4月20日に岡崎球場で行われた2回戦第1試合、犬山−西尾東の観戦記です。
犬山は現チーム初見。西尾東にどこまで食らいつけるかに注目して観戦しました。

犬山
100001|2 H5 E4
007032|12 H8 E0
西尾東
(6回コールド)
犬山
高田、杉田−飯沼
西尾東
橋本、山田−加藤

投手成績
犬山
高田(1) 5回 119球 被安打6 四死球10 三振2 失点10(自責点8)
杉田(9) 1/3 23球 被安打2 四球1 三振0 失点2(自責点1)
西尾東 
橋本(10) 4回 40球 被安打3 四球0 三振2 失点1
山田(1) 2回 38球 被安打2 四死球2 三振3 失点1

高田投手は右のオーバーハンド。MAX126km。上から叩く感じのフォーム。きわどいところを見極められ、四死球が増えました。
橋本投手は右のオーバーハンド。バランスのいいフォームで、MAX133km。上背もまずまずあって、山田投手とともに夏を乗り切る重要な戦力になりそう。
山田投手は右のオーバーハンド。MAX138km。あまり力を入れずに投げようとして、コントロールがばらついた印象。

犬山
4真鍋(6) 9原(10) 2飯沼 3大口 5栗山 6駒田(4) 7塚原 1高田→1杉田(9) 8宮島
西尾東
6小柴 4鈴木→4宮瀬 5神谷(7)→7 2加藤 8大谷→8平岡 3永友→1山田→H牧(12)→R椎名 9越山→R内藤(19)→9 7水谷→5伊吹 1橋本→3石川寛(13)

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番飯沼がタイムリー。犬山が先制。
3回裏、1死2、3塁から4番加藤が2点タイムリー。更に1死2塁から5番大谷がタイムリー。1死満塁から8番水谷が押し出し死球。9番橋本の2点タイムリー。2死1、2塁からワイルドピッチで2塁ランナーホームイン。この回7点。7−1
5回裏、1死満塁から2番宮瀬のタイムリーとライトのファンブルの間に1点。2死1、3塁から4番加藤がタイムリー。10−1
6回表、2死1,2塁から4番大口のタイムリー。10−2
6回裏、1死2塁から8番伊吹がタイムリー。最後はタイムリーエラーでコールド成立。西尾東が勝ちました。
犬山は初めて見ましたが、積極的なバッティングと上位打線の鋭い振りは、ここまで勝ち上がってきた力を示すものでした。
特に初回の先制攻撃は見事でした。しっかりと振り切るバッティングも好感が持てましたね。橋本投手、山田投手にも負けてないスイングでした。

高田投手は四死球が増えましたが・・・。コントロールを乱したというよりは西尾東がとにかくボールを振ってくれなかった、という印象を受けました。きわどいところを投げようとしていたのですが、それを見極められ・・・。ボールボールと入るケースが多かったので、そこを修正していきたいですね。

西尾東は山田投手に注目が集まりますが、夏を勝ち抜くには2番手投手が大事。その中で、橋本投手がしっかりと結果を出したことはこの試合の収穫ですね。
スピードもまずまずありますし、ストライク先行でピッチングができる。内容は山田投手より良かったです。次の試合が重要になりますが、経験を積んで夏を迎えたいところでしょうね。

山田投手は調整登板だったと思います。こちらも次の試合が注目ですね。

打線はヒット数は8本。四死球が10個で大量点に結び付けました。フルカウントからの四死球が4つあり、しっかりと見極める姿勢が素晴らしかったですね。
選手の入れ替わりも多く、競争が激しいんでしょう。それもチームとしての底上げにつながっていそうです。

しっかりと強い打球を打ちに行く打線も印象に残りました。ゴロは少なめ。

秋から成長を感じられました。シードを取れるか注目ですね。