5月12日に長良川球場で行われた第1試合、岐阜協立大−中京学院大の観戦記です。
中京学院大は勝ち点4で迎えた最終週、勝てば優勝という試合になりました。

岐阜協立大
000000000|0 H4 E2
00030000X|3 H9 E0
中京学院大

岐阜協立大
小澤、村井、高田、濱田−比嘉、山田偉
中京学院大
古田−馬場

投手成績
岐阜協立大
小澤 5回 82球 被安打8 四球0 三振1 失点3(自責点2)
村井 1回1/3 23球 被安打0 四球1 三振1 失点0
高田 2/3 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0
濱田 1回 14球 被安打1 四球0 三振0 失点0
中京学院大
古田 9回 95球 被安打4 四球2 三振3 失点0

小澤投手は豊川出身の3年生。1年ぶりに見ました。スピードガンが辛く感じましたがMAX134kmとあまり出ず、捉えられた打球も多かった。昨年のことを思うとどうしたんだろうって出来でした。

中京学院大の古田投手は右のオーバーハンド。中京学院大中京出身の2年生。小柄ですが、テンポよく投げて打たせて取るピッチングで省エネ投球。MAX134kmでした。

岐阜協立大
7横尾 4橋本 6山下翔 9山下海 3舩越 D日賀 5宇須→H阪口→5西村 8小山→H森下→8岡野 2比嘉→H立川→2山田偉
中京学院大
8藤田 5中村 6吉居 9叺田→9樋口 4西浦 3富川 D石川 7堀田 2馬場

(試合経過)
4回裏、1死1、3塁から7番石川のセンター抜けそうな当たりをセカンドが追いつくもトスをショートが取れず記録タイムリーエラー。2死2、3塁から9番馬場の2点タイムリー。中京学院大が3点先制。
7回裏、1死でピッチャー交代、高田。
中京学院大が勝って優勝を決めました。

岐阜協立大は名前が変わって最初のシーズン。いいところを見せたいところでしたが、結局勝ち点1と岐阜大からしか勝ち点があげられないシーズンとなってしまいました。
結果を受けているから余計にそう思えるのですが、とにかく淡泊というか打線に元気がない。早いカウントからどんどん打っていくスタイルなので、負けていると余計にそう思えるとは思うのですが、100球未満で完封を許すのは寂しいですよね・・・。

スタメンの4人1年生が入り、秋以降を見据えての戦いだったとは思いますが、ちょっと時間がかかるかも。
小澤投手ももうちょっと伸びてることを期待したんだけどなぁ・・・。

中京学院大は結局完全優勝となりました。打線はまんべんなく振れていましたし、古田投手、エースの長島投手と2本の柱が力を発揮しました。
キャッチャーの馬場選手が強肩でこの日も盗塁阻止が初回にありましたし、打っても2安打。2年生ですし、今後も扇の要で活躍が期待出来そうです。
東海地区の代表決定戦も面白い試合になりそう。代表になれるか注目です。

しかし、2回表の6番バッターのところで1塁塁審のひどい誤審がありました。完全に弾いて落球しているのに、一旦捕球したと言い張って・・・。結局本人が確認すると言わないと他の審判も口は出せないわけですが、絶対に見えてたはずですし、謙虚に確認をしてほしかったですね。
1回そういう判定があると全部怪しく思えますし、実際怪しい判定がありました。色々残念なシーンでしたね・・・。