5月25日に名商大Gで行われた2部の最下位決定戦、名経大−名商大の観戦記です。
愛工大が1部で復活優勝を遂げる一方で、低迷が続く名商大は名経大との最下位決定戦を戦うことに。かつては1部でしのぎを削っていましたが・・・。

名経大
000100000|1 H4 E2
00000011X|2 H5 E1
名商大

名経大
下條、富永、益留未−薗田
名商大
伊藤−丹治

投手成績
名経大
下條 6回1/3 85球 被安打3 四球1 三振3 失点1
富永 2/3 9球 被安打1 四球0 三振1 失点0
益留未 1回 19球 被安打1 死球0 三振2 失点1
名商大
伊藤 9回 97球 被安打4 四球0 三振3 失点1

下條投手は左のオーバーハンド。やや立ったフォーム。多治見工出身の2年生。テンポ速く打たせて取る。DSC_0030_2

益留未来投手は右のオーバーハンド。1年生。球威はかなりありそうなピッチャー。
伊藤投手は左のスリークォーター。まっすぐはなかなか。切れが良くテンポも速い。DSC_0017_2


(出場選手)
名経大
D後 4益留凡→H大西→R田中→4 6木原真 3木原修 9神谷 8吉野 7蛯原 5松本 2薗田
名商大
7金川 5知念 6後藤 2丹治 D茶野 4森 8鈴木 9廣岡→H辻→3 3濱田→H西部→9柿下

(試合経過)
4回表、1死2、3塁から5番神谷の1ゴロの間に1点。名経大が先制。
7回裏、1死2塁でピッチャー交代、富永。7番鈴木がタイムリー2ベース。1−1
8回裏、2死から3番後藤がライトへ勝ち越しソロホームラン。2−1
名商大が勝ちました。



名経大は1チャンスで1点を奪い、逃げ切る体制だったのですが、7回の継投が結果的に裏目になりました。
こればっかりは難しいところですよね。下條投手が続投しても捕まった可能性はありますし。
8回を1年生の益留投手に託したのも、ある程度は決めていたんでしょうし・・・。ホームランは土壇場で打った後藤選手を褒めるべきかな、と思いますね。

名商大は先手を取られて苦しい試合でした。それでも伊藤投手が最少失点で踏ん張り、テンポのいいピッチングで味方にリズムを呼んだことが大きいですね。
7回の同点打を打ったのが主将の鈴木選手、そして決勝ホームランも4年生の後藤選手。こういう大事な試合では4年生の頑張りが重要ですね。

名商大も長い2部生活になっています。なんとか脱却できるように頑張ってほしいですが・・・。

試合としては久しぶりにお互いのピッチャーのテンポの良さもあって速い試合でした。好ゲームでしたが、余計にいい試合に感じますね。^^