4月1日に阿久比球場で行われた第2試合、大府−半田の観戦記です。
知多地区の決勝戦。勝った方が第1シードになる試合です。大府の垣並投手にも注目して観戦しました。

大府
101110310|8 H7 E4
200101000|4 H11 E0
半田

大府
小迫、近藤、垣並−徳永、津田
半田
相武、山下−藤井

投手成績
大府
小迫(11) 1/3 27球 被安打1 四球4 三振0 失点2
近藤(10) 4回2/3 65球 被安打4 四球2 三振6 失点1
垣波(1) 4回 64球 被安打2 四球2 三振3 失点1
半田
相武(3) 4回 56球 被安打4 死球3 三振1 失点3
山下(1) 5回 71球 被安打7 四球0 三振3 失点5

小迫投手は右のアンダーハンド。かなり下から投げるフォーム。まっすぐは遅い。コントロールに苦しみました。
近藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。フォロースルーが大きく、空振りを結構取っていました。
垣波投手は右のスリークォーター。まっすぐはまぁまぁ速い。スライダーも含めてひじの横振りが目立ちました。
相武投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。
山下投手は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。上背があり角度のあるタイプ。


(出場選手)
大府
8舟橋 6鬼頭 5伊藤 3海老原(7)→9大野(16) 9池田(18)→H朝賀(13)→3 7高柳(9)→7佐野(15) 2徳永→R水田(19)→1垣並 1小迫(11)→1近藤(10)→H津田(3)→2 4平山
半田
4榊原 2藤井 5高本 9新美 3山下(1)→1 7長谷川→H楠本(17)→7 8加藤→森田(20)→8中村 1相武(3)→3 6石原(16)→H村瀬(13)

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番伊藤が犠牲フライ。大府が先制。
1回裏、1死満塁から5番山下、6番長谷川が連続押し出し四球。ここでピッチャー交替、近藤。ここで6−4−3のゲッツーに斬って2点で食いとめます。2−1
3回表、無死2、3塁から2番鬼頭の2ゴロの間に1点。2−2
4回表、2死3塁から8番近藤のタイムリー内野安打。大府が勝ち越し。3−2
4回裏、2死2塁から1番榊原がタイムリー2ベース。同点。
5回表、2死1、3塁から代打朝賀のタイムリーで大府が勝ち越し。4−3
6回裏、2死2塁から1番榊原がタイムリー2ベース。4−4
7回表、1死2,3塁から5番朝賀のセンター後方のフライを落とし、2者生還。1死3塁からスクイズ成功。7−4
8回表、1死1塁から1番舟橋がタイムリー2ベース。8−4
大府が勝って地区優勝を決めました。
大府は先発の小迫投手が乱調。2点を押し出しで失ったところでピッチャー交替しましたが、ここで近藤投手がゲッツーで抑えたことが大きかったですね。
垣波投手はちょっと評判を聞いていたので見たかった投手なのですが、この日はそこまでの球威を感じず。テンションで変わるタイプに感じるので、気持ちが入っている時にもう一回見たいです。

9番の平山選手がドラッグバントで3.63秒の駆け抜けという破格のタイムを記録。次の打席でも警戒されながらバントヒットを決めるなど、足はかなりのもの。
1番の舟橋選手は4安打の固め打ち。足も速いですしいいトップバッターですね。

半田も1番の榊原選手が3打数3安打2四球で全打席出塁。広角に打てるトップバッターです。
1回、2回のチャンスで1,2点取れていたら分からない試合になっていたと思います。

投手陣はそれほど球威があるタイプではないので、しっかり守っていきたいところですが、この日は4エラー。そうなると苦しくなりますね。
県大会では野手がしっかりと守ってリズムを作りたいところですね。