした。DSC_0186_3

そして1番前田選手の好守に渡る活躍。特に守備ではキラリと光るプレーを連発。打っても3安打1四球。1番としての仕事を果たしました。

近藤投手はさすがとしか言いようがない投球でした。素人には何がすごいか分かりにくいのですが、とにかく芯に当てさせない投球は見事ですよね。

この試合で犠打は5個、そのうち3度得点に結びつけました。堅実な野球が持ち味。確実に点を奪って近藤投手中心に逃げ切るスタイルを本大会でも見せてほしい。

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