3月28日に碧南臨海球場で行われた碧南工−岡崎東の観戦記です。
どちらも現チームは初見。前日豊田西を破った岡崎東がどんなチームかより注目して観戦しました。

碧南工
000003053|11 H7 E0
002000000|2 H8 E2
岡崎東

碧南工
塚田、平林、菅原−石井
岡崎東
橋本、後藤、峯村−本田

投手成績
碧南工
塚田(11) 2回2/3 52球 被安打5 四球1 三振3 失点2
平林(10) 3回1/3 45球 被安打1 四死球2 三振1 失点0
菅原(18) 3回 33球 被安打2 四球0 三振3 失点0
岡崎東
橋本(1) 6回1/3 101球 被安打3 四球6 三振0 失点3
後藤(10) 2回 60球 被安打3 四死球7 三振2 失点8
峯村(9) 2/3 15球 被安打1 四球0 三振1 失点0

塚田投手は右のサイドに近いアンダーハンド。まっすぐはそんなに速くない。右足をクロスして投げます。変化球はひじが上から出てきます。
平林投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。
菅原投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。
橋本投手は左のオーバーハンド。まっすぐはあんまり速くない。カーブなど緩い変化球を器用に操る。緩急が生命線。
後藤投手は右のオーバーハンド。まっすぐはぼちぼち。コントロールがばらつきました。
峯村投手は右のオーバーハンド。まっすぐはあんまり速くない。緩いボールを使って打ち取る。

(出場選手)
碧南工
4石川 5倉田 9亀島 3杉浦 2石井 6関→6木村 1塚田(11)→1平林(10)→1菅原(18) 7橋本→H山本(14)→7榊原 8小笠原
岡崎東
7平野 9峯村→1 3永田→H山本 5鈴木→6 2本田 1橋本→1後藤(10)→8北野 8森山(12)→H長谷川(15)→8難波→9 4澤田→H久保(11)→5小野 6内田→4→H新開(17)

(試合経過)
3回裏、1死2,3塁から3番永田の犠牲フライ。4番鈴木のタイムリー。続く5番本田、6番橋本もヒットで続き2死満塁となったところでピッチャー交替、平林。このピンチを平林が1飛に抑え2点で食いとめます。2−0
6回表、1死満塁から5番石井に押し出し四球。6番関のゲッツー崩れにエラーが絡み2点。碧南工が逆転。3−2
7回表、1死1、2塁でピッチャー交替、後藤。
8回表、2死1,2塁からタイムリーエラー。2死満塁から押し出し四球。2番倉田が2点タイムリー。3番亀島がタイムリー。8−2
9回表、1死満塁で押し出し四球。ここでピッチャー交替、峯村。1番石川のポテンヒットタイムリーと2番倉田の犠牲フライ。11−2
碧南工が勝ちました。
碧南工は相手橋本投手の緩急に苦戦。5回までゴロアウト山を築きました。
後半相手の乱調につけ込んで逆転しました。5番キャッチャーの石井選手が攻守の要ですね。送球も安定していましたし、打っても2安打。後半は上位打線が機能しました。
強い打球が少なかったと思います。相手の投手との相性もあるとは思いますが、しっかりとした打球を打つ練習をしてほしいですね。

岡崎東はスタメンの9人中8人が新2年生と若いチーム。4番鈴木選手、5番本田選手が3安打ずつといい打撃を見せました。
新2年生が多くいるんですよね。そこがまとまっていけばいいチームになっていきそうです。
橋本投手は5回までの内容はほぼ完ぺき。緩急を意識しているのは良く分かりますが、意外とまっすぐも悪くない切れをもっているので、その精度(内外のコントロール)を磨けば、強豪校にも通用すると思います。
中軸は悪くないので、1,2番が出塁出来れば得点力は上がりそう。経験を積んで夏に期待ですね。